〜女性が輝く5つのヒント〜 vol.2 デザイン室・鈴木里英さんの場合。
2018.07.26

働くことと、生きること。 〜女性が輝く5つのヒント〜 vol.2 デザイン室・鈴木里英さんの場合。

【記事の最後にはスペシャル動画も!】あのひとは、どうして輝いてみえるの? 100人いれば100通りの理由があります。誰かの真似なんてしても意味ないけれど、素敵な女性たちを見てヒントを探すことは、きっとあなたの何かの役に立つはず! 本誌で連載中の「働くことと、生きること」のスピンオフ企画であるこのウェブ連載。今回は岐阜に住み、調理用具からビューティーケアアイテム、医療器具までを手がける「貝印」に勤める鈴木里英さんのライフスタイルから、女性が輝く5つのヒントを見つけました。

常松 亜子 / ライター

「ライフスタイルバランスを整えるべく邁進中のフリーランスライター。」

常松 亜子
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1. 集中できる場所がある。

貝印の商品本部 デザイン室で働く鈴木里英さんへ会いに、この日まず訪れたのは弓道場。「会社に弓道をやっている方がいたのがきっかけで、社会人になってから始めました」と胴着に身を包み、話す鈴木さんのまっすぐな姿勢に早速見惚れてしまいます。

弓を引く位置に立ってから引き終わるまでの一連の動作を、八節で流れるように行うのが弓道。これを正確に行うことによって的中率が高くなるそうです。全身の呼吸を整えながら精神を統一させ、集中。

真夏のような天気だったこの日、とても涼しいとは言えない道場で額に汗を浮かべながら、黙然と矢と向き合う鈴木さんの表情は真剣そのもの。無駄のない正確な動作と、的に向けられたまっすぐな視線からも緊張感が伝わってきます。

「ひとつひとつの動作に意味があるので、じっくりと覚えていくのが好きです。大会でいろんな場所に行き、たくさんの人と知り合える楽しみもありますね」と熱中ぶりを語ってくれました。

2. 逆にリラックスできる場所を持つ。

打ち合わせなどのために、頻繁に東京に訪れる鈴木さん。出張中の楽しみのひとつは、都内のカフェに出かけることだそう。「会社の方に教えてもらって以来、お気に入りなんです」とおすすめしてくれたのがこちらの〈フクモリ〉。山形の自然食材を活かした定食などが人気のカフェです。

六田焼き麩の唐揚げ(730円)と塩納豆(150円)を食事セット(640円)と一緒に注文。味がしみ込んで、サクッと揚げられた麩は驚くほどジューシー。美味しくって、鈴木さんもお箸が止まりません。

カフェをめぐる他、美術館も好きでよく足を運ぶそう。「作品だけではなくて、作品の見せ方や展示方法も気になります。商品の展示会のブースデザインなどを担当することがあるので、お仕事にも活きているはず」と教えてくれました。

〈フクモリ 馬喰町店〉
■東京都千代田区東神田1-2-10 泰岳ビル1F
■03-5829-9987
■11:30〜23:00
■日休
http://fuku-mori.jp

3. こだわりを大切に持ち続ける。

鈴木さんが商品をデザインする際に最も大切にしているのは、実際に手に取ったときの使いやすさ。厚紙や発泡材をカッターで削って手作りをしたり、3Dプリンターで出力したりとプロトタイプで使いやすさや持ちやすさを検証しながら、形を決定します。

最初に描いたデザインやコンセプトのままで生産されるということは稀で、ちゃんと量産できる形にするために企画や開発部署とも話し合いを重ねていく必要があるそうです。「そこが大変なところでもあり、やりがいを感じるところでもあるかなと思います」と意気込みつつ、過去に作ったキッチンナイフのプロトタイプを見せてくれました。

4. 自社ブランドのファンを大切にする。

商品の製造に関することだけでなく、貝印ブランドのファンの方たちに向けた取り組みにも意欲的な鈴木さん。顧客に直接会いに行くファンミーティングを実施したり、新入社員に自社製品の魅力を伝えるウェルカムギフトを贈ったりなどする「カイタッチ・プロジェクト」に積極的に携わっています。

「貝印の商品をまずは使ってみて欲しい」と、入社した人へ贈られるウェルカムギフトは、名前と入社年月が刻印された〈関孫六〉の包丁。"刃物で未来を切り開く"という想いが込めれているという。鈴木さんはギフトボックスのデザインをまとめたり、そこに飾られる水引をメンバーと一緒にひとつずつ編んだりしているそうです。

また、「今までユーザーの方に直接会う機会がなかったのでとても新鮮です。自分が携わった商品に対する感想をその場でいただけるので、すごく貴重な場だと感じています」と説明してくれたファンミーティング。「これまで東京、福岡と大阪で開催してきて、3箇所とも参加しました。日本各地の貝印ファンの方に会え、嬉しくなりました。製品の良い所を改めて知る機会になりましたし、これからもファンでいてもらえる製品を作っていきたいです。」と笑顔を見せてくれました。

5. 自分自身も大の貝印ファン。

学生時代から製品のデザインをしたいと考えていた鈴木さん。貝印に入社するきっかけは、ひとつの貝印製品でした。「バードと言う名前の自立するキッチンバサミがあって。それが使いやすさと清潔さを兼ね備えていて、置いても可愛いもので、どこの会社が作ってるんだろう?と思ったら貝印だったんです」。そこから暮らしの中でも特に身近な場所にあるものをたくさん作っている会社だと知り、そういった商品を自分も作りたいという一心で入社を決意したそう。

貝印では、夢や目標を持ち、楽しみながら仕事にも趣味にもコツコツと打ち込む鈴木さんのように、働くことと生きることのどちらも大切にしながら邁進する女性たちがたくさん働いています。

貝印の公式サイトはこちらから。



( text / Ako Tsunematsu, photo / MEGUMI ( DOUBLE ONE ) , movie direction / Ryo Kawano, movie producer / Mizuki Kawakubo )

常松 亜子

何事も楽しみながら努力を積み重ねていけるのが素敵ですよね!

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