駅から5分で絶品パンをGET! 【大銀座】パンマニアがおすすめする「駅チカベーカリー」6選 FOOD 2021.11.17

オフィス街や劇場が数多く立ち並ぶ大銀座エリア。帰り道には自分へのご褒美としてパンを買っていきませんか?今回はパンマニア・花井悠希さんが大銀座で見つけた駅チカベーカリーをピックアップ!

1.〈Pâtisserie ease〉/日本橋

日本橋の兜町がいま注目の飲食スポットなのは聞いたことのある方も多いのでは?複合施設〈K5〉を皮切りに、話題の飲食店が続々オープンしているエリアなのです。〈Pâtisserie ease(パティスリー イーズ)〉もその一つ。外観から内装、ショーケースに並ぶスイーツまで、どこを切り取ってもソリッドでかっこいい。そんなお店でパンを見つけちゃったからにはパンハントするしかないでしょう!

アマゾンカカオのシュークリームや山葵をつかったショートケーキなど、驚きのあるアイデアケーキが人気のお店。パンはというと正統派な顔ぶれで、思わずパンを取るトングに緊張が走ります(大袈裟)。私が訪れたときには「クロワッサン」に「パン・オ・ショコラ」、「クイニーアマン」、「カヌレ」などがラインナップ。どの子もルックスから放つオーラが洗練されていて、こちらも朝といえど部屋着ではなく正装でお迎えしたい感じ(実際どうしたかはさておき)。

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2.〈PALACE HOTEL TOKYO Sweets&Deli〉/丸の内

ピンと背筋を伸ばして、少しのヒールを履いて、コンと響く硬質な足音を聞きながら足を踏み入れるエントランス。ラグジュアリーホテルの緊張感が好きです。ステイしなくてもその非日常へといざなってくれる研ぎ澄まされた空気は、ホテル内のペストリーショップでも。今回は皇居外苑を望むロケーションも素敵な〈PALACE HOTEL TOKYO〉のペストリーショップへ。

店内にはパンやケーキ、焼き菓子、デリなどが均整を保ってずらりと並べられ、ジュエリーショップのように照明を当てられキラキラと輝く姿はまさにサラブレット集団な風格です。有名なマロンシャンティがこの日も美しくショーケースの中でおすまししていましたが、浮気はいかん!と一目散にパンコーナーへ(大袈裟)。〈PALACE HOTEL TOKYO〉のシグネチャーブレッドらしい「パンドマイス」やスタッフの方のおすすめなどをピックアップしました。

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3.〈POINT ET LIGNE〉/丸の内

新丸ビルの地下にお店を構える〈ポワンエリーニュ〉。照明がグッとおとされたワインバーのようにシックな店構えに、宝石屋さんみたいにガラスの向こう側で待つパン達。オトナのムード満点なお店はお食事も充実していて、ディナーデートだって出来ちゃう雰囲気です。こちらも魅力的なパン達が並び選びきれずにいましたが、お姉さんが優しく説明してくれたおかげでなんとか4つ連れて帰りましたよ。

4.〈Le Petitmec Hibiya〉/日比谷

京都の今出川に創業した〈ル・プチメック〉さんは京都を中心に6店舗あり、都内には日比谷シャンテにあります。
日比谷シャンテに入ってすぐ左、横一列に並んだ黒い棚にズラリと勢揃いしたパン達がSay Helloしてきたらもう敵わないはず。硬いも柔いも甘いもしょっぱいも、サンドイッチまで揃えた幅広いラインナップに、目も鼻も思考もキョロキョロしちゃって頭抱えてしまいますよ。自分の優柔不断さにうんざりしながら息も絶え絶えに(言い過ぎ)選んだのはこの2つ。

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5.〈CENTRE THE BAKERY〉/銀座

お店のイチオシはきっとこちらも生のまま食べる「角食パン」かと思いますが、ここは公平に(!?)甘さが少し控えめらしい「プルマン」をチョイス。生もトーストもおすすめと書いてありました。こちらはカナダとアメリカ産の小麦を使っています。むちむちと吸い付くような滑らかさ、やわやわとした口当たりの心地よさ、繊細な口溶け。まさに理想的な高貴の肌!そんな誇り高き肌を(生地ね)守るためなのか、皮はしっかりと厚いタイプ。その腕で(皮ね)大事に大事にお抱えしているのね。

そんな守衛に守られた貴族の肌のような生地は、西洋絵画などで幾度となく見てきた発光するほど白く光り輝き、あのむっちりと柔らかそうな女性たちのそれにそっくり。ルノワールの描く白肌というか。そう思って食べてみてください。気分は伯爵夫人です(本当か?)。

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6.〈BREAD STORY〉/銀座

私がもち小麦と出会ったお店はこちらなのです。上京してきて数年。大学を卒業しデビューし音楽のお仕事を始めて銀座に訪れる機会も増えた頃、出会いは突然に訪れたのです。ある日のこと、可愛いお菓子が豊富な松屋銀座の地下食品売り場を嬉々としてうろうろしていると、目に飛び込んできた「桑名産」という三文字。目を疑いました。三重県桑名産ならまだしも「桑名産」の3文字が堂々と紹介文の出だしに書かれたパンと、ここ銀座で出会えるなんて!思わず聞いてしまいました。

「この桑名産って三重県の桑名産ですか?」と。そうだと言われて、紹介文を読み進めると、「桑名産もち小麦を30%使用。トーストしたら焼き餅のような味わいに」と書いてありました。もち小麦とは?焼き餅のような味わいってなに??沢山のハテナは興味をそそるには十分で、連れ帰って1口食べてみたその瞬間に惚れ込んでしまいました。それをやっと今回ご紹介させていただきます!いかに満を持して、か!少々熱量高めでもご容赦ください!

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花井悠希の「朝パン日誌」

花井悠希の「朝パン日誌」
花井悠希の「朝パン日誌」

ソロのほかビートルズカヴァーで人気の〈1966カルテット〉メンバーとしても活躍する、ヴァイオリニストの花井悠希(はないゆき)さん。実は大のパン好き!そんなパンラヴァーの花井さんが毎朝食べる愛しのパン達への想いを、まるでラブレターのようにつづる「朝パン日誌」。東京だけではなく全国のパン屋さんを巡って出会ったパンの数々をお届けします。

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※掲載しているパンはすべて取材時のものです。

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