左から、魯肉飯30元(約120円)、赤肉羹50元(約200円)と手頃なのも魅力。
2022.03.21

第15回 秘密の台湾【REPORT #15】 【台北】台湾の味、東門にある〈東門赤肉羹 〉へ。

「暮らすように旅をする」は旅好きの人にとって、見知らぬ土地での理想の過ごし方だろう。台湾で暮らす気分を味わう近道といえば、日用品から食材、ごはん屋さんまでがひしめく伝統市場に行くことだ。本誌連載『秘密の台湾』よりお届け。
朝 6 時半から働く人の朝を支える。ここで朝ごはんをとって仕事へ向かう人も多い。
朝 6 時半から働く人の朝を支える。ここで朝ごはんをとって仕事へ向かう人も多い。

台北に日が昇る前から、伝統市場をめざす人は多い。「おはよう」と、市場では店の人、お客さんなどが互いに挨拶を交わす声が響く。〈東門市場〉は台北のど真ん中にある伝統市場。今回おすすめしたいのが、創業してから30年以上ずっと人気が衰えない〈東門赤肉羹〉だ。肉羹は値段が手頃で、朝6時半から食べられることから、朝ごはんにしている人も多い。

朝から食べられる「肉羹」は、肉の味がじわっとしみる肉だんごと、片栗粉でとろみをつけたスープが特徴だ。
朝から食べられる「肉羹」は、肉の味がじわっとしみる肉だんごと、片栗粉でとろみをつけたスープが特徴だ。
お腹がすいたらいつでもおいしいものに出会えるのが伝統市場の楽しさ。
お腹がすいたらいつでもおいしいものに出会えるのが伝統市場の楽しさ。
朝から食べられる「肉羹」は、肉の味がじわっとしみる肉だんごと、片栗粉でとろみをつけたスープが特徴だ。
お腹がすいたらいつでもおいしいものに出会えるのが伝統市場の楽しさ。

そろそろ引退して息子に店を引き渡そうとしているのが、この店のオーナー・張清山さん。「1986年に銀行の前にお店をオープンしましたが、人の往来が激しくなって2004年に引っ越しました」と店の歴史を語ってくれた。

左から、魯肉飯30元(約120円)、赤肉羹50元(約200円)と手頃なのも魅力。
左から、魯肉飯30元(約120円)、赤肉羹50元(約200円)と手頃なのも魅力。
甜不辣(ティンブラー)は45元(約180円)
甜不辣(ティンブラー)は45元(約180円)
左から、魯肉飯30元(約120円)、赤肉羹50元(約200円)と手頃なのも魅力。
甜不辣(ティンブラー)は45元(約180円)

今の場所に引っ越してから、肉羹をさらにおいしくさせ、魯肉飯や日本の影響を受けた台湾の料理「甜不辣」といったメニューを増やし、味にうるさい台北人の多くを味方につけた。肉羹とは、台湾風の肉だんごスープのこと。〈東門赤肉羹〉の肉羹は、豚肉の赤身にエシャロット、砂糖、醤油、魚のすり身を加えたあんを2時間ほどこね、とろみをつけたスープで煮込んで出来上がる。魯肉飯と共に、一口食べたら箸が止まらないほどのうまさ。街中のレストランに行っても食べられない、とびきりの味が楽しめるのが、伝統市場ならではの面白さだ。

〈東門赤肉羹(トンムンチールウゴウ)〉/東門

PIC_02

スープと小皿料理をオーダーして朝食にするのが台湾流。質のよい素材でつくるこの店はずっとおいしさを保っている。
■台北市中正區臨沂街56號
■02-0932-139491
■6:30~14:30日休
■30席

Navigator…Janet Yin(ジャネット・イン)

Hanako Taiwanの編集者。おいしいものに目がない。台北人だからこそ知るおすすめスポットをご案内。

※1元は約4.2円です(2022年2月7日現在)。

(Hanako1206号掲載/photo : Jimmy Yang text : Janet Yin produce : Hanako.taiwan)

編集部
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