どう使いこなすかも楽しみな調味料。 京都のお取り寄せ調味料6選。料亭の味の炊き味噌から、スープストックまで。 FOOD 2021.09.12

たちまち一食が完成する麺類から、食卓を彩るご飯&惣菜の顔ぶれも充実。お土産の定番の調味料も取り寄せれば、日々の食卓が京都に変わります。今回ご紹介するのは、調味料。料亭の味を伝える炊き味噌から、味の決め手になるスープストックやだし、七味に加え、自分の味に育てるぬか床や手作り味噌も。どんな料理が完成するか、心弾む京の味がそろいます。

1.〈大阪屋こうじ店〉の手作り味噌キット(容器付)

〈大阪屋こうじ店〉の手作り味噌キット(容器付)

文化元(1804)年、舞鶴で麹製造を始めた老舗。昔ながらの上蓋製麴法で、国産米を原料にれんが室で3日かけて作り上げた生こうじで作る味噌キット。北海道産大豆とよまさり、天日塩シママースに加え、容器も付いて、届けばすぐに始められる手軽さがいい。熟成期間は10カ月。

〈舞鶴本店〉
■京都府舞鶴市堀上68
■0773-75-0550
■9:00~18:00 日祝休(冬季は無休)
※〈三条神宮道店〉もあり。

https://www.namakouji.com/

2.〈大鵬(たいほう)〉のごまラー油、山のXO醬、よだれ鶏のたれ

〈大鵬(たいほう)〉のごまラー油、山のXO醬、よだれ鶏のたれ

京都きっての人気中華料理店。ゴミゼロを目指す瓶入りの調味料やつまみは今年、「行き場のない食材を無駄にしない」という2代目・渡辺幸樹さんの熱い思いから始まった。添加物不使用の安心感も魅力。左から、よだれ鶏のたれ1,080円、山のXO醬1,512円、ごまラー油648円。電話注文、代引きのみ。

〈大鵬(たいほう)〉
■京都府京都市中京区西ノ京星池町149
■075-822-5598
■11:30~14:00、17:30~20:00(変更あり)火休

3.〈フレンドフーズ〉の鶏と豚の基本スープ

〈フレンドフーズ〉の鶏と豚の基本スープ

安心・安全とおいしいことを追求し続けるスーパーは、時間をかけて開発したPB商品も注目を集める存在。なかでも人気を誇るのが鶏と豚の基本スープ。国産原料だけを使ったスープの素は、中華以外にも和洋の料理のベースになる万能調味料。スープはもちろん、炒め物の味付けにも便利。300g 2,400円。

■京都府京都市左京区下鴨北園町10-6
■075-722-0451
■10:00~21:00 無休

https://www.friendfood.jp/

4.〈うね乃〉の粉だし(昆布・かつお・まぐろ)

〈うね乃〉の粉だし(昆布・かつお・まぐろ)

創業は明治36年。だしパックをはじめ、様々なスタイルで食卓に取り入れるだしを提案する老舗。左から、利尻産の天然昆布、薩摩産鰹節、上品な薩摩産まぐろ節の3種類がそろう粉だしは、1人分の味噌汁を作りたい時や、炒め物やパスタにもうひと味欲しい時に。まぐろ・かつお各767円、昆布1,026円。

〈うね乃〉
■京都府京都市南区唐橋門脇町4-3
■075-671-2121
■10:00~18:00 日祝、第2土休

https://odashi.com/

5.〈長文屋(ちょうぶんや)〉の七味(中辛・山椒多め)、山椒

〈長文屋(ちょうぶんや)〉の七味(中辛・山椒多め)、山椒

注文ごとに材料を合わせて作る、香り高い七味専門店。唐辛子に山椒、白と黒の胡麻、芥子(けし)など8つの素材で作る七味は小辛から大辛まで4つの辛さから選べるうえ、山椒多めに仕立てた京都らしさを感じるものも。粉山椒も人気の品。七味(中辛・山椒多め)小袋420円、粉山椒小袋370円。電話かFax(同番号)での注文のみ。

〈長文屋(ちょうぶんや)〉
■京都府京都市北区北野下白梅町54-8
■075-467-0217
■10:00~18:00 水木休

6.〈発酵食堂カモシカ〉のぬか床セット(S)

〈発酵食堂カモシカ〉のぬか床セット(S)

食堂とマルシェの2つの軸で、発酵を身近なものとして提案。届いた日からすぐに使えるぬか床は、生ぬかをベースに天然塩や昆布、山椒、柚子の皮など選び抜いた国産の素材を加え熟成させたもの。ぬか床生活の小冊子もついて、発酵生活への扉を開いてくれる。2,300円。

〈発酵食堂カモシカ〉
■京都府京都市右京区嵯峨天竜寺若宮町17-1
■075-862-0106
■11:30~17:00(ランチ~15:00、カフェ~17:00)日月休

https://store.kamoshika.kyoto.jp/

(Hanako1200号掲載/photo : Yoshiko Watanabe, Kunihiro Fukumori text : Mako Yamato)

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