人それぞれの愛する大銀座 【銀座】親子で巡る散歩コース3軒／モデル・青柳文子さん「子どもが小さい頃から、本物に触れさせてあげたい」 FOOD 2020.10.13

子どもの頃は、家族や親戚と集まって食事をする場所というイメージの銀座。脳裏に残っているのは、〈和光〉の時計台。その後、若い頃は銀座から足が遠のいていたし、楽しみ方もあまり分からなかったんです。それが大人になるにつれ、肩の力を抜いて楽しむことが出来るように。

3軒は「子連れお散歩」というテーマ。公園巡りが昔から好きで、前から好きだった日比谷公園を軸に散歩コースを決めました。肩車をして銀座を歩いていたら、さすがにバッタリ会った友人からは笑われましたが（笑）。〈資生堂パーラー〉はこんなにも子どもウェルカムだなんて知らなかった…！子ども時代に温かく迎えてもらったという経験は子どものためにもなりそう。こういう世代を超えて通い続けるお店こそ、銀座らしいイメージ。子どもが育った時にまた一緒に来たいなぁ。

「子どもがお昼寝のタイミングでママはお買い物へ。子連れには路面店よりデパート型のショッピングが楽だし、いざとなった時もトイレや飲食店もあり休憩もできて安心。外食のハードルも下がります」
■東京都千代田区有楽町1-1-2
■03-5157-1251
■ショップ 11：00〜20：00、レストラン 11：00〜21：00　元日休
■喫煙所あり

「ごはんを食べて元気になった子どもたちを遊ばせるために公園に寄り道。ママも休憩、自然にかこまれリラックスタイムを。どこかに出かける時には、近くにどんな公園があるか、併せてリサーチします。子どもがいることで、街への目線が変わりました」
■東京都千代田区日比谷公園1
■無休／喫煙所あり

「ここなら子どもを連れて行ってもお子様メニューなどもあります。ずっと変わらない味とサービスが、世代を超えて愛されている理由だと思います」
■東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3F
■11：00〜21：00（20：30LO）、日祝11：00〜20：00（19：30LO）月（祝は営業）、年末年始休
■46席／禁煙

モデル・女優／独創的な世界観とセンスで同世代女性から支持を集め、雑誌、映画、ドラマ、CMなどに出演。映画や旅行についてコラムを執筆、商品プロデュースなど様々な分野で才能を発揮している。二児の母。

（Hanako1189号掲載／photo：Wakana Baba, Tetsuya Ito, mitsugu text：Maki Kakimoto）