地元のお茶にも出会えるかも。 おひとりさまもゆっくり過ごせる。【東京】地方の名物茶葉を楽しめるお茶専門カフェ3軒。 FOOD 2020.12.29

TEA党のモデル・木村ミサさんが、おすすめする地方の茶葉を使ったお茶専門カフェをご紹介します。木村ミサさんが”お茶の魅力”について伝える連載『木村ミサと本日のティータイム。』よりお届け。

1.【鹿児島】鹿児島茶と絶品のかき氷を求めて。〈すすむ屋茶店 東京自由が丘〉/自由が丘

自由が丘駅から徒歩3分ほど。グリーンの壁と達筆な「ジャパニィズティー」の文字が目を引く外観に思わず引き寄せられる。〈すすむ屋茶店〉は、元々鹿児島県で100年近く続く製茶卸売業の会社から派生した、個性がある最高の日本茶のみを扱う専門店です。もっと日常にお茶を楽しんでもらいたいという想いから、鹿児島に本店、そして自由が丘に2号店ができたんだそう。

冬に来たときはほっこりした気分になり、今回は灼熱の暑さから癒しへと変えてくれる素敵な場所に。取材時に常連さんがいらっしゃって、店員さんとのちょっとした会話の端々から、地域に根付いたお店なのだな、と魅力を感じることができました。またあのかき氷とキンキンに冷えたお茶を求めて訪ねよう。それでは本日の一杯、召し上がれ!

〈すすむ屋茶店 東京自由が丘〉
■東京都目黒区自由が丘1-25-5
■03-6421-4142
■10:00〜19:00(茶葉)、10:30〜18:30(喫茶) 第1、3水曜休

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2.【北海道】北海道発の日本茶ブランドが新しい日本茶のスタイルを提案。〈USAGIYA〉/原宿

〈USAGIYA〉は、元々北海道の老舗茶屋〈吉川園〉の3代目である店主の吉川さんが、“日本茶との新しい付き合い方“をデザインする日本茶ブランドで、「日々、お茶と」をコンセプトに、日々の生活にすっと溶け込む存在を目指して立ち上げた。「あまり日本茶を飲まない層にも、急須よりもより手軽にハイクラスの茶葉を飲んで楽しんでほしいという思いがあるんです」という吉川さん。そんな思いもあり、この〈USAGIYA〉でとっても新しいお茶のあり方を見つけました。

〈USAGIYA〉の魅力は、何と言ってもハイクオリティな日本茶が手軽にいただけるサブスクのサービスで、好きなときに好きなだけいただけるところ。この日も「USAGIYA BOTTLE」を片手に、原宿近辺のオフィスにお勤めの方々がお店に列をつくっていました。これも新しいお茶のスタイルの提案で、地域密着のカタチなのだろう。全国にパートナースタンドも拡大中なので、ひょっとしたらあなたの街でも〈USAGIYA〉が飲める日が近いかも?いつか私の街にもぴょんってお店が現れますように…という願いを込めて。本日の一杯、召し上がれ!

〈USAGIYA原宿店〉
■東京都渋谷区神宮前1丁目23-26 JINGUMAE COMICHI 1F
■03-6434-5120
■8:30〜19:30 不定休

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3.【静岡】記憶に残るお茶体験を。〈カネ十農園〉/表参道

表参道の駅からちょっと歩いて脇道を進んでいくと、大きな暖簾が目立つお店が目に入る。〈カネ十農園〉は、静岡県牧之原市の茶農園。栽培から製茶、梱包まで自社で一貫して行い、一番茶を届けるプロダクトなので新鮮かつ風味豊かなお茶が楽しめるのです。

テーブルが畳なのも落ち着く理由の1つ。松本さんと加藤さんの居心地の良い会話とともにお茶とスイーツをいただく空間は至福の時間。「飲み物は未来に行くものじゃなくて過去に残るものなんです」と松本さん。おいしい記憶を振り返った時に残るものってその時の情景も込みでさらにおいしい記憶へと残るもの。よく「お茶しよう」って友達とカフェに入る時って、会話がしたいから、だったりする。そんな、日常に寄り添ってくれるお茶を提供してくれる〈カネ十農園 表参道〉でおいしい一杯の記憶を作ってみてはいかがでしょう。それでは本日の一杯召し上がれ!

(photo:Kenichi Kurosaki text:Misa Kimura)

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