デートにも、おひとりさまにもぴったり。 本とコーヒーでゆったり時間。【池袋・下北沢・表参道etc…】東京の極上ブックカフェ5選 FOOD 2018.06.10

本屋にカフェが併設された施設が続々と登場している今日この頃。東京にはひとりでも、デートにもぴったりなブックカフェがたくさんあるんです。池袋、下北沢、表参道をはじめ、極上空間広がるとっておきのブックカフェを5軒ご紹介します。

1.三千冊の本に囲まれ、読書にもひと息つくにも。〈本と珈琲 梟書茶房〉/池袋

池袋 本と珈琲 梟書茶房

神楽坂にある〈かもめブックス〉代表の柳下恭平さんがセレクトした本を書棚から選び、コーヒーを飲みながら過ごせるスペース。100席以上の広い店内は4エリアに分かれている。ひとりで静かに読書にふけるなら、本棚に囲まれた“図書エリア”や、学校の図書室を彷彿させる“アカデミックエリア”へ。

池袋 本と珈琲 梟書茶房

〈ドトールコーヒー〉のコーヒーマイスター・菅野眞博さんによる「梟ブレンド」500円をサイフォンでじっくりと抽出した一杯を合わせるのがいい。柳下さん選書の本と、本のテーマに合わせたブレンドがセットの「梟叢書」1,500円。「BOOKシフォン プレーン&ストロベリー」700円。本のタイトルは隠し、紹介文を頼りに選ぶ「シークレットブック」の販売も。

(Hanako1139号掲載/photo : Kayoko Aoki text : Yumiko Ikeda)

2.コーヒーを塗り重ね作った味のある本棚にも注目。〈HADEN BOOKS:by Green Land〉/表参道

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出版社やブックカフェでの勤務を経験した林下英治さんがオープン。カウンターを隔てたブックスペースの壁一面の本棚は、工事現場で使われていた足場板を雨ざらしにし、コーヒーを塗り重ねることからスタート。正方形や長方形のボックスを作り、ランダムに重ねた。林下さんセレクトの古書や新書が心地よさそうに並んでいる。

ドライフルーツ入りの「ジャズ羊羹ショコラ」(2018年3月末まで)、サクラ フレーバー コーヒー各700円
ドライフルーツ入りの「ジャズ羊羹ショコラ」(2018年3月末まで)、サクラ フレーバー コーヒー各700円

(Hanako1152号掲載:photo : Shin-ichi Yokoyama text : Mikiko Okai)

3.心地よい静けさのなか、どっぷりと読書ができる〈fuzkue〉/初台

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店があるのは、築50年以上の古い建物の2階。壁を背に窓を向いて席がある。「ゆっくりする気持ちで来てもらえば、満足度は高いと思いますよ」。来店する人はほぼすべてひとり。平均滞在(読書)時間は2時間半と聞けば、過ごしやすい空間であることが想像できるだろう。

モスコミュール850円(税込)
モスコミュール850円(税込)

席間がゆったりとられたカウンター席は隣のお客さんが気にならない。ゆるゆると落ち着ける静けさがあり、客同士の目線が重ならないレイアウトだったり、コーヒーだけでなく、おなかがすけば食事もできるしアルコールも豊富。

野菜中心の定食1,000円(税込)
野菜中心の定食1,000円(税込)

日替わりの煮物、和え物などがセットに。サンドイッチや、お酒に合うおつまみも多彩。

(Hanako1139号掲載/photo : Kayoko Aoki text : Yumiko Ikeda)

4.好きな本や詩を読みながら特別なブレンドが味わえる〈本屋B&B〉/下北沢

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幅広いジャンルの本を1点ずつセレクトする名物書店。店内には椅子やテーブルもあり、中目黒と代官山にある〈CAFÉ FAC¸ON〉が焙煎するスペシャルティコーヒーが飲める。

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また季節限定ブレンド500円には、詩人やアーティストが実際に味わい、そのイメージから描き下ろした一篇の作品が添えられる(配布枚数に限りあり)。

(Hanako1151号掲載/photo : Megumi Uchiyama text : Aya Shigenobu)

5.街の図書館がコンセプトの〈anthrop.Espresso & Biblio〉/下北沢

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店名は人類学を意味するanthropologyから。下北沢にアートを楽しめる場所を作りたいという思いで古本店を併設。

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世界に3%だけの最高級の豆を使い、バリスタが淹れるコーヒーには女性ファン多数。ショコラ390円など。

(Hanako1151号掲載/photo : Megumi Uchiyama text : Aya Shigenobu)

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