移りゆく季節を感じる、秋色のお花たち。
2018.09.08

第22回 前田有紀の『週末・気分転〈花〉』~第22回~ 移りゆく季節を感じる、秋色のお花たち。

10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。第22回は、秋に楽しみたい旬なお花をご紹介します。
前田 有紀
前田 有紀 / フラワーアーティスト

「10年間のアナウンサー生活のあとイギリス留学を経てフラワーアーティストとして独立。パーティーやウェディングなどの空間装飾のほか、移動花屋のオリジナルブランド〈gui〉」を立ち上げる。」

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暑かった夏の最後に台風や大きな地震がやってきて、自然の威力の凄まじさに圧倒された9月のはじまりでしたね。被災した地域の方々が一刻も早く日常を取り戻せるように願いながら、自分の身の回りでも災害に備えた蓄えを見直さなければ、と思い返す数日でした。

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そんな中、花の市場ではどんどんと季節を進めて、花のラインナップも秋真っ盛りになってきました。秋らしいちょっと渋めの色やスモーキーなオレンジなど、この秋は落ち着いたトーンの草花に心惹かれます。中でも今週の仕入れで出会った“秋色のお花たち”をご紹介します。

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スモーキーな色合いのケイトウ。ケイトウといえば、鮮やかな赤やピンクのイメージが強い方も多いと思いますが、秋にはちょっと秋っぽいくすんだオレンジのものも出回ります。ドライフラワーにもなるので、長く楽しめそうです。

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淡い色味のスターチスは、スターチスソロモン。濃い色合いのブーケにも、淡い色合いにも馴染みやすい絶妙な色合い。そのままの色と形を残してドライフラワーになってくれます。ケイトウとの相性もとてもよさそう。

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そして、秋色紫陽花。紫陽花といえば、6月の梅雨の時期のイメージですが、この秋の季節には、絶妙な秋の色合いの紫陽花が出回ります。本来の6月のフレッシュな時期から少し色が変わって、アンティークカラーになったものを指します。こちらも生花で楽しんだり、ドライフラワーにしたりと、色々な楽しみ方が出来そうです。

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さきほど挙げたケイトウとスターチスを秋の草花アワや、オーストラリアのバンクシャと合わせて束ねてみたら、部屋の中もぐんと秋らしくなってきました。何かと心が落ち着かない出来事が続く秋のスタートですが、「季節は確実に前に進んでいる」と、秋の力強い草花から元気をもらった今週でした。

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そして、この秋は、ずっと夢だった自分自身の花屋を立ち上げて、たくさんの方に新しい形でお花をお届けしてく予定です。私がそうだったように、花と出会うことで、暮らしに彩りを、慌ただしい毎日にゆとりを、疲れた心に癒しを、実感する方が増えていったらいいなと思っています。また、この場所でもご報告させてくださいね。

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