おにぎりマニア・高木沙織のパワーレシピ第2回 紫外線を浴びたあとは…楊貴妃も愛した美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」 FOOD 2021.08.12

真夏の強烈な紫外線を浴びたあと「肌にシミ・シワができるのでは…」と心配している方にオススメしたいのが、抗酸化作用を持つ食材を取り入れる内側からのケアです。今回は、世界三大美女・楊貴妃も愛した抗酸化食材の黒米。それと、良質なたんぱく質源で、肌の新陳代謝をサポートしてくれる卵を使った味玉おにぎりのレシピをご紹介します。

紫外線を浴びたあとは…楊貴妃も愛した美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」

暑いですね!ギラギラとした真夏の太陽が、ジリジリと全身に照りつけてくるような毎日です。そこで気になるのが、肌へのダメージ。紫外線を浴びることで活性酸素が発生し、細胞や組織がダメージを受けるとシミ・シワの原因になるからです。
では、紫外線を浴びてしまったあとは、どうすればいいのでしょう?スキンケアによる外側からのケアはもちろん、それとあわせて抗酸化食材を摂取して、内側からのケアをすることも大切です。例えば、世界三大美女のひとり・楊貴妃も愛したといわれている黒米(雑穀)には“アントシアニン”というポリフェノール系色素が含まれており、強い抗酸化作用に期待されています。市販の黒米をお米にササッと混ぜて炊くだけで、美容に嬉しいご飯が完成するのだから、食べないだなんてもったいないですよね。また、黒米は薬膳食材でもあり、腎の働きをよくすると考えられることから、食欲がないとき、元気が出ないときなどにもオススメです。
そしてもうひとつ、たんぱく質も忘れずに摂取したいところ。たんぱく質は皮膚を形成する素で、ハリやツヤを保ったり、新陳代謝を促したりしてくれます。
そこで今回は、このふたつの食材をメインに「味玉おにぎり」を作っていきたいと思います。

今回のおにぎり:美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」

紫外線を浴びたあとは…楊貴妃も愛した美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」

■材料(おにぎり2個分)
炊いたご飯…1合分 ※黒米大さじ1/2と同量の水を加えて炊飯
味玉…1個(レシピは味玉5個分とちょっと多めなので、調味料を減らして作るか、残りはお好みの食べ方をしてくださいね)
砂糖…大さじ1
醤油…大さじ4
みりん…大さじ1.5
水…大さじ3
塩…少々
いりごま…少々
のり…2枚

紫外線を浴びたあとは…楊貴妃も愛した美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」

【1】味玉作りからスタート。沸騰した湯に塩を加えて、8~10分ほど卵を茹でる。

Point:卵の茹で時間はお好みで変えてもOKです。冷蔵庫から出したばかりの卵なら、だいたい7~8分で半熟、10分でやや固茹、13分で固茹に仕上がります。

【2】卵を茹でているあいだに、味玉の漬け汁を作る。砂糖、醤油、みりん、水を鍋に入れてよく混ぜ、沸騰したら火を止める。

Point:粗熱をしっかりと取ります。

【3】冷水で冷やし、殻をむいたゆで卵をジッパー付きビニール袋に入れ【2】を注ぎ、冷蔵庫で2~3時間保存する

Point:味玉は2~3時間でうっすらと味がついてきますが、濃いめの味つけが好きな方は漬ける時間をのばしてみてください。おにぎりにする場合は、やや濃いめのほうがいいので、半日ほど漬けてもいいでしょう。

【4】黒米を混ぜて炊いたご飯を三角のおにぎりの形に握ったら、中央にくぼみを作る。

Point:ラップを使って、三角形が崩れないように形を整えながらくぼみを作るとキレイに仕上がります。

【5】味玉をタテ半分に切り、おにぎりの中央のくぼみにのせたらラップで包んで形を整える。

Point:味玉は包丁で切ってもいいですが、糸を使って切ると断面がキレイに(半熟の場合は特に)。

【6】いりごまをふりかけ、のりを巻いたら完成。

黒米と卵で作る「味玉おにぎり」、完成!

紫外線を浴びたあとは…楊貴妃も愛した美人雑穀・黒米と卵で作る「味玉おにぎり」

味玉とご飯って、合うんですよね。黒米といりごまの食感も、プチプチとしていて楽しいですよ。片手でパクッと、美容に嬉しいパワーおにぎり。ぜひ、作ってみてくださいね。

※暑い季節は特に、長時間の持ち運びには気を付けてください。

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