カリっとモチっと食感がたまらない。 止まらぬ「カヌレ」ブーム!人気ベーカリー&レストランが作る絶品カヌレ6選 FOOD 2020.03.22

お店などで見かける機会も増えたカヌレは、専門店がオープンしたりと人気が上がっているベイクスイーツです。そこで今回は美味しいカヌレに出会えるベーカリー&レストランをご紹介します。

1.カルバドスを使った香り高く繊細な食感が特徴。〈365日と日本橋〉/日本橋

カリカリ、しっとり...の新食感がクセになる
カリカリ、しっとり...の新食感がクセになる

一般的なカヌレにはラム酒が使われるが、この店ではりんごの蒸留酒カルバドスを使う。中央のくぼみに焦がしバターを流し込むことで、華やかな風味と深い味わいに。外側のカリッとした歯ごたえと、内側のしっとり食感が、口の中で同時に広がる。小麦粉は国産のものにこだわって、福岡県産の薄力粉と強力粉を使用。しっとりと重めのカヌレが苦手な人でも、きっとハマること間違いなし。200円。

〈365日と日本橋〉/日本橋

〈365日と日本橋〉
■東京都中央区日本橋2-5-1〈日本橋髙島屋S.C.〉新館1F
■03-5542-1178
■7:30(土日10:30)〜20:00 休みは施設に準ずる
■10席/禁煙

(Hanako1182号掲載/photo:Jun Nakagawa text:Kumiko Okazaki edit:Yoshie Chokki)

2.バターの焦がし加減にフランスを感じる〈ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE〉/渋谷

「カヌレ・エシレ」1個450円
「カヌレ・エシレ」1個450円

1894年創業以来の伝統製法を守るAOP認定の発酵バター「エシレ」とオリジナルの焼き菓子を楽しめる専門店として2019年11月にオープン。中でも注目は渋谷店限定のカヌレと新商品のサクサクの折り込みパイ、フィユタージュ。

〈ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE〉
■東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン1F
■10:00〜21:00 休みは施設に準ずる

(Hanako1181号掲載/photo : MEGUMI styling : Sumire Hayakawa text : Mutsumi Hidaka)

3.フランスから直輸入の老舗〈PAUL 六本木一丁目店〉/六本木一丁目店

「カヌレ」
「カヌレ」

1889年に北フランスで誕生した老舗。伝統菓子のカヌレ240円をはじめ、リンゴのソースがさわやかな「フィユテ・オ・ポンム」440円はフランス直輸入。

〈PAUL 六本木一丁目店〉
■東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー1F 
■03-5545-9515

(Hanako1145号掲載/photo : Akiko Mizuno text : Ayano Sakai (verb), Yui Asabayashi (verb) )

4.昼前に売り切れることも。〈VIRON 丸の内店〉/丸の内

「カヌレ」
「カヌレ」

独自輸入するフランス産小麦を使用したバゲットが注目の人気店。外はカリカリ、中はふんわりと焼き上げた「カヌレ」324円(税込)は昼前に売り切れることも。

(Hanako1145号掲載/photo : Akiko Mizuno text : Ayano Sakai (verb), Yui Asabayashi (verb) )

5.名ベーカリーの人気ベイクスイーツ〈PATH〉/代々木公園

朝から夜まで“美味しい”を届けてくれるお店、〈PATH〉。朝にはずらりとパンや焼き菓子が並び、お昼すぎまでダッチパンケーキやサンドイッチなどブランチがいただけて、夜はしっかりコースディナーからちょっと一杯まで楽しめます。スコーンやカヌレももちろん〈PATH〉の人気商品。素敵な女性が、ある晴れた日に届けてくださったのです。

カヌレは独特のカリッとした表面を抜けた先は、すぐに楽園。一瞬にして楽園に降り立つことができます。あれ、このカヌレの表面ってどこでもドアなの?こちらのひと噛みを待ちわびていたかの如く、楽園の名の下にラム酒とバニラビーンズが真っ直ぐになだれ込んできます。待って待って。この内側のモチッと感にもう少し酔いたいなぁ、なんてこっちの気持ちは聞かないフリをして両手で両頬をロックオンしてくる感じ。強引ですこの風味のタッグ。カリッと、とろっと、ぶわんと。カリッの内側はとんでもなく甘美な楽園でした。

(photo&text:Yuki Hanai)

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6.洋菓子の品格漂うカヌレ〈Boulangerie nico〉/平塚

〈Boulangerie nico〉/平塚

デザートにカヌレを。バニラビーンズの香り華やかに、洋菓子の品格を漂わせ、私達を誘惑してきます。周りはカリッカリ。しっかり焼き込まれた表面は薄く、パリッと角が立ち、その割れる音すらも華やかです。内側に抱えるは期待に応えるむっちりボディ。とろりんとウェットなむちむちさを振りまかれたら、甘みとラム酒の香りの渦に巻き込まれるのは時間の問題。うっとりしているうちにペロリと一個、また一個と食べてしまいそうな危険なお菓子。

(photo&text:Yuki Hanai)

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