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離乳食を始める前に知っておきたい子どもの食物アレルギー Learn 2021.12.16

今まで母乳やミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんが初めて口にする離乳食は、パパやママにとって楽しみとともに不安もたくさんあるのではないでしょうか。

離乳食は食事から栄養を摂るためのトレーニングなので、食材の種類や固さや量など、様々な事に気をつける必要がありますね。

中でも注意しなければならないのが食物アレルギーです。

もし離乳食で食物アレルギーを発症してしまったときには、パパやママが慌てずに対処して重大事故を未然に防ぐ必要があります。

そこで、離乳食を開始する前に知っておいてほしい食物アレルギーの基礎知識や注意すべきことをお伝えします。

乳児の食物アレルギーの特徴

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食物アレルギーとは、ある特定の食物を食べたときに、異物として排除しようとするメカニズムによってアレルギー反応があらわれる疾患です。

乳児に多い食物アレルギーの原因物質は、多い順から鶏卵、牛乳、小麦で、この3品目で全体の9割を占めます。

学童期以降になると、甲殻類や果物、そばやピーナッツなどが上位の原因物質となり、年齢が上がるにつれて原因物質が変わっていくという特徴があります。

また、大人の食物アレルギーは治りにくく、原因となる食物の継続的な除去が必要なことが多いのに対して、乳児期に発症した食物アレルギーは年齢とともに自然に治っていくことが多く、小学校入学前までに治ることが多いと言われています。

このように、乳児と大人では食物アレルギーの特徴が異なります。

離乳食の開始時期

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食物アレルギーを怖がって離乳食の開始時期を遅らせると、かえって食物アレルギーのリスクを上げてしまう可能性があります。

乳児の発達状況には個人差があるのであくまで目安ですが、離乳食の開始時期は生後5~6か月頃が適当です。

発達状況の目安として、以下の5項目をチェックしながら子どもの様子をよく観察してみて下さい。

1.首の座りがしっかりしている
2.寝返りができる
3.5秒以上座れる
4.スプーンを口に入れても下で押し出すことが少なくなる
5.食べ物に興味を示している

生後5~6か月になり、このようなサインがあれば、離乳食を始めてみましょう。

摂取量とタイミング

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初めて与える食材は、離乳食用のスプーンで1さじです。子どもの様子を見ながら徐々に量を増やしていきましょう。

おかゆ(米)から初めて、慣れてきたらじゃがいもや人参などの野菜、果物、さらに慣れてきたら豆腐や白身魚と種類を増やしていきます。

また食物アレルギーのリスクの高い食材は耳かき1杯程度から始めます。

鶏卵については、固ゆでした卵黄を耳かき1杯から始め、1~2日ずつ様子をみながらアレルギー症状が出なければ徐々に量を増やしていき、固ゆでした全卵へと移行します。

時間帯はアレルギー症状が出た場合にすぐに対応できるように、病院が開いている平日の午前中に離乳食を与えるようにしましょう。

かゆみや蕁麻疹などのアレルギー症状が出た場合はすぐに摂取を中止し、医療機関を受診しましょう。

呼吸困難や、意識障害などの重篤な状態であるアナフィラキシーショックが生じた場合は、生命にかかわる危険な状態であるため、すぐに救急車を呼んでください。

まとめ

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離乳食を開始するにあたり、食物アレルギーの観点から大切なことは、自己判断で開始時期を遅らせず、体調の良い午前中に少量から始めることです。

また、食物アレルギーの原因となるアレルゲンは、口からだけでなく皮膚からも体内に侵入するため、赤ちゃんの皮膚をしっかり保湿することも重要です。

生後5か月前後にある予防接種や乳幼児健診のタイミングで、かかりつけの小児科医にお子さんが離乳食を開始できる発達状況にあるか相談してみるのも良いですね。

離乳食は、赤ちゃんが成長するために必要な栄養を摂取し、様々な食べ物の味を知り、噛む力を身につけ、生活リズムを整えて、食べる楽しさを体験する大切な役割があります。

大切な赤ちゃんのために、正しい知識を身につけて適切な対応を取れるように準備をしておきましょう。

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

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