自分でトーストするカフェも!? 【京都】食パンがおいしいベーカリーカフェ5選!人気の絶品食パンをさらにおいしく。 FOOD 2020.12.17

高級食パンの人気から、最近は日本各地で少し変わった食パンメニューを考えるカフェが急増中。今回は、京都エリアで見つけた絶品食パングルメが楽しめるカフェをご紹介します。

1.自分で焼いて楽しむスタイルの高級食パン専門店が登場!コンロでじっくりセルフトースト体験〈ぱんなり。〉

京都を代表する紅葉スポットとしても知られる東福寺のお膝元に佇む食パン専門店〈ぱんなり。〉。食パンを店内で楽しめるということ自体は、そこまで珍しいことではないと思うのですが、各テーブルに配されたコンロを使用し、食パンを自分でトーストして味わうという、他にはないユニークな体験がこちらでは楽しめます。

コンロでトーストするという、セルフスタイルの新しいかたちを楽しめるこちらの"ぱんなりせっと"。”のーまる”と"すぺしゃる”から選ぶことができ、今回ご紹介するすぺしゃるは、食パン2枚(古代米&もち麦)と小鉢が8種味わえる特別セット。やり方はとっても簡単!点火したあと、火力を調整し、食パンを乗せ、焼き加減を見ながらひっくり返す。ただそれだけ!自分好みに焼くことができたら、そのままパクっとしてもいいし、小鉢に添えられたジャムやバターと合わせても◎さらに小鉢の中には、抹茶バターやお漬物といった変わり種もあるので、一味違う新たなマリアージュを楽しんで。

〈ぱんなり。〉
■京都市東山区本町18丁目361-14
■11:00~18:00(パンの販売は8:30〜)木休
■Instagaram:@pan_nari

2.ラクレットチーズの新たな表情。斬新なカフェグルメと出合う〈raclette&coffee〉

ラクレットチーズを活かしたカフェメニューを提供する〈raclette&coffee〉では、日本全国を隈なく探しても、おそらくここだけでしか出会えないであろうオリジナルメニューがありまして。合わないわけがないのに、今までなかった斬新な組み合わせは悶絶級の旨さなのです…。

カフェや喫茶店でも見かけることが多くなった"あんバタートースト”に、北海道産100%のラクレットチーズを"どーっん!"と盛大にトッピング。ほとばしる湯気に溢れるチーズ、見ているだけで幸せ絶頂期。もちろん、合わないなんてわけがなく、バター&チーズがあんこの和エッセンスとしっかり調和。ラクレットチーズをかける迫力のシーンは、ぜひ目の前で!

「アップルシナモンSET」ではアップルシナモンにも合わせちゃいます、ラクレットチーズ。あっつあつのチーズと合わさった瞬間、少し離れた場所からでも直感できるほど、鼻腔を刺激するシナモンの香り。スライスしたリンゴのシャキッとした食感を残しつつ、まろやかさと深みをプラスした、言わずもがな美味なニューカマー。

〈raclette&coffee〉
■京都市東山区辰巳町111 ファイブコート清水寺 1F東側
■9:00〜18:00 不定休
■Instagram:@raclette_and_coffee

3.いますぐ食べたい!ベーカリーカフェのとっておきのメニュー〈Lignum〉

京都で迎えた朝。どこで食べるか、という選択肢だけでも多岐に渡ると思うけど、そもそも何を食べるか、とまで考え始めると迷宮入りしてしまうこともしばしば。そんなときにもし、焼きたてのパン・スイーツ・静かな場所、三つを希望するのなら、東山にあるベーカリーカフェ〈Lignum〉を訪れれば、全てを叶えてくれます。店内は明と暗のコントラストが美しい空間。店内には自家製もパンもずらり。

甘系朝食の代表格・フレンチトースト。しっかり甘く、しっとりトロけて、すんなりお腹に収まるエアリー感で、朝に食べるにはもってこいなサイズ感が絶妙◎ハーブソーセージ(250円)やスクランブルエッグ(200円)などなど、豊富に揃う副菜はオプションとして追加可能なので、塩っけを求めてる方は併せて味わうもよし。

その季節の旬となるフルーツ(冬季はいちご)を合わせたボリュームたっぷりのスイーツのようなトースト「フルーツトースト」。と言っても甘すぎるということは決してなく、こぼれ落ちそうなほど乗せられた高知産のいちごと練乳の相性バッチリな甘さ、そして、中に忍ばせたブルーベリージャムのほのかな酸味が相互作用。いつもよりスペシャルな朝食にもってこい。

〈Lignum〉
■京都府京都市左京区岡崎円勝寺町36-1 1F
■8:00~18:00 月休
■Instagram:@lignum_pastry

4.パリの屋根裏のようなコーヒーサロン〈Le café de BenoÎt〉

川端通り沿いに5月30日オープンしたコーヒーサロン。空気感、空間デザイン、メニュー構成、それらすべてが調和することで生まれた独自の世界観に、ここが京都であることをすっかり忘れてしまうほど、思わずうっとりしてしまいます。

バタートースト、ドリンク、フランス産エメンタールチーズ、フランス産ソーセージ、くるみ、ゆで卵、そしてフルーツの盛り合わせという、まるでホテルで供される朝食のようなフルセット。添えられたチーズは、そのまま味わってももちろんいいけど、個人的にはトーストにペーストしてもおすすめ。バターとはまた違った味わいの膨らみを楽しめます。

店幅約105cmというひっそりと奥まったミニマム空間。時間の経過とともに加速していく外の世界とのギャップがたまらなく素敵な場所、それが〈Le café de BenoÎt(ル カフェ ド ブノワ)〉。忙しさなんてものが全くないひとときに、気がつけばすっかりリラックスムードへ突入してしまいました…。この感覚を日常でも保つことができたら、毎日がより幸せになりそうな気がします。

〈Le café de BenoÎt(ル カフェ ド ブノワ)〉
■京都市左京区川端通二条下る孫橋町31−14
■9:00〜16:00 日・祝 水午後休(不定期の水休)
■Instagram:@le_cafe_de_benoit

5.厚切トーストにハチミツ13種類のはちみつ食べ比べも!老舗はちみつ専門店〈ミールミィハニーカフェ〉

創業90年以上の歴史を持つ老舗はちみつ専門店〈miel mie(ミールミィ)〉三条本店に併設されたカフェでは、はちみつを使用したオリジナルメニューが楽しめるのですが、中にははちみつかけ放題という、ここならではの贅沢メニューも…!

「13種類のはちみつ食べ比べ ミールミィの贅沢ハニートースト」1,300円
「13種類のはちみつ食べ比べ ミールミィの贅沢ハニートースト」1,300円

自家製の厚切りトーストにソフトクリームを乗せ、そこにはちみつを合わせて楽しむ、はちみつ専門店ならではのメニュー。国産蜂蜜やみかん蜂蜜など5種がセットになっているのですが、カフェ利用時はさらに8種のはちみつ(フレーバーは季節によって変化)がかけ放題のサービスもあるため、計13種のはちみつが一度に味わえるということ...。トーストが厚切りであることに感謝したい、なんとも寛大がすぎる一品。

〈ミールミィハニーカフェ〉
■京都市中京区三条通富小路西入中之町21
■11:00〜18:00L.O. 不定休

http://www.kaneichi-syouten.com/

(photo&text:kyonn)

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