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【PR】2022.10.14

来日中のルドヴィック・ドゥ・プレシ代表に特別インタビュー! シャンパーニュブランド「テルモン」の自然と共生するサステナブルなワイン造りとは?

100年以上の歴史を持つシャンパーニュメゾン「テルモン」は、いま最も注目されるブランドの一つ。そのおいしさはもちろんのこと、サステナブルな取り組みがキーとなっている。シャンパン業界では革新的だという活動について、フランスから来日した代表のルドヴィック・ドゥ・プレシさんに話を聞いた。

「テルモン」が大切にする、持続可能なワイン造りとは?

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なぜ「テルモン」はサステナブルと言われるのか? 「『テルモン』のスローガンは『母なる自然の名のもとに』。そこには、5つの柱があります」とルドヴィックさん。

1つ目は土壌。「どのメゾンもそうだと思いますが、木を植えることで土地と生物多様性の保護に取り組んでいます。ほかと違うのは、除草剤や化学肥料を使わないオーガニックな方法を採用していること。シャンパンをオーガニックで作るのは大変難しいことで、全体の量の中で4%しかないのですが、『テルモン』ではブドウの55%をオーガニックで作ることに成功しています」

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そして、2つ目は「『テルモン』だけが行なっていること」だという。サステナビリティを実現するために大事なのは、カーボンフットプリントを減らすこと。そこで「テルモン」では、製造工程の中で最も二酸化炭素排出量が多いパッケージとボトルに注目した。

「まずはボトルの話から。ロゼなどは特に液色を見せるために透明なガラスを使うことが多いのですが、これはリサイクルボトルではありません。グリーンのボトルなら80%再生ガラスで作ることができるので、今はこちらに全て移行しています。中身の色がわからない状態から、美しいシャンパンが注がれるのも感動がありますね」

ルドヴィックさんの改革はそれにとどまらず、ボトル自体の軽量化にも力を注いでいる。「シャンパンボトルは炭酸の圧力に耐えられないといけないので、ある程度の厚みが必要です。これまで使われてきたのは835gあったのですが、今800gのボトルをテスト中。おそらく今年中には、正式採用できるのではと思っています。うまくいけば、ほかのメゾンも追随せざるを得ない。革命的な出来事だと思います」。ボトルが軽量化すれば、もちろん輸送による環境負荷が抑えられる。

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もう一つ、シャンパン業界にとって異例の対策が取られているのがパッケージングについて。特別なイメージのあるシャンパンは、ギフトボックスや限定パッケージなど、各メーカーが競争のように豪華なものを作ってきた。「こんなエコな紙を使っています、とか、サステナブルな素材で梱包しました、とか、いろいろなものが生まれていますが、ベストなパッケージングは、何もパッケージしないこと。『テルモン』では箱を用意していません。唯一あるとすれば、酒瓶をそのままでは持ち歩けないアメリカで使う包装紙くらいでしょうか。ギフトボックスのないシャンパンは、地球へのギフトになるのです」。パッケージを排除すると、1本あたりのCO2排出量が8%も削減できたという。

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3つ目は、電力について。農園では100%再生可能なグリーンエネルギーを使っている。「ソーラーシステムによる自家発電も検討していますが、天気の良いところではないので、難しいかもしれません」。地球にも人にも正直に接する、ものづくりのスピリットが伝わってくる。

そして4つ目は輸送について。「環境負荷を考えると、飛行機を使うことはできません。どんな注文でも船便で対応しています。それを理解してくださるお客さんが、『テルモン』に注目いただいているはず」

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そして最後の5つ目は”透明性”だという。ここまで語られた4つの内容はもちろん情報が公開され、ワインそれぞれのブドウ品種、ドサージュ(糖分)、ヴィンテージやブレンドの比率などはラベルに詳しく記されている。「たとえば、二酸化炭素の排出量を減らすと発表した場合、その1年後には状況がプラスであってもマイナスであっても経過を公表します」。

これまでシャンパーニュメゾン「ドン ペリニヨン」や最高級コニャック「ルイ13世」などに携わってきたルドヴィックさんは、「テルモン」は人生を賭けたプロジェクトだと話す。「スマホは数年後になくなっているかもしれないけど、うちのシャンパンは100年後も絶対に存在している。そこに価値を感じています。どこでブドウを栽培し、どの樽で作るのか、秘伝の製法は今後も続いていく。ワイン自体は普遍のものなのです」

「テルモン」のシャンパーニュをもっと楽しむために。

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ストーリーを知ると、ワインはもっとおいしくなる。組み合わせる料理も意識を向けたい。先日〈八芳園〉で行われた特別なイベントでは、2005年の素晴らしいブドウがボトリングされたという「ブラン・ド・ブラン ヴィノテーク」に、茨城県産かすみ鴨の柔らかいローストがペアリングされた。国産のフレッシュな味わいは、サステナブルなワインにピッタリ。

日本初の新商品が10月3日より発売!

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「テルモン」は2021年に日本上陸し、この秋初めての新商品を発売した。「地球、地質が美しければ、美味しいワインができるはず」と、造り続けられるメゾンの進化はまだまだ止まらない。2031年には全てのブドウをオーガニックに転換する目標を立てている。

左から「サン・スフル」15,400円、「ブラン・ド・ノワール」22,000円。
左から「サン・スフル」15,400円、「ブラン・ド・ノワール」22,000円。

新しく登場したのは、亜硫酸塩フリーでシャープな味わいの「サン・スフル」、官能的なアロマと長い余韻が楽しめる「ブラン・ド・ノワール」。特別な日やお祝いにも、気分を上げるためのアイテムとしても、『テルモン』のシャンパンはさまざまなシーンを彩ってくれる。

photo:Shu Yamamoto text:Kahoko Nishimura

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編集部 / Hanako編集部

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