クセになる本場の珍しいつけ汁も。 東京で絶品中華&エスニックを食べるなら?ベテランフードライターがリコメンド。 FOOD 2019.12.22

東京のおいしいものを食べ尽くしたベテランフードライター・渡辺“P”紀子さんに、いま食べたい一皿をうかがいました。今回は、Pさんを虜にした中華&エスニックの逸品をご紹介します。

1.〈山西亭〉麺の故郷と称される、山西省の珍しい麺がいただけます/東新宿

山西亭 東新宿
山西亭 東新宿

本場・山西省の味が楽しめる。刀削麺など20種ある麺のなかでも、目を引くのが「莜麺栲栳栳」1,000円。燕麦の一種・莜麦で作るこちらは、手巻きした麺を蒸したもの。弾力と蕎麦のような独特の香りを持ち、黒酢やトマト&卵のつけ汁との相性がクセになる。平日はディナーのみ、土はランチでも食べられる。「辣子鶏も超おすすめ」

〈山西亭〉
山西省で食堂を営んでいた李さんが開店。現地ならではの品8種も。
■東京都新宿区大久保2-6-10 B1
■03-3202-7808 
■11:00~15:00、17:30~23:00LO 日休 
■36席/喫煙

2.〈サウスラボ南方〉食べる際は手づかみで!スープも一緒に味わってほしい/錦糸町

サウスラボ南方 錦糸町

広東料理と東南アジアのテイストを融合させ、その味の変化を研究する場として開店した。

サウスラボ南方 錦糸町

「脆皮炸子鶏(クリスピーチキン)」1羽9,500円は、香り高い五香粉と塩をすり込んで、油をかけながら低温で揚げる。パリッと香ばしい皮にさっぱりした胸肉、脂がのるワキ肉と、部位ごとにさまざまな味わいが。「サービスも気持ちがいい」

〈サウスラボ南方〉
チキンは3日前までに要予約。
■東京都墨田区錦糸3-7-3 
■03-6658-5299
■18:00~22:00LO、土12:00~22:00LO(日~21:00LO) 月休 
■25席/禁煙

3.〈ベトナム屋台食堂Mãimãi〉インテリアも可愛い、本格派ベトナム食堂/江古田

ベトナム屋台食堂Mãimãi 江古田

今でもベトナムに足を運び、料理の研究をしているというオーナーの足立由美子さん。おつまみやお酒、コース料理などローカルの味を堪能できるものばかり。

ベトナム屋台食堂Mãimãi 江古田

手作りのベトナム式おしぼりと共に乾杯したら、「ゆで豚肉のライスペーパー包み」1,600円は必食。「ベトナム料理ならこちら。何を食べても間違いなしです」

〈ベトナム屋台食堂Mãimãi〉
3軒隣には、バインミーなどストリートフードを中心にした〈ECODA HEM〉も。
■東京都練馬区旭丘1-76-2
■03-5982-5287
■18:00~21:30LO 火水休 
■24席/禁煙

(Hanako1179号掲載/photo : Chihiro Oshima, Hiromi Kurokawa, Natsumi Kakuto, Mariko Tosa, Tomo Ishiwatari text : Ami Hanashima, Wako Kanashiro)

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