世界初出店カフェも。 泊まらなくても訪れたい!【京都】ビジターOKのホテル併設カフェ&レストラン5軒 FOOD 2021.05.22

ただ泊まるだけのホテルではなくおしゃれなカフェやレストラン、ベーカリーが併設したホテルが急増中!今回は、ビジターでも訪れたいホテル併設したカフェ&レストランをご紹介します。

1.北欧好き必見!世界初出店カフェも併設する、最新カプセルホテル〈MAJAHOTEL KYOTO〉併設の〈CAFE AALTO〉

木の優しい手触りと温もり。細部にまで手を抜かないデザイン性。そしてどこか懐かしさを感じさせるほっとする味。北欧と日本はあらゆる点で親和性が高い。そんなことを改めて感じさせてくれる場所が、2019年12月に開業した〈MAJAHOTEL KYOTO〉だ。プロダクトデザイナー、ハッリ・コスキネン氏が手掛けるホテル(それもカプセルホテル!)であり、さらにその1階には世界初進出となる〈CAFE AALTO〉が同時にオープン。

階下に降り立てば、フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトがデザインした照明や椅子、木のテーブルが配されたカフェで、ツーリストからローカルまで、みんなが思い思いの時間を過ごしている。河原町散策の新しい定番スポットとなりそうだ。ホテルのロゴ入りトートはチェックイン時にゲストに渡される持ち帰りOKなアメニティ。

〈MAJAHOTEL KYOTO〉
カフェ利用はビジターも可。2階よりフロントと共用スペース、客室となる。「烏丸御池」駅から徒歩6分。
■京都府京都市中京区槌屋町92〈MAJAHOTEL KYOTO〉
■1泊1室4,950円〜(税込)

〈CAFE AALTO〉
■7:00〜21:00LO(朝食〜11:30LO)無休
■58席/禁煙

(Hanako特別編集『今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』掲載/photo : Yoshiko Watanabe text & edit : Yoshie Chokki)

2.〈hotel tou nishinotoin kyoto〉併設の〈cafe&bar oku(カフェ&バー オク)〉

2021年4月20日に開業した〈hotel tou nishinotoin kyoto〉。併設の〈cafe&bar oku(カフェ&バー オク)〉では老舗茶屋の抹茶や、京都では初の取り扱いとなるスペシャルティコーヒーロースターの豆を使って淹れる珈琲が楽しめます。また、ホテル利用者以外も利用できる朝食や、卵サンドなどの軽食メニューもあり。併設感を微塵も感じさせない奥ゆかしい空間でひとときを過ごすことができます。光と影が演出する"奥ゆかしい"カフェ空間。日本庭園が眺められる座敷もあり。

ニュージーランド発のロースター〈Allpress Espresso(オールプレス・エスプレッソ)〉のスペシャルティコーヒーが味わえるのもここならでは。京都では初のショップインショップとなるそうで、フラットホワイトやロングブラックといった味わい方も。また、京都の老舗日本茶専門店〈一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)〉の"京銘茶"と共演した抹茶ラテもあり。この他、だし巻き卵と大正2年創業老舗ベーカリー〈進々堂(しんしんどう)〉のパンを合わせたオリジナル卵サンドから朝7時〜9時半までの間は朝食メニューの提供も。

〈cafe&bar oku〉
■京都府京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455
■モーニング 7:00〜9:30 L.O. カフェ&バー 11:30〜16:30(16:00L.O.)無休

https://hotel-tou.com
さらに詳しい記事はこちらから。

(photo&text:Kyonn)

3.“京都らしさ”を体感できるホテル 〈THE THOUSAND KYOTO〉併設〈KIZAHASHI〉

「1,000年の都」というコンセプトが五感に訴えかけてくる圧巻の大空間。差し込む光が、多彩な表情を見せてくれる。夜になると、ぐっと落とされた照明の下、艶っぽい雰囲気に。

味覚が研ぎ澄まされる朝。お米は粘り気の少ない山形産「つや姫」を採用。おかゆと2択でチョイスできる。「KIZAHASHI 和朝食」3,800円(税サ別)。
味覚が研ぎ澄まされる朝。お米は粘り気の少ない山形産「つや姫」を採用。おかゆと2択でチョイスできる。「KIZAHASHI 和朝食」3,800円(税サ別)。

京都ツウが今、こぞって朝食を食べに訪れているのがここの日本料理レストラン〈KIZAHASHI〉。お目当ての和朝食は、テーブルで炊き上げる1膳分のご飯に、だし巻き玉子や魚の炭火焼、自家製の漬物など、魅惑の小皿たちがずらりと並ぶ。予約不可だが、ビジターOK。ゆったりした空間で、とっておきの朝を迎えよう。

〈THE THOUSAND KYOTO〉
■京都府京都市下京区東塩小路570 
■075-354-1000 
■ザ・サウザンドルーム1泊1室63,000円~(税サ別) 
■全222室 

〈KIZAHASHI〉
■朝食7:00 ~10:00LO、ランチ11:30~14:30LO、ディナー17:30~21:00LO

(Hanako特別編集『Hanako TRIP 今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』/photo:Noriko Yoshimura text:Yoshie Chokki)

4.アジア初上陸!注目のライフスタイルホテル〈Ace Hotel Kyoto〉

1999年、アメリカ・シアトルに誕生した〈エースホテル〉。すべての人々に開かれた空間を持ち、ホテルを寝るだけではなく、カルチャーを発信し生み出す場所にすることを提案。高感度なライフスタイルホテルとして、これまでに北米とヨーロッパの9都市に展開し、圧倒的な注目と人気を集めてきた。そのアジア初進出となるのが、今年6月にお目見えした〈エースホテル京都〉だ。

加えてモダンタコスやカクテルをそろえたバー&タコスラウンジ〈ピオピコ〉や、窯焼きピザも用意されたアメリカ風イタリアンオステリア〈ミスター・モーリスズ・イタリアン〉、ポートランドのコーヒーショップ〈スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ〉と、それぞれに魅力を持つレストランの存在も大きい。常に心地よい音楽が流れる館内。ソファや電源も用意された開放的なロビーラウンジと併せて、ホテルへと足を運ばせる要素となっている。

〈Ace Hotel Kyoto〉
市営地下鉄烏丸御池駅直結。
■京都府京都市中京区姉小路通東洞院西入ル車屋町245-2
■075-229-9000
■スタンダードキング1泊1室30,000円〜(税サ別)
■全213室

(Hanako1188号掲載/photo:Yoshiko Watanabe, Noriko Yoshimura, Norio Kidera text:Mako Yamato, Yoshie Chokki)

5.街中にありながら落ち着いた空気が漂う姉小路通〈MALDA KYOTO〉

〈ヨーガンレール〉が展開する〈ババグーリ〉は、選び抜いた天然素材を使い、手仕事の技や温もりを感じさせる日用の道具を扱うブランド。洋服、テーブルウェア、ハウスウェア、家具からボディケア用品や茶葉などまで、多岐にわたるアイテムは、すべて生活をストレスなく整えてくれる。〈MALDA KYOTO〉はそのスタイルを体感できる場所として誕生したホテルとカフェだ。

カフェは、できるかぎり無農薬栽培された素材を使い、砂糖や卵、乳製品不使用のスイーツや飲み物、ランチのカレー、自然派ワインなどをそろえる。とりわけ〈ババグーリ〉のお菓子担当・牧野里香さん直伝のマフィンは、毎朝焼きたてが並ぶ。

〈MALDA KYOTO〉
カフェのスイーツはテイクアウト可。カレーは数量限定。ホテルは9月末の開業を予定しており、予約の受付はHPで確認を。1室2名50,000円~。
■京都府京都市中京区堺町通御池下ル丸木材木町684 
■075-606-5385
■カフェ8:00~19:00 火休 
■14席/禁煙

(Hanako1164号掲載/photo : Yoshiko Watanabe text : Mako Yamato)

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