台北、赤峰街で会いましょう。From Taiwan
2017.12.24

小さな路地にこそ、本当の台北がある。 台北、赤峰街で会いましょう。From Taiwan

地下鉄の中山駅近くの小さな街角、赤峰街。ここ数年、ショップやおしゃれカフェができ始め、週末になると多くの人が行き交う注目エリアになっている。でも、本当の魅力はそれだけじゃない。ここはもともと車の小さな部品工場などが並ぶ路地裏で、狭い路地に看板のない店、老舗の麺のお店など「本当の台北」が隠れているから。似たような筋に囲まれているので、どこを曲がるか?なんてこともちょっと楽しい。今日は赤峰街を歩いて、台北を暮らすように過ごしましょう。


youmei / Hanako編集部

「アジアの映画、ドラマ好きがこうじてアジアを旅するように。ギンギンに冷えた映画館でニヤニヤしながら台湾映画を観るのが至福の時。好きな監督はニュウ・チェンザー。」

youmei
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア

台湾ならでは、下町の味部門。

一見、台湾のどこにでもある街角。でも、そのポテンシャルの高さで人をうならせるのが赤峰街。今日も街歩きの人が行き交う。この一角においしい店が隠れている。

朝ごはんなら、善導寺の豆乳もいいけれど通は赤峰へ。こちらは雙蓮駅の近くのお粥屋さん〈雙蓮肉粥〉。味わい深い出汁に牡蠣が入ったあっさりとした「粥」は1杯30元(約120円)。揚げ豚や揚げ豆腐などと一緒に注文するのがおすすめ。出勤前にわざわざ車を乗り付けてやってくるファンもいる。

冬になれば、〈阿桐阿寶 四神湯〉が恋しくなる。ここの「魚のすり身スープ」(左)と「肉まん」は天下一品!。色白でふかふかの皮の中に肉汁がぎゅっとつまったあんが入っている。はふはふして食べましょう。看板メニューは「四神湯」(内臓のスープ)(右)だけれど、この肉まん目当てのお客さんも多し。肉まん1個20元。

店名にある「四神湯」は豚の内臓のスープ。クリアなスープは漢方の人参の調味料をかけて食べる。店先にはふんわり湯気がただよう。粽もあるよ。

簡単なお昼なら、〈雙蓮街魯肉飯〉へ。二人で100元あれば満足!の手作りのお惣菜店。台湾の外食率は高く、台北の単身者用のマンションにはキッチンがないことも珍しくないという。

こちらが、「魯肉飯」30元(小)とおかず。甘いお醤油で味付けされた魯肉飯もいいが、さっぱりした味の「蒸し鶏」35元(小)もなかなか。本日のおかずは煮た豆腐、セロリの炒め物と煮卵で。

〈阿田麺〉も忘れられない味だ。卵、野菜、麺の「油麺」45元。お昼時に行列を見かけたら、その筋がお店のある場所だ。こちらの煮卵は台湾醤油で煮込んだもの。コンビニでも煮卵が売られているが、そちらは漢方と一緒に煮込まれている。台湾は煮卵のバリエーションが豊富。

私にとって「赤峰グルメ一等賞」といえば「排骨飯」。実は看板もない店なので、お店の名前はわからないが、地元では「ぱいぐーふぁんの店」と呼ばれている。しっかり揚がっている排骨の上には目玉焼きが乗って、その下には青菜、ご飯が順番のがっつり系。評判が評判を呼び、超人気店に。列に並んでも「今日はもうないよ!」と奥からおばちゃん(オーナー)の厳しい声が飛んできたら列から外れるのがルール。取材拒否のお店。この写真の道から、公園を右手に見て中山駅に向かってまっすぐ歩いて、右側の看板なのない店をめざそう。

食後はこちらへどうぞ。

マンゴー。それは台湾の夏のお楽しみ。赤峰街にある〈氷讃〉はマンゴーのシーズンだけしか営業しないかき氷店だ。

みよ、この勇姿を。オーダーが入ってからマンゴーを切って、氷に乗せる。ごろごろとしたマンゴーは練乳と一緒にめしあがれ。各自スプーンを持って、友達同士で氷をわけわけするのが台湾流の食べ方。2018年は4月にオープンだそうです。

赤峰街のもう一つの名物は〈日子珈琲 nichinichi〉。カフェはカフェだけど、赤峰に比較的早い時期に古い建物をリノベした。すっきりしたインテリアの店内はいつも混んでます。村上隆の作品が飾ってあったり、雑誌『Brutus』が置かれたり、おしゃれ喫茶店という感じでしょうか。「拿鐵(ラテ)」が評判。台湾の牛乳は乳脂肪が低いので生クリームに適さないそうだ。でも、けっこうこっくりしてなめらかでおいしいですよ、台湾産の牛乳。濃厚なエスプレッソで「アイスラテ」150元、好喝。

映画関係者から赤峰街を紹介されて、カフェにしたという。なるほど、赤峰って往年の台湾映画のような佇まいがある。〈nichi nichi 〉のオーナー、通称、アフロ(大毛)さんは台湾特集をした日本の雑誌にほぼ、総出演したなかなかのイケメンです。

赤峰街の名店。

〈雙連肉粥〉
■台北市大同區雙連街1巷口
■6:00〜13:00
■日休み

〈阿桐阿寶 四神湯〉
■台北市大同區民生西路151號
■11:00〜翌5:00
■無休

〈雙連街魯肉飯〉
■台北市大同區雙連街5號
■11:00〜17:00
■土休み

〈阿田麺〉
■台北市大同區赤峰街44巷20號
■11:00〜16:00
■月休み

〈氷讃〉
■台北市大同区双連街2號
■11:00〜22:30
■2018年4月から再開

〈日子珈琲 nichi nichi〉
■台北市赤峰街17巷8號
■13:00〜22:00
■不定休

youmei

赤峰でおいしい出会いを。

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア
TOPに戻る