和食界に革命を起こした一軒と言えば? 日本料理の名店を1分でおさらい!おさえておきたい今後の動向をフードジャーナリストがナビゲート。 FOOD 2020.01.22

振り返ってみれば、いつの時代も幸せの記憶はレストランと共に。フードジャーナリスト・森脇慶子さんをナビゲーターにお迎えし、和食の歴史を築いた、おさえておきたい名店&今後の動向をお届けします。

【1993年】〈銀座 鮨青木〉伝統に革新という風を吹き込む。

〈銀座 鮨青木〉

■東京都中央区銀座6-7-4 銀座タカハシビル2F 
■03-3289-1044 
■12:00~13:30LO、17:00~21:30LO 年末年始休 
■20席/禁煙

【2003年】〈賛否両論〉おまかせ5250円の衝撃。

〈賛否両論〉

オープン当初おまかせが5250円(現在は6900円)。これを機に、気軽に食べられる店が急増。それまで高嶺の花だった和食を身近な存在にした功績は大きい。

■東京都渋谷区恵比寿2-14-4太田ビル1F 
■03-3440-5572 
■18:00~24:00 月休 
■32席/禁煙

【2014年】〈鮨 りんだ〉20代で独立し旋風を巻き起こす。

〈鮨 りんだ〉

■東京都目黒区下目黒2-24-12 イメージスタジオ109 1F 
■03-6420-3343 
■18:00~23:00 日月休 
■17席/禁煙

空前の鮨・和食。バブルの反動が!?

予約の取れない高級店といえば和食店と鮨屋。その反動か、近頃はちょっとした町寿司ブーム!?予約なしでもふらっと入れて懐もそれほど痛まない、巷の優良店が鮨通の関心を集めている。和食にしても居酒屋以上割烹未満といったスタイルの店が生まれそうだ。

Navigator 森脇慶子

フードジャーナリスト。『dancyuNavigator 森脇慶子』『婦人画報』など、雑誌を中心に幅広く活躍。選者を務める『東京最高のレストラン』(ぴあ刊)も好評発売中。

(Hanako1179号掲載/illustration : Maori Sakai edit : Yoshie Chokki)

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