料理の味も、空間もあったかい。 趣ある、木の温もりにほっこり。古民家リノベーションしたカフェ&レストラン3軒 FOOD 2018.06.02

古民家をリノベーションしたカフェ、レストランがなんと都内に!ドアを開ければ温かな木のぬくもりがあなたを包み込んでくれます。そんな趣あるほっこり空間で美味しいコーヒーやお酒、お料理がいただけるお店を3軒ご紹介します。

1.ゆっくりと寛ぐ、深夜のコーヒータイム。〈珈琲杖〉/三鷹台

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駅をまっすぐ久我山駅方面へ南下すると閑静な住宅街が続き、ぽつんと古民家風情の店〈珈琲杖〉が現れる。丁寧に淹れるコーヒーと焼き菓子、机や照明などの古道具、レコードプレイヤーから流れる音楽まで、店主・薗田千晴さんのお気に入りを詰め込んだ喫茶店だ。薗田さんが大学の建築学科で学んでいる頃、興味が湧いたのは古い建物だった。建物に見合う古道具にも惹かれ、気づけば収集するように。とある芝居小屋での管理人を経て、この店をオープン。ゆったりとした時間を過ごせるようにと、駅から離れた静かな場所を選んだ。
 

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自家焙煎の豆をネルで落とし、コーヒーに合うシンプルな菓子を毎日手作り。古道具が和室によくなじみ、暗くなるとランプの灯りが心地よい。思わず長居してしまいそうな、ほっとする場所だ。

(Hanako1129号掲載/photo:MEGUMI(DOBLE ONE) text:Kahoko Nishimura)

2.【閉店情報あり】〈mEat Esola 中目黒〉スパークリングワインですっきり肉を楽しむ!/中目黒

mEat Esola 中目黒

焼肉といえばビールが定番だけど、こちらの推しはスパークリングワイン。

1杯380円から(ボトルは1,480円~)とリーズナブル。
1杯380円から(ボトルは1,480円~)とリーズナブル。
「トリュフ香るウニ巻きとろ肉3秒炙り」(1,500円)、「黒毛和牛赤身肉ロースとユッケ」(1,200円)
「トリュフ香るウニ巻きとろ肉3秒炙り」(1,500円)、「黒毛和牛赤身肉ロースとユッケ」(1,200円)

肉メニューで主に使用されているのが、山形の尾花沢牛。

mEat Esola 中目黒

高級黒毛和牛として知られる尾花沢牛。サシがきめ細かく柔らかさ抜群。

冬の寒さから身を守るためにつけた脂がおいしさの鍵となり、とろけるような食感を味わえる。そしてこの肉が、スパークリングワインと相性抜群なのだ。焼肉屋の鉄板メニューに交ざって、パスタやカプレーゼなどイタリアンな料理が並ぶのもおもしろい。

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(Hanako1143号掲載/photo : Mariko Tosa text : Yasuko Mamiya)

3.それは希少なヴァンナチュール。出会ったその夜を運命と呼んで〈葡呑〉。/広尾

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趣ある一軒家でヴァンナチュールが楽しめる。オーダーは好みや気分などを伝えお任せするのがいい。「いい素材の合わせ方を考え、不必要なことはしない」とオーナーシェフの中湊さんが言い切れるのは、毎日通う葉山の佐島漁港の海の幸を知り尽くしているから。飛び切り新鮮な旬の野菜と魚料理に、主人が長年築いた信頼があるからこそ入荷できる自然派ワイン(数百本のストックあり!)

旬の間引き大根や「鮫の心臓」1,000円など、知られざる食材を料理に昇華させることでも定評。
旬の間引き大根や「鮫の心臓」1,000円など、知られざる食材を料理に昇華させることでも定評。
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古の江戸の呑み屋を彷彿させる回廊のある吹き抜け空間も粋。

(Hanako1123号掲載:photo:Satoshi Nagare text&edit:Chiyo Sagae)

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