働くことと、生きること。 〜女性が輝く5つのヒント〜 vol.7 商品企画部・佐々木美穂さんの場合。 LEARN 2019.02.18

【記事の最後にはスペシャル動画も!】あのひとは、どうして輝いてみえるの?100人いれば100通りの理由があります。誰かの真似なんてしても意味ないけれど、素敵な女性たちを見てヒントを探すことは、きっとあなたの何かの役に立つはず! 本誌で連載中の「働くことと、生きること」のスピンオフ企画であるこのウェブ連載。今回は、貝印の商品企画部で働く佐々木美穂さんのライフスタイルから、女性が輝く5つのヒントを見つけました。

1.時間を見つけては、趣味に没頭する

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貝印の商品企画部に勤める佐々木美穂さん。趣味は刺繍や編み物をすること。最近は、新たに始めたペーパークイリングという紙を使った手芸に熱中しています。

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「紙でできているとは思えないくらいクオリティの高い作品が作れるんです。そんなにたくさん道具が必要じゃないので、すごく始めやすいのも良いところ」と、教えてくれました。

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器具を使って3mmほどの細い色紙をくるくると巻き上げていくと、あっという間に小さなパーツが完成。それらを花などのモチーフになるよう組み合わせ、台紙に貼っていき、作品を作り上げます。細かな作業をいとも簡単にこなす手先の器用さに、思わず関心してしまいます。

2.大切な日に訪れるレストランがある。

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美味しい食事をゆったりと楽しむことも大好きな佐々木さん。記念日などの大切な日に訪れるレストラン〈クレメンティア〉を紹介してくれました。「何を頼んでもどれもすごく美味しい。雰囲気もすごく良くて、落ち着きながらご飯を食べられるんです」と、お気に入りのお店のカウンターに腰を下ろし、にっこり。

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知る人ぞ知る、東陽町の人気店である〈クレメンティア〉。本格的なイタリアンメニューの中でも特に評判なのが、自家製麺を使用したパスタです。「ズワイガニとキャベツのビアンコ」(1,150円)は、たっぷり入った蟹の身とキャベツの甘み、そして爽やかなオリーブオイルとニンニクの香りがたまらない一品。シンプルで上品な味わいに、シェフの腕の良さが際立ちます。

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「一番初めは旦那さんが連れてきてくれたんです。ごはん屋さんを探すのが好きで、よく『美味しいお店見つけたよ!』と言っては連れて行ってくれます」。夫婦で美味しいものを囲む時間も、佐々木さんにとって大事なオフのひとときのようです。

〈クレメンティア〉
■東京都江東区東陽1−11−2 ※2019年2月に東陽内で店舗移転予定。
■03-5634-3955
■11:30〜14:30、17:30〜23:30
■日休
http://kiba-clementia.com

3.自分が思い描いたものをカタチにする。

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貝印に入社して6年。佐々木さんは「自分で考えた商品を世の中に出したいという想いがあったので、いつかは企画をやってみたいと思っていました」と話します。

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国内の営業担当を経て、2年前に「縁があってこの部署に異動となった」今、入社時に思い描いていたことのひとつ目が叶ったと感じているそう。

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「自分たちが頭の中で考えたものが立体になって出てくると、『頑張ってよかった』と思いますし、さらにそれが商品として生産され、店頭に並んでいるのを見たときはすごく達成感を感じます!」

4.“楽しい”ことも重要視する。

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そんな佐々木さんが担当するのは、ネコのモチーフを取り入れた調理道具シリーズの「Nyammy(ニャミー)」。ピーラーやキッチンハサミ、フライパンなどが種類豊富に揃います。「“ネコ好き”な人のみならず、たくさんの人に楽しいと思ってもらえるような程よいデザイン性と、ちゃんと使いやすい機能性を兼ね備えるよう考えています」。

この日は、「春夏商談会」の真っ只中。新製品の展示が行われ、取引のある企業や卸先の人が大勢訪れていました。ネコの手形のサンドイッチが作れる「Nyammy」の新商品は、大好評!「楽しく簡単に作れて、写真映えもしますよ」と、サンドイッチ作りを目の前で実演していました。

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「人の生活に密着した商品を作りたい」という想いを抱える佐々木さん。毎日使いたくなるような商品には、可愛い見た目やユニークな機能性がもたらす“楽しい”使い心地が欠かせません。日頃からアイデアの探究は欠くことなく、日用雑貨やDIY用品が揃う店に足を運んでは「趣味の手芸用品などを見つつ、キッチン用品のコーナーに気付いたら1、2時間居たり(笑)」なんてことも珍しくないそう

5.社内プロジェクトにも意欲的に参加する。

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貝印が昨年から今年にかけて迎える創業110周年、111周年を記念する「周年記念事業プロジェクト」。その一員でもある佐々木さんは、プロジェクトの活動にも意欲的な様子。「シンガー・ソングライターの岡本真夜さんに歌を作っていただいたんですが、その際のやりとりを担当できたのはとても貴重な体験だったと思っています!」

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また、ハワイへの社員旅行の際には周年記念パーティーの実行委員も務め、総勢650名が一同に集まる会を盛り上げた。「みんなで円卓を囲んでワイワイ食事したり、クイズ大会をやったり。社員同士がすごく近くなれたかな、という感覚はあります」と、楽しかった思い出を振り返ります。

様々なことを楽しみながら、思い描いたことを器用にカタチにしていく佐々木さん。貝印では、このようにキラキラと輝く女性がたくさん働いています。

貝印の公式サイトはこちらから。

(text / Ako Tsunematsu, photo / MEGUMI(DOUBLE ONE), movie direction / Ryo Kawano, movie producer / Mizuki Kawakubo)

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