〈グリラス〉が取り組む、持続可能な循環型食品「サーキュラーフード」とは? 未来食としていま注目のコオロギフードをハナコラボが体験! LEARN 2021.10.19PR

近年、話題になっているコオロギフード。正直まだまだ抵抗があるけど、そもそもなぜいま広まりつつあるのか。昆虫食初体験のハナコラボ パートナーが、食用コオロギを養殖する企業〈グリラス〉に、未来の食とコオロギの魅力について伺いました。(PR/グリラス)

そもそも、なぜコオロギが必要とされるの?

地球上の人口は年々増加していくといわれ、3大栄養素であるタンパク質の需要が拡大する一方、家畜の餌となる穀物の供給量が追いつかず、2030年にはバランスが崩壊してしまいます。そこで注目されているのがコオロギ。豊富なタンパク質に加え、ウシやブタ、ニワトリといった既存の畜産に比べて温室効果ガスの排出量、水や餌の必要量が圧倒的に低く、環境負荷の少ない持続可能な食料となる可能性を秘めています。「昆虫食の中でも、コオロギは大量に飼えるし、はやく育つ。コオロギってすごい」(大場さん)。「2030年って遠いようで近い。タンパク質危機なんて考えもしていなかったから、こうやって考えるとこわいね」(細川さん)。

国産食用コオロギの先端企業・グリラスの渡邉崇⼈代表取締役にも話を聞きました!

徳島大学で30年近く続けている基礎研究をベースに、食用コオロギに関する事業を展開する渡邉代表。「コオロギってあんなに小さなカラダなのに、タンパク質危機や環境問題に役立つことなんて驚きです。グリラス独自に取り組んでいることはありますか?」(大場さん)「世界中ではタンパク質危機に加え、食べ残しや食品の生産、加工、流通、小売といったプロセスから発生する食品ロスが問題になっています。食料自給率の点で考えると、日本で消費される食料の大半は海外からの輸入に頼っています。それにも関わらず、全体の約1/3は廃棄されている。でも生産する以上、捨てるものが出るのは仕方ない。そこで、グリラスでは食品ロスを雑食のコオロギのエサとして活用し、そのコオロギを人間の食料にするフードサイクルを作ろうと思い、循環型食品・サーキュラーフード(※)の取り組みを始めました」(渡邉代表)。

※サーキュラーフードとは…持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された、新技術を用いて生産された食材及び食品のことを指します。(例:廃棄されるパンの耳を原料に使用したクラフトビール)
「コオロギフードを当たり前の世界にしたい。だから〈C. TRIA〉のパッケージにはコオロギを描いていないんです」(渡邉代表)。
「コオロギフードを当たり前の世界にしたい。だから〈C. TRIA〉のパッケージにはコオロギを描いていないんです」(渡邉代表)。

渡邉代表率いるグリラスは、サーキュラーフードをテーマにした自社ブランド〈C. TRIA〉の商品生産や、パウダーをはじめとしたコオロギ原料を食品メーカーや飲食店に提供するなど、コオロギフードを広める活動を続けている。「コオロギの姿形を見せないのは、やはり一般の方でも取り入れやすくするためですか?」(細川さん)「私自身もはじめはコオロギを研究対象でしか見ていなかったため、抵抗ある人の気持ちはわかります。まずはパウダーにして、“コオロギを食べた”という経験を積んでもらい、いつか当たり前の食べ物として認識される世界にしたいなと思います。そして、最終的なゴールは地球上でタンパク質がとれず栄養不足になっている人たちのところに届けたい。そのためにも、いまは国産の安心安全な食用コオロギを知ってもらうために地道に頑張っています」(渡邉代表)。

未来食としていま注目のコオロギフードをハナコラボが体験!

最後に、渡邉代表からハナコラボ パートナー2人に〈C. TRIA〉の商品にも配合されているグリラスパウダーをプレゼント。サーキュラーフードであるコオロギを粉末状にしたもので、初心者の人でも気軽にトライできます。風味や香ばしさをそのまま活かしているので、アレンジは無限大!将来は、家庭で当たり前のように使われる時代がくるかも。

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