「現代に愛される一品」 【全国】モダン羊羹&デザイン系和菓子5選。“スイーツエキスパート”な21人の審査員が厳選! FOOD 2021.08.15

創刊から33年、『Hanako』を代表する特集といえば、スイーツ。時代と共に常にスイーツの最新動向を見つめ続けてきました。20名を超えるスイーツ賢者たちをお迎えし、いま食べたい&注目ジャンルのスイーツを選出。アワード受賞品は、なんと172点。2021年、最もアツいスイーツ企画のスタートです!今回ご紹介するのは、モダン和菓子部門より和洋折衷羊羹&デザイン系和菓子をご紹介します。

【和洋折衷羊羹】

銀座月堂、OIMO café碑文谷、Chocolaterie CALVA 北鎌倉門前

1.〈銀座月堂〉の木の実と果実の羊羹テリーヌ/銀座

「ありきたりではない羊羹を」と開発。こし餡をクローブで香りづけし、いちじくやピスタチオを合わせた黒、白餡に白味噌を混ぜ自家製レモンピールや松の実をちりばめた白の2種類。「スパイシーな黒はお酒とも好相性、フルーティな白は紅茶やコーヒーと楽しみたい」(真野さん)。黒・白各450円。

〈銀座月堂〉
■東京都中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル2F
■03-3571-2900
■11:30~20:00 無休

2.〈OIMO café碑文谷(オイモカフェひもんや)〉の芋羊羹とバタークリーム/学芸大学

〈むさし野自然農場〉のさつまいもを使ったスイーツが楽しめるカフェで提供。砂糖の使用を極力抑え、さつまいも本来の甘さが味わえる羊羹に自家製バタークリームをフロスティング。「ホコホコした素朴な芋羊羹にバタークリームのコクとなめらかさが調和してグッと豊かな味わいに」(chicoさん)。1本450円。

〈OIMO café碑文谷(オイモカフェひもんや)〉
■東京都目黒区碑文谷5-29-8
■080-9433-4237
■9:00~18:00 月休

3.〈Chocolaterie CALVA 北鎌倉門前(ショコラトリーカルヴァ)〉の羊羹ショコラ/鎌倉

実力派ショコラトリーの看板スイーツ。こし餡のようななめらかな食感の蒸し羊羹とビターガナッシュを合わせることで、双方の風味が立ち、口の中でやさしく溶け合う。「みずみずしい羊羹と相反するようにも思えるチョコレートが絶妙に調和しています」(嶋田さん)。1本2,484円。

〈Chocolaterie CALVA 北鎌倉門前(ショコラトリーカルヴァ)〉
■神奈川県鎌倉市山ノ内407
■0467-38-6259
■10:00~17:00 火水休

【デザイン系和菓子】

1.〈湯布院 ジャズとようかん〉のYAMAVICO trio(ヤマヴィコ トリオ)/大分

六角形の皮と、九州の山々と音の波をイメージした模様が印象的な最中。定番の粒餡ほか、ドライいちじくを練り込んだいちじく餡、白餡にクーベルチュールチョコレートを加えたショコラ餡が。「いちじくとショコラは斬新、粒餡は基本に忠実で非常においしい」(にしいさん)。3袋(9個)入り2,592円。

〈湯布院 ジャズとようかん〉
■大分県由布市湯布院町川上3015-4
■0977-84-3838
■9:30~17:30 不定休

2.〈薄氷本舗五郎丸屋〉のT五(ティーゴ)/富山

約270年の歴史を持つ和菓子店が「現代に愛される一品」として商品化。炊いた餅米をごく薄くのばして和三盆を塗り重ねた代表菓子「薄氷」をベースに、5つのTONE(色合い)とTASTE(味)を表現した。「口の中ですっと溶けてふわっと香る上品なスイーツです」(田辺さん)。5枚入り756円。

〈薄氷本舗五郎丸屋〉
■富山県小矢部市中央町5-5
■0766-67-0039
■9:00~18:00(日~17:00)月休

“スイーツエキスパート”な21人の審査員。

※順不同、敬称略

(Hanako1199号掲載/photo : MEGUMI styling : Momoko Miyata text : Asami Kumasaka)

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