美味しいは生き方、未来にもつながる 〈あたらしい日常料理ふじわら〉のおいしいびん詰め。/フードディレクター・野村友里さんが信頼する美味しさと、生産者たち。 FOOD 2021.04.20

フードディレクター・野村友里さんのおすすめ食材を紹介する、3月29日(月)発売『会いたくて、食べたくて 私が信頼する101の美味しさとその生産者たち』より、〈あたらしい日常料理ふじわら〉のおいしいびん詰めをご紹介します。

〈あたらしい日常料理ふじわら〉のおいしいびん詰め

〈あたらしい日常料理ふじわら〉のおいしいびん詰め

おいしい唐辛子30g、パクチーレモンオイル50g各800円、カレーのもと125g 1,350円など。
■東京都小金井市梶野町5-10-58 コミュニティステーション東小金井
■042-316-5613
■10:00~17:00 木金土のみ営業

https://fujiwara.shop

〈あたらしい日常料理ふじわら〉のおいしいびん詰め

「家庭料理をよりおいしく、ごはん作りをもっと楽にしたい」という主宰の藤原奈緒さんの思いから生まれた、びん詰め。「カレーのもと」は単にカレーを作るだけでなく、「おいしい唐辛子」は単に辛味を加えるだけのものではない。日常の料理に深みを与える調味料として、レシピを開発しました。「びん詰めが〝主役〞になるように、ではなく、家庭のいつものご飯を底上げするような味を目指しました。汎用性が高くて、かつ、使う人が、料理作りが上手くなったと思ってしまうようなものを作っています」

料理教室や食堂などの普段の活動を通じて伝えているのも、〝おいしい〞の効能。おいしい料理を作ることが、どれほど人生を豊かにしてくれるのか、藤原さんはよく知っているのです。「おいしい、はとっても偉大だし、自分の手で作れるようになることが、その人自身を支えたりもする。誰かと一緒に食べて共有して、それだけで上手くいくことがたくさんあると思っているんです」思わずうなずいてしまうのは、私もおいしいものに救われているから。いい素材を選び、おいしい料理を作ることが、人生を豊かにする単純にして手っ取り早い方法。藤原さんのびん詰めは、その大きな助けになるはずです。

Profile…野村友里(のむら・ゆり)

eatrip 主宰・料理人。長年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングの演出、イベントの企画・プロデュースなどの傍ら、雑誌の連載、ラジオのパーソナリティなどの分野で活躍。2009 年にはドキュメンタリー映画『eatrip 』を監督。著書に『Tokyo Eatrip』(講談社)。12年、原宿に〈restaurant eatrip〉を、19年には表参道にグローサリー〈eatrip soil〉をオープン。

(『会いたくて、食べたくて 私が信頼する101の美味しさとその生産者たち』掲載/photo:Yurie Nagashima text:Toshiya Muraoka styling:Yuri Nomura)

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