第48回 チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉!」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・48】育児にがんばる、パパ芸人の 会をやってほしい! MAMA 2020.02.05

2017年12月、待望の第一子となる男の子が誕生! 新米パパとして、まだまだわからないことだらけだと言う福田さんの育児日記です。子どもとの毎日の暮らしの中でみつけた発見や感動、ときにするどい(!?)ツッコミを赤裸々に語っていただきます!

40代で子育てをしたからこそ、よかったと思うこと。

前回、NON STYLEの石田との話をしましたが、子煩悩なパパ芸人ってどんどん増えていると思います。以前、吉本がパパ芸人を集めて親子イベントをショッピングモールなどでやっていたと聞きました。パパ芸人たちが楽しい子育てトークをして、見に来てくれた子どもたちをステージに上げて、パパとママの好きなところを言ってもらったりするっていう……なんていう幸せな、ハッピーしかないイベントなんやと思いました。そんなの今やってくれたら、ぜひ呼んで欲しいです。

芸人としてやっていると、子どもの話をする場ってあまりないですから。普段は、どうしても求められないですよね。でも、意外と今どきの芸人さんは、みんな育児に参加しているから、みんなそれぞれ「子どもあるある」とか「子ども喜ばす鉄板ネタ」とか持っていて、それを話したいと思っているはず。ぜひどこかでパパ芸人会をしてほしいです。

でも、中にはオムツ替えたこともない、幼児食って何?という芸人仲間もいます。僕もきっと、20代とかまだ若くて必死だったころに子どもを持っていたらそういう感じだったかもしれません。忙しいし、休みないし、子どもの世話のことまで考えられなかったかもしれない。まあまあ落ち着いて、仕事も家のことも考えられる年齢だったから、やれているわけで。そのどっちがいいということはないですが、僕は今、単純に楽しいですね。

40代で子育てをしていていいと思うのは、何事にも左右されないこと。どうしたらえんやろ、と迷うことはもちろんありますが、トータルでなんとかなるやろし、元気であればいいと動じないでいられます。

もちろん、高齢出産で母親にとってリスクが大きいとか、体力ついてくのしんどいとかいろいろ難しいことはあります。でも、年齢いって子どもを持ってもしんどいだけじゃなくて、それはそれでよかったと思えることもある。それを知ってほしいです。それは、どの年代で子どもを授かっても、それぞれ思うことがあるんじゃないでしょうか。僕は、子育てを楽しいと思う気持ちを最優先にできる今が、本当に幸運だなと思っています。

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