ときめく!スイーツ大賞【アフタヌーンティー部門】 “和フタヌーンティー”が席巻中!スイーツエキスパートが選んだ「和×アフタヌーンティー」4選 FOOD 2022.01.31

昨年1月にスタートした「ときめく!スイーツ大賞」も数えること3回目!今回も、Hanakoが信頼する20名のスイーツエキスパートを審査員に迎えて、この1年を代表し、これからのスイーツ業界を牽引するであろう極上の逸品を16ジャンルから選出しました。その数、全部で100品!どれも粒ぞろいです。さて、今回はどのような甘美なスイーツが並ぶのか。受賞作の発表です!今回ご紹介するのは、【アフタヌーンティー部門】。豪華絢爛なスタイルが一旦落ち着き、静けさを感じさせるセットが登場。食材も器も和洋折衷のバランスが美しく、モダンな魅力があふれている。ドリンクとの組み合わせにも、新たな発見ができそうだ。1月28日(金)発売 Hanako1205号「ときめく!スイーツ大賞」よりお届け。

1.〈Four Seasons Tokyo at Otemachi〉一つ一つ細やかに作られた 小さなスイーツの饗宴。

〈Four Seasons Tokyo  at Otemachi〉

エグゼクティブペストリーシェフ、青木裕介さんによる旬のフルーツを使った作品は開業の2020年から引き続き大人気。東南アジアでの経験を持つ青木シェフは、スパイスや柑橘の皮で酸味や香りをプラスし、プチガトーをミニチュアにしたような完成度の高いスイーツを作る。ウェディングも担当するバンケットシェフ平野覚さんのセイボリーにも果物が使われ、スイーツとの境界を感じずに楽しめる。

【Comments】
「日本茶と合わせるコンセプトもユニーク(chico)」
「丁寧な作りがすばらスィーツ!(スイーツなかの)」
「青木シェフはホテルスイーツ界の期待の星(クリーム太朗)」

〈Four Seasons Tokyo  at Otemachi〉

〈Four Seasons Tokyo at Otemachi〉
ストロベリー&チョコレートアフタヌーンティー 8,800円は2月28日まで。+1,000円で日本茶とのペアリングも。
■東京都千代田区大手町1-2-1 39F
■03-6810-0655
■4部制11:00~/13:30~/16:00~/18:00~ 無休
■64席

2.〈ザ・キャピトルホテル 東急〉ラウンジ「ORIGAMI」ザ・キャピトルアフタヌーンティー/溜池山王

静岡の精巧な竹細工・駿河竹千筋細工のティースタンドに、きらびやかなスイーツをのせたスタイルはホテル開業10周年の2020年からスタート。一時は予約半年待ちにもなった人気ぶりで、ベリーやリンゴを使った3月末までのメニュー(写真)は期間内満席だという。ティーセットは宮内庁御用達の〈深川製磁〉のブルーチャイナを使用。グラスシャンパンセット8,855円。

【Comments】
「毎回予約が即殺到するのも一度食べたら納得(佐藤ひと美)」

〈ザ・キャピトルホテル 東急〉
5月の予約を2月15日からオンラインで受付。ハーブティーやフレーバーティーも豊富。
■東京都千代田区永田町2-10-33F
■03-3503-0872
■10:00~21:00LO(アフタヌーンティー利用時間14:00~18:00LO)無休
■54席

3.〈ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜〉和アフタヌーンティー(濱茶膳)/みなとみらい

〈ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜〉の〈日本料理濱〉料理長が考案したアフタヌーンティー。3月31日までの内容は、ウェルカムドリンクの「引き立て一番出汁蔵囲い昆布と枯節」から始まり、心と体をじんわり温める品々が続く。砂糖を使わずみりんや米麹で甘みをつけるスイーツ、神奈川のブランド卵「恵寿卵」やフォアグラなどを使ったリッチなセイボリーがコース仕立てで登場。6,600円(サ別)。

【Comments】
「体に優しく、新たな味覚の発見も(下井美奈子)」

〈ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜 日本料理 濱〉
内容を季節ごとに変更し、一日最大10組限定の完全予約制。店内はクールでモダンな雰囲気。
■神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-3ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜3F
■045-522-0077
■提供時間 12:00~、13:00~
■72席

4.〈THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO〉御菓子艸堂のアフタヌーンティー/ 京都

八寸みたいな小菓子盛り合わせから始まる懐石仕立てのアフタヌーンティー。木箱入りのセイボリーや割烹料理風の一品を挟みつつ、甘味と塩味、温皿と冷皿とがテンポよく行き来する。2月から春メニューに切り替わるが、だしを使い深みのある味に仕上げたみたらしだれのおはぎ(右上)は継続。4種の日本茶を飲み比べながら、巨匠が愛した静謐な空間で口福を噛みしめたい。4,500円(サ別)。

【Comments】
「懐石風のコース運びとゆったり流れる時間が素敵(nanshi)」

〈THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO〉
八坂の塔に隣接する、日本画家・竹内栖鳳の旧邸。
■京都府京都市東山区八坂上町366
■075-541-3331
■11:00~14:00LO、17:00~20:30LO 無休(土日祝は17:30~のディナー営業のみ、アフタヌーンティーは平日昼のみ)
■100席

CONTRIBUTORS/“スイーツエキスパート”な20人の審査員。

(Hanako1205号掲載/photo : Shu Yamamoto, Noriko Yoshimura text : Kahoko Nishimura, Atsuko Suzuki)

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