DSC03871-1024x683

ノープラスチックキャンプへの道【親子ではじめるエシカル暮らし・35】 Learn 2021.10.15

晴れた秋の日の風って、なんでこんなに気持ちいいんでしょうか。外で遊ぶのも楽しい季節。

せっかくのいい時季、ちょこっと車を走らせれば近くにキャンプ場がたくさんある場所に住んでいるので、いろいろなキャンプ場に行ってみようと思っている今年です。

普段山と湖に囲まれて暮らしていても、キャンプはやっぱり非日常。子どもたちもあれしたいこれしたい、と張り切るのですが、心がけているのは、できるかぎりプラスチックフリーで向かうこと。

自然の中に入って遊ぶ時、そこに根を生やしている植物、暮らしている鳥や虫や魚、生き物たちに、わたしたちもお邪魔しますねっていう気持ちで遊べたらいいなと思います。人は生きてるだけで、どうしたって水を汚してしまうし、ゴミも出してしまう。そのことは重々わかっているのですが、だからこそ。

わざわざ自然の中に向かう日こそ、立ち止まって意識してみることで、気づけることも多いと思うのです。

さて、プラスチックフリーキャンプ。

DSC03871-1024x683

野菜や果物は布製の袋にいれたり、籠にいれたりして持っていきます。

チーズやソーセージは琺瑯の容器にいれたり、ミツロウラップでくるんだり。

DSC03893-1024x683
DSC03054-1024x683

おやつのドライフルーツやクッキー、バターなんかも瓶に入れて持っていけば、ゴミがでません。

新聞紙や包装紙を多めに持って行くと生ゴミを包んで持ち帰って、そのままコンポストにぽいっとしやすかったです。

そんなこんなで数回やってみて思うことは。

普段からプラスチックフリーで生活することがとてもとても難しい今の日本で、プラスチックフリーにキャンプするのも、当たり前ですがとてもとても難しい。個包装されていない食材(特に生鮮食品)を手にいれることが難しいので、食べ物を持っていこうとするだけで大量のゴミが出てしまう。

せっかくのキャンプで子どもたちが「マシュマロ焼きたい〜!」と言うことにまで「プラスチックに入ってるからだめ!」と言うのはなんだかなあ……と思うし、例外も、もちろんあり。

貫徹には程遠いプラスチックフリーキャンプではあるのですが、家族で何かをする時に「楽しむ」背景や課題についてみんなで話していくことに意味がある、と思うのです。

もちろんパンは、前回ご紹介した「パンバッグ」に入れて
もちろんパンは、前回ご紹介した「パンバッグ」に入れて

自然の中にゴミを残すといろいろな生き物が苦しむよ、と話すこと。

生き物たちを間近で見て、ともに過ごすこと。

そんな時間を重ねる中で、きっと当たり前に自然の中で生きている自分たちのことを感じていけるんじゃないかな、と思います。

キャンプをするだけでこんなにゴミが出てしまうんだね、どうしたらもっと減らせるかな? どうしたらゴミが出ない買い物ができるかな? というふうに、

楽しい時間が新しく向き合うきっかけにもなったら、それは楽しい以上の意味がある時間になる気がします。

わたしたち家族も、どんどん工夫と改善を重ねていきたいです。目指せ! プラスチックフリーキャンプ道! 道は、はじまったばかり。

Videos

Pick Up

記事4_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅④ | カヌーで巡るマングローブ原生林、海が青すぎる展望台…世界自然遺産を体感!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーである藤井茉莉花さん。今回は美しい海岸と展望台、マングローブの森でのカヌーツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 ※奄美群島のアクティビティの情報は、「あまみシマ博覧会」のサイトでも探せます。 https://www.amami-shimahaku.com/ 公式サイトはこちらTravel 2023.03.22 PR
お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選いま最も注目を集めるスポット・町田。活気あふれる商店街を始め、地元の人に愛される洋食店、100年以上続く名店など、気になるお店が盛りだくさんなんです。そこで、今回は“レトロ”をキーワードに、いま行くべきグルメスポットを厳選。次の休日、きっと町田に行きたくなる!(PR/町田市)Food 2023.03.22 PR
SPpeachPeachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高くなるのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損!Travel 2023.02.28 PR
記事2_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅② | とれたての海鮮丼から、島唄居酒屋で歌って踊って!?2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、「沖縄より混雑していない」ことでも注目されて、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です!日本のLCCを代表するPeachなら奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4,990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーである藤井茉莉花さんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 今回は海鮮丼、島唄割烹、お土産のセレクトショップなど、グルメ&お買い物編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.07 PR