第55回 チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉!」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・55】特別企画・チュート福ちゃんが読者のお悩みに答えます! その① MAMA 2020.05.20

2017年12月、待望の第一子となる男の子が誕生! 新米パパとして、まだまだわからないことだらけだと言う福田さんの育児日記です。子どもとの毎日の暮らしの中でみつけた発見や感動、ときにするどい(!?)ツッコミを赤裸々に語っていただきます。

パパがイヤイヤ期の息子、どうすればパパ好きに?

連載も早くも2年目に突入! パパとして毎日を楽しむ福田さんにHanakoママ読者からのお悩み相談に答えていただく特別企画をお届けします。アンケートを募集したところ、たくさんのお悩みが寄せられました!

まず、最初のお悩みは……

Q 3歳の息子がパパではなくママがいい、と何でも言うようになってしまって困っています。福ちゃんのお家ではパパがイヤイヤ期がありましたか? という、3歳男子&0歳男子ママさんからのご質問です。

我が家では今のところ、パパがイヤっていうことはそんなにないですね。ただ、息子の中で役割分担が決まっているみたいで、「保育園に送っていく」のはパパの仕事だから、ママがするとイヤと言うとか「寝かしつけ」はママの仕事だから、パパがするとイヤと言うとか、そういう細かなこだわりはあります。

で、実際に「パパはイヤ」とされたときに僕はどうするかというと、正直そんなん「どーでもええ!」と思ってしまいます。息子にイヤがられたくないとか、好かれたいとか、もちろん思いますよ。思いますけど、それ以上に僕が息子を好きなんですよ。好きだから、イヤと言われようが息子のためにやらなあかんことはやる! 息子のためには、歯を磨いてあげたり、寝かしつけしたり、ちゃんと物事を進めることのほうが大事ですから。「俺はお前のことが好き、だからやるべきことはやる。お前の気持ちは知らん」です。まあ、しゃーないですよね。

あとは、ママべったりになっている気持ちをパパに向けるためには、ママの協力が必須だと思います。ママがパパのことを褒めてあげることが大事。「パパってこんなことできてすごいね」って、子どもたちにパパじゃないとできないことがあると知ってもらうといいんじゃないでしょうか。

パパってパパならではの距離感で子どもたちと付き合えると思うんですよね。ママはダメっていうお菓子やミニカーを買ってくれるとか、体を使った遊びとか、くだらないことも一緒に付き合ってくれるとか。男の子だったら、電車で真剣に遊ぶとか、そういうことってパパはけっこう無理なくできると思うんです。僕も、息子がどでかい駐車場でえんえんと目的の車探しするのを「それはちゃうかな〜」とかいいながら、苦にならずにずっと付き合える。奥さんなんかは、呆れていつも駐車場の入り口で待っています。

でも、そういう共通の趣味じゃないですけど、気があうとこ、お互い楽しいなっていうところを見つけて遊んでいれば、パパの信頼度は上がると思います。そうすれば「パパはイヤ」とは、ならないんじゃないかなと思います。

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