フィンランド人はなぜ幸せ?答えを探しにヘルシンキへ。
2019.08.11

フィンランド人のハピネスガイドをレンタル! フィンランド人はなぜ幸せ?答えを探しにヘルシンキへ。

フィンランド人を「レンタル」してフィンランド式幸せメソッドを体験。その模様をお伝えします。

道玄坂 まりこ / フリーライター

「雑誌Hanakoでイベント情報ページを担当。おもしろそうなことには積極的に首、足、手、その他なんでも突っ込んでいきたいアラサーライター。」

道玄坂 まりこ
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「フィンランド」といえば、アアルトやマリメッコ、シナモンロールが有名ですが、実は世界でもっとも幸福度が高い国、ということはご存知ですか?

国連が発表する「世界幸福度報告」で2018年、156カ国中1位に輝いたのがフィンランドなんだそうです。幸せってぼんやりした概念だけど、どうしてフィンランド人は幸せなのか?その答えを探るべく、地元の人と触れ合って「リアルなフィンランド」を美容コラムニスト・フリーランスPRの福本敦子さんが体験することに。

旅立ちは「Finnair」で!

今回は日本のフィンランド観光局、Visit Finland が企画した「Rent a Finn(レント・ア・フィン)」というプログラムに参加。このプログラムはフィンランドを知り尽くした地元の「幸せのガイド」がフィンランド人ならではの自然の楽しみ方や地元の人しか知らない、とっておきの場所やフィンランド流のリラックス法などを紹介してくれるというものです。

幸せのガイドは全8人。バックグランドも住む場所もさまざまでユニークな一般のフィンランド人ですが、彼らに共通しているのはフィンラドの自然を愛していること!それぞれがテイラーメイドのプランでフィンランドを案内してくれるそう。今回は、デジタルメディアとヘルステクノロジーの仕事をしながら農業も営むユホ(今年で50歳!若い!)が福本さんのハピネスガイドに。

きのこ探しも得意なユホ。

18歳まで日本で育ったというユホは関西弁バリバリのめちゃくちゃ喋るオモロ〜なフィンランド人です。サウナが大好きで、今ハマっているというテントサウナについてもあれこれ教えてくれました。今回はローカルの人しか知らない「フィンランド式自然の楽しみ方」を教えるべく、福本さんをヌークシオ国立公園へと連れて行ってくれました。

ヌークシオ国立公園はヘルシンキから気軽にアクセスできる約45平方キロメートルの公園。起伏のあまりない美しい森林、大小80の湖と池、沼地などの自然が残されています。到着して早速、湖でボートを漕ぐことに。鳥の声や風の音しかない静かな湖の上をゆっくり漂っていると心が落ち着きます。

井の頭公園じゃないですよ、ヌークシオ国立公園です。

また、この公園内には順路が示された循環ハイキングルートがあり、初心者から上級者までレベルに応じてルートを選べます。今回は約2時間で森を一周できる初心者コースを歩くことに。ちなみに森の中は地面がぬかるんでいるところもあるので、歩きやすくて汚れてもいいスニーカーで。また、市内よりも気温が低くなることがあり、虫刺され予防のためにも服装は基本長袖&パンツスタイルで、がお約束です!

森の中には珍しい動物やキノコ、植物も多数観察することができるそう。そして、多種多様な生物を守るために制定された広大な自然保護区では素晴らしい景色も楽しめます。しかし、こういったフィンランドの国立公園は「自然を保護するだけのものではない」とユホ。私たち人間がリラックスしたり、自然を楽しむ場所でもあるんです。

「これ、食べられるよ」とトウヒをバリバリ食べるユホ。

約2時間のハイキングの間に、フィンランド人の幸せについても教えてくれました。それは、ヨーロッパで随一の広さを誇る森が関係しているそう。陸地面積の65%を森に覆われているフィンランドでは、人々にとってものすごく身近な存在。気軽にハイキングにでかけたり、ベリーやきのこ狩りをしたり。ストレスフルな喧騒から離れ、心をしずめて、安らぎをもたらせてくれる場所なんだそう。フィンランド人にとって森と触れ合うことがなによりのストレス解消になるのだとか。「自然の中で過ごすシンプルな暮らしはインスピレーションを与えてくれる」とユホ。「五感を研ぎ澄ませて自然を味わう。音も立てず、何もしないでただそこに『存在している』という感覚を楽しむ。そういったシンプルなことがなによりも大切なんですよ」

丘の上から湖と森の美しい風景を楽しみます。

“フィンランド人の幸せ”についてジーンとしていたら、キャンプエリアに到着しました。フィンランドの国立公園にはこういった火を起こすことができるキャンプファイヤーエリアがある場合がほとんどだそう。みんな自分たちで食事を用意して、ここで熱々出来立ての料理を楽しむそうです。私たちもユホが持ってきてくれたキャンプセットでランチをとることに。ジューシーなウインナーや自家製のオープンサンドや焼きマシュマロ、最後はひきたてのコーヒーも淹れてくれました。気持ちのいい森の中でいただく食事はどれもびっくりするぐらいおいしい。

大自然の中で思い切り深呼吸をして、美しい自然と静けさを享受する。フィンランド人にとって森で過ごす静かで豊かな日常が、ごくあたりまえの幸せを育んでくれているのかもしれません。日本に帰ってもこの穏やかな時間を忘れずに、気軽に森と触れ合える日常を作れたらいいなと感じた旅になりました。

ちなみに「Rent a Finn」のウェブサイトでは、ヒンツァ・メソッドをもとにした「ライフバランス診断」を受けられます(https://rentafinn.com/en/hintsa/ )(英語)。このテストでは、実際どれくらいバランスがとれたライフスタイルを送れているかを知ることができます。さらにストレスを軽減し、心身の健康を保つためのアドバイスも受けられるので、ぜひチャレンジしてみてください!

■前編「“サウナ三昧”でディープリラックスのフィンランド旅へ。」はこちらから

道玄坂 まりこ

モイモイ!(フィンランド語で「バイバイ」)

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