ラテンの開放的な雰囲気も魅力! ワイン×絶品つまみがたまらない!飲みは実力派シェフが手掛ける本格スペインバルで決まり FOOD 2018.03.27

カジュアルデートからグループでの飲みなど様々なシーンで重宝したい、ラテンの開放的な雰囲気も魅力のスペインバル。今回は現地の星付きレストラン出身など、実力派シェフが手掛ける本格スペインバルをご紹介。

1.〈BAR & DELI ROSSELLO〉/学芸大学

スペインの星付きレストランで修業した現地人シェフが作るメニューは、バスクやカタルーニャ伝統の味を盛り込んだ現地スタイル。例えば「チャングロ」や「タラのピッキージョ包み」など、現地の食材を空輸し本場の味を再現する。

タパス1品380円~。
タパス1品380円~。
カニと野菜のソテーにアーリオリソースを掛けたバスク料理「チャングロ」880円。
カニと野菜のソテーにアーリオリソースを掛けたバスク料理「チャングロ」880円。

大人気のパエリアは常時5種がメニューに並ぶが、海鮮と鶏肉が融合した「マル・イ・モンタニャ」はカタルーニャの名物。

シーフードと鶏肉を合わせたパエリア「マル・イ・モンタニャ」1人前1,680円(2名~)。
シーフードと鶏肉を合わせたパエリア「マル・イ・モンタニャ」1人前1,680円(2名~)。

2.〈PEP〉/吉祥寺

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表札のないドアをそっと開けると、そこは別世界。オープンキッチンが壮観なスペインバル〈PEP〉は、昼のイメージが強い吉祥寺であえてランチはやらず、夕方早めから深夜までの営業を貫く夜型バル。カジュアルな雰囲気と、それとは対照的なクオリティの高い料理が大人たちに支持され、昨年11 月のオープン以来じわじわとリピーターが増加している。

開店直後に訪れてカウンターで一人呑みも気持ちいいけれど、店がお薦めするのが「シェフズテーブル」。とくに週末は16時からハッピーアワーを設けているので、厨房の仕事をかぶりつきで堪能しつつ、明るいうちからワインを開ける…なんてワガママも叶えてくれる。

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バスク地方で研鑽を積んだ泉山光太郎シェフは、タパスだけでも伝統的な手法の「トラディショナル」と創作を加えた「モダン」の2スタイルで楽しませる。良心的な価格設定はシェフの出身地である青森から野菜や魚介を直送することで実現。ワインはスペイン産と日本産に特化し、ボトル2000円台〜というのもうれしい。一人でも仲間とでも、あらゆる形で大人のカッコイイ夕方呑みができる、最新の一軒だ。

(Hanako1121,1143号掲載/photo : Kanako Nakamura,Kenya Abe text : Kimiko Yamada,Kota Shizuka edit:Kei Sasaki)

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