絶品かき氷ができるまでを大公開!神奈川・藤沢の名かき氷専門店〈埜庵〉、人気の秘密をとことん知りたい!vol.2
2019.08.26

ふわふわ天然氷にフレッシュフルーツのシロップ… 絶品かき氷ができるまでを大公開!神奈川・藤沢の名かき氷専門店〈埜庵〉、人気の秘密をとことん知りたい!vol.2

かき氷に一家言ある人たちに好きな店を尋ねると、必ずその名が挙がるのが、創業16年目のかき氷専門店〈埜庵〉。vol.1に引き続き、その魅力に迫ります。

編集部 / Hanako編集部

「東銀座にある編集部からお届けします!」

編集部
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア

16年目を迎えた今もかき氷と愚直に向き合う日々。

「パイナップル」970円。繊維が多い果肉からよくぞ!キリリとした甘酸っぱさが美味。

氷のおいしさを味わってもらうためにはどうしたらいいかを、常に考えてきた。日光・三ツ星氷室の天然氷を使うのも、できる限り氷室に近い状態で保存することにこだわるのも、そのためだ。戻した氷を削り、雪が降り積もるようにふわり、ふわりと重ね、口の中ですっと溶ける、喉越しのいい氷に仕立てるのも、フレッシュなフルーツから作ったシロップをかけるのも、また、しかり。

〈埜庵〉をオープンして2年後に鵠沼海岸に移転し、屋台から一軒家へ。デッキに雪が積もる日も、客がたったひと組の日も、一年中、氷を削り続けて16年目。

「抹茶金時」1,170円。愛知〈葵製茶〉に特注した抹茶が、匂い立つように濃厚な定番。
「かまくら」860円。氷がシンプルに味わえる、糖蜜に和三盆糖をかけた定番。

いまや専門店も増え、フレッシュフルーツのシロップも氷へのこだわりも、ここのスタイルが主流となった。いわば先駆者。巣立って、北海道や沖縄に自店を構えた削り手もいる。だがここでは変わらず、2代目の石附千尋さんが奮闘中。もっとも浩太郎さんはといえば、今日も近所に構えた冷凍庫から氷を運び出して店に向かい、客を迎える準備に余念がない。

「キャラメルみるく」970円。キャラメルシロップのほろ苦さと、塩コショウで大人味。
「すいか」1,170円。夏の特別な日に小玉すいかで作る淡い氷には、やはり塩!

夏は連日行列だけれど、きっと笑顔で出迎え、見送ってくれるはず。おいしかったなぁ。そう思って秋の足音とともに再訪すると、コクのある栗やら新作が登場していて……通うワケです。

かき氷の作り方

氷は、日光にある三ツ星氷室の天然氷。通常の、マイナス約20℃の冷凍庫では氷の質感が変わってしまうと、マイナス5℃の冷凍庫に保管。

冷凍庫から運んだ氷は、夏場は半日出しておき、マイナス2 ℃まで戻す。

氷を1/3ほど積もるように削ったら、数種の砂糖で作った糖蜜をかける。

そこに酸味やほろ苦さといった素材の個性を活かしたシロップを重ねる。

さらに氷を削り、再度シロップをかけ、各々の味が際立つ仕上がりに。

〈埜庵〉/藤沢

オーディオ機器メーカーの会社員から、かき氷店の店主になった石附浩太郎さん。今では“かき氷文化史研究家”として著作の執筆や講演もこなす。
■神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11 1・2F
■0466-33-2500
■11:00~17:00LO(氷がなくなり次第終了) 月火不定休(10~3月は不定休) ※混雑時は整理券配布

(Hanako特別編集『いつだってかき氷。』掲載/photo:Hisako Yanagihara text & edit:Yuko Saito)

編集部

vol.1も必読!

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア
seibu_sidebar
TOPに戻る