風情溢れる町家のお座敷で味わう。 京都ならではの和食を高コスパで楽しむなら「朝食」がおすすめ!京名物尽くしの〈馳走 いなせや〉の朝食とは? FOOD 2018.05.17

美食の都・京都で味わいたいものといったら和食。いま京都では、名店の憧れの味が高コスパで楽しめる「朝食」がブーム。今回は、町家のお座敷で味える京名物尽くしの「一汁十菜」をご紹介します。

重厚な町家の座敷で味わう、京名物を集めた夢の朝ごはん。〈馳走 いなせや〉/柳馬場三条

「一汁十菜 」2,500円
「一汁十菜 」2,500円

「京都で食べてほしいものを詰め込みました」と料理長が胸を張る豪華な内容。契約農家が作るおいしいお米や野菜、天然物の魚、地鶏の初卵といったえり抜きの素材を惜しみなく使う。前日12:00までに要予約。

まず最初に供されるのは、お腹をゆっくりと目覚めさせてくれるやさしい味わいの品々。

「一の膳」右上より時計まわりに、京野菜炊いたん、出汁巻き、京水菜胡麻和え、胡麻豆富、寄せ豆富、翡翠茄子
「一の膳」右上より時計まわりに、京野菜炊いたん、出汁巻き、京水菜胡麻和え、胡麻豆富、寄せ豆富、翡翠茄子

希望すればこのときにもご飯を出してくれる。

「二の膳」右上より時計まわりに、お椀 京の白味噌仕立て、鯛の刺身、旬魚西京焼き、ご飯、香の物
「二の膳」右上より時計まわりに、お椀 京の白味噌仕立て、鯛の刺身、旬魚西京焼き、ご飯、香の物

ご飯に合わせてしっかりとした味付けの料理が登場。ご飯は遠慮なくおかわりして。白味噌は京都のお雑煮にも使われる京名物の一つ。

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〆は茶漬のために取っておいた鯛をご飯にのせ、〈一保堂〉の煎茶をかけて召し上がれ。ほかに、湯葉ご飯も選べる。

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有明海産の天草を使用した自家製のところてん。型に入った塊を自分でついて味わえるのが楽しい。特製黒蜜付き。

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〈馳走 いなせや〉
■京都府京都市中京区三条柳馬場上ル油屋町93 
■075-255-7250
■朝食8:00~、9:00~、10:00~の3回(火~土のみ。各10食)。11:30~14:00LO、17:00~22:30LO 月休(祝の場合は翌休)、朝食は祝休 
■70席/禁煙 

(Hanako1154号掲載/photo : Sadaho Naito text : Awa☆Moriko)

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