前田有紀の『週末・気分転〈花〉』 鎌倉・海辺のギャラリー〈UMI 招山 由比ヶ浜〉で行われた、『森岡成好 森岡由利子 焼き物展』へ。 LEARN 2020.09.26

10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は4連休に訪れた『森岡成好 森岡由利子 焼き物展』についてのお話です。

前田有紀の『週末・気分転〈花〉』

先週の4連休のこと。「お花を生けておりますので、ぜひお立ち寄りください。」と、いけ花の先生である渡来徹さんにお声がけいただき、鎌倉の〈UMI 招山 由比ヶ浜〉という海辺のギャラリーを訪れました。

『森岡成好 森岡由利子 焼き物展』が開催されていました。和歌山の陶芸家の森岡ご夫妻。今年の長雨の7月、酷暑8月の中で作られ、薪で焚かれた器たちだそう。

前田有紀の『週末・気分転〈花〉』

透明感があり、凛とした涼やかさがあり、心が鎮まるよう。穏やかな毎日への願いが込められているようでした。(一緒に行った長男が途中からギャラリー内を走り回り出し、器に手を出さないか、別の意味で心が乱されました…。)

器たちには季節のお花がさりげなく生けられていました。このギャラリーはそのまま庭につながっているのですが、庭木のグミの大枝をそのままダイナミックに投げ入れられていました。ああ、こんな風に大胆にお花をいけてみたいなぁと、伸びやかな作品にた大いに刺激を受けました。

前田有紀の『週末・気分転〈花〉』

鎌倉に居をうつしてから、興味が再び沸き起こってきたのが、”生け花”のジャンルで、渡来さんの教室に何度も足を運んでいます。渡来さんの著書『ととのえる「いけばな」』が出版されたので、ふと手にしてページをめくっては心を整えたいです。「自分を変えたいなら、生け花をしよう」そんなメッセージが、心に響く一冊です。

〈UMI 招山 由比ヶ浜〉

2020年9月27日日曜日まで
■鎌倉市由比ヶ浜4−3−14
■11:00〜17:00

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