そうだ、つくばへ行こう。〈クーロンヌ〉と〈ペニーレイン〉
2018.03.05

花井悠希の朝パン日誌 vol.17 そうだ、つくばへ行こう。〈クーロンヌ〉と〈ペニーレイン〉

時は週末。空は青く冴え渡り、お日様の光にも所々春の輝きが見える。

さぁ、思い立ったら吉日。女友達を誘ってつくばエクスプレスに乗ってビューンと〈つくばねファーム〉へ。いちご狩りに行ってきました。(いちご狩りの様子はインスタグラムで)。そしてつくばは「パンの街」と言われているそうで、つくば市にはで30店ほどパン屋さんがあるとのこと。そう聞いたらいてもたってもいられず、その中から友人(茨城出身)オススメの人気店2店に行ってきました!

ということで、朝パン日誌つくばの巻のはじまり、はじまりー!

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花井 悠希 / ヴァイオリニスト

「三重県出身。三重県四日市市観光大使。3歳よりヴァイオリンを始める。 2010年4月21日コロムビアよりデビュー。〈1966カルテット〉メンバー。http://columbia.jp/hanaiyuki/

花井 悠希
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大行列は一方通行、悔いなく進め!…<Couronne>

【つくば パン】と検索したら1番上に上がってきた<クーロンヌ>。大きな駐車場ぎっしりに止まった車、店内は一列に大行列と、人気の高さが伺えます。

石窯焼エリアで見つけた「究極のソーセージフランス」はお店の看板商品。長さ40センチもあるロングソーセージフランスをその場で4等分に切ってくれました。この子は焼きたてが運ばれてきたので、もう朝まで待てないっ!と、外のテラスでフライング朝パンしちゃいました(もはや朝でもなんでもない)。

カリッと焼かれたフランスパン生地を進み、プチンと弾ける音が聞こえたら、それを合図に飛び出してくる肉汁。お肉屋さんと開発したというソーセージは、惜しみない肉汁でこちらの期待にしっかり答えてくれます。そしてそれを一滴たりともこぼすまいと受け止めるパンが、ひたひたになるまでギュンギュン吸ってくれる。だから、噛むたびにソーセージからはもちろん、パンからも肉の旨みがぷっしゃーー!!(○なっしー?)ソーセージとパンの間に忍ばされたマスタードがまたいいアクセントを与えてくれて、40センチという長さを物ともせずパクパクとあっという間に食べてしまいました。



さて、持ちかえったパン達で正真正銘の朝パン日誌です。この子は「ソルティドック」。そうです。あのグラスの淵にぐるりと塩が添えられた有名なカクテルと同じ名前です。なるほど、こちらの上にはゲランドの塩とレモンの皮のすりおろしが散らされていました。しっかり焼き目がつけられたフランスパンのカリッと感に、まず感激。

ハーブソーセージの王様風情に圧倒されて、パンに注目しそびれそうですが、まず一口食べた感想は、パン美味しい!小麦の香りが立ち上って、目の前を香ばしい景色に染め上げる。黄金色に輝く麦穂の畑、風に揺らぎ波をうつ平原、夕陽が差し込み穂を揺らす風はキラキラと眩しく、、、おっと。香ばしい妄想で旅をしてしまいそうに。(←危ない人)

どっぷり立派なソーセージは抱え込む肉汁がしっとりと艶やかで、それはルックスを裏切らず美味しいのだけど、パンは想像の上をいく美味しさだったので、より心に残りました。塩加減とレモンピールのおかげで見た目よりもさっぱりいただけます。

こちらは、カルピスバターを贅沢にミルククリームに使ったその名も「大草原のミルクフランスプレミアム」!カルピスバターはミルキーであと味すっきりなイメージなのですが、このミルククリームもその印象をそのまま受け継いでいて、甘さも強すぎず、誰からも愛されるパンです。

しつこさのないクリームとパン生地なので、1人1本、ペロリと食べられちゃう。何本も買って帰るお客様も多かったですよ。

お店に活気があって、親しみやすさと本格的な味とのバランスがいいパン屋さん。人気も納得です!

彷徨う伝説の4人の影…<ペニーレイン>の「イエローサブマリン」と「スコッチスコーン」

《1966Quartet》でビートルズをずっと弾いてきているので、どうしてもビートルズと聞くと身体が反応してしまいます。この<ペニーレイン >さんはずっと行ってみたかったので感無量!

そりゃあ、やりますよね。

そりゃあ、やりますとも。って私達の「Abbey road sonata」というアルバムはAbbey road studioでレコーディングして、ジャケ写は本物のこの横断歩道で服装も角度もそのままに撮ってきたんですもの!(久しぶりにやったら角度甘いな私……ちなみに私はポール役)

広い店内にもビートルズの4人がいたるところにいて、ギターやレコードも飾られ、まさにビートルズ一色!!

パンの種類はハード系からお惣菜系、甘い系まで幅広く、お客様もいっぱいです。せっかくならビートルズの曲名と同じ名前がついているパンないかなぁ?と見つけたのは「イエローサブマリン」

真っ黄色のマスタードがトレードマーク。ソーセージの上にはタコスミートものっているとは嬉しい。パイ生地は、サクサクと崩れると内側からジューシーなバターのコクが溢れてきます。パリッとしたソーセージには肉汁たっぷり。

マスタードがたっぷりのっているから全体はマスタード味に支配されるのですが、タコスミートがちょこちょこアクセントになったり、パイ生地の上にかけられているチーズがまた強い味わいをプラスしたりして、楽しくなるパン。パンじゃなくパイを合わせているあたりが、分かってるー!って言いたくなる程マッチングの良さが光っておりました。

イギリスの雰囲気を感じて手に取ったこちらは「スコッチスコーン」。チョコとくるみ、ラム酒を使ったスコットランド風スコーンとのこと。みっしり密度の高い、これぞスコーンというタイプ。少し歯を立てて、しっかりとした“ らしい” 固さを突破すると、少しザラザラとするほど粉が立っている内側に出会います。それは少しショートブレッドにも似ている質感。

そして口内から色めき立つラム酒ね。突然好きなテイストがふぁってのぼってきて、心がキュンとします(ラム酒使われているの知って買っているけど)。

スコーンにラム酒が効いているだけで、確かにスコッチスコーンだ!って思っちゃう私は、やはりスコットランドに行ったことがないからでしょうか(笑)。大きめにザクザクと入った自家製のチョコレートは、しっかりカカオのコクと少しの酸味があり本格派な様子を格上げしていました。ミルクティーをお供にいただきたい一品。

ショッパーまで抜かりなくビートルズで、手にした帰り道もウキウキが止まりませんでした。

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。なんですかこの私の見事なまでのソーセージ縛り現象は(笑)!まず先に訪れたクーロンヌにて、あぁ美味しそうと手にとったのが2つもソーセージ系、そしてその後訪れた<ペニーレイン>でビートルズの曲のタイトルがついていたパンが2つ、なんとどちらもソーセージ系…。つくばはソーセージの街でもあるんじゃないかと思った瞬間でした(いえ私の選び方のせいです)。

調べたら、まだまだつくばには魅力的なパン屋さんがいっぱい。つくばエクスプレスを使えば秋葉原から45分で着いてしまうので、想像よりもずっと気軽に行けました。これはまたパン屋さん巡りに足を運ばねばなりませんね。いちご狩りと合わせていくのオススメです♪

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花井 悠希

いちご狩りシーズンの終わりまでにもう一回いきたいな、つくば。

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