ハナコラボ日記/本山順子の東京さんぽ道 第22回 【長野】の豊かな自然と文化、美味しい食べ物を満喫するお散歩へ。 LEARN 2019.04.08

第22回目のお散歩は、前回に引き続き長野散歩!温泉はもちろん、豊かな自然や文化に触れ、心が豊かになれるような場所がたっくさん!美味しいものでお腹も満たされる至れり尽くせりなお散歩をご紹介して参りたいと思います♪それでは早速行って参りましょ~う!

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

朝日を浴びながらの露天風呂は格別!早起きした甲斐あって一番風呂をゲットすることができました♪外気がとても冷たい時期の露天風呂って気持ちいですよね~!朝の眠気も吹っ飛びます!

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

温泉で温まった後は少し館内を散策。〈金具屋〉の最上階にある大宴会場は舞台もとても渋くてかっこいいです。この大広間は木造、130畳もあるのに柱が一つもないんです!当時の宮大工さんたちの技術に感服いたしました。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

朝食のとろろご飯をいただいた後は、お部屋で一休み。宿泊させていただいた「杏林」のお部屋は〈金具屋〉を代表する木造客室9室のうちの一つ。中でも「杏林」のお部屋は6代目が非常に好み、晩年は自ら滞在していたほどなのだとか。ステンドグラスに朝日が差し込み、なんともハイカラで落ち着いた雰囲気です。とても良い滞在をありがとうございました♪

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

〈金具屋〉さんを後にして、朝の温泉街をお散歩。私自身も温泉街で生まれ育ったので、なんだかとっても懐かしい気持ちになります。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

とっとこ山道を登ること15分。昨夜、晩酌でいただいた地ビールがあまりにも美味!だったので志賀高原の麓にある〈酒造元 玉村本店〉へやってきました!

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

お酒を作られている様子や、酒造の一部を改築して玉村本店当主佐藤家代々のコレクションを展示されているアートギャラリーなどもあり、お酒だけでなくアートも楽しむことができます。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

「自分たちが飲みたいビール」をコンセプトに作られた志賀高原ビールはフルーティーで、のどごしスッキリ爽やか!自分たちで原料づくりから関わってみたいと、なんと畑作りから始められたのだそう!フレーバーの種類も豊富。さらにギャラリー限定販売のものも4種類ありました。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

〈渋温泉〉にさよならして電車に揺られること40分、「小布施町」へやってきました。牛乳好きなら誰もが知っている「オブセ牛乳」の「小布施」です!わー!やっと出会えました~。この可愛らしいパッケージったら!こっくり濃くてあまーい牛乳。たまりません…!

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

〈岩松院〉の葛飾北斎最晩年の大作「大鳳凰図」の天井画をじっくり眺めたのち、お邪魔したのがこちら、〈浄光寺〉。ここが聖域であることを肌で理解できるほど、生命の息吹や自然の力強さを感じられる厳かな空気。静寂に包まれた〈薬師堂〉の堂々とした姿に圧倒されます。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

そしてその〈薬師堂〉までの山道がとても厳しくて美しい!巨大杉に囲まれ、苔むした自然石の長い石段は本当に神々しいです。素敵な参拝をありがとうございました!はぁ~お腹がすいた~!っと向かった先は。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

タクシーの運転手さんに教えていただいた「富蔵家」。こちらのお蕎麦がもう絶品!私がいただいたのは日替わりの「ゆず蕎麦」。一番粉の真っ白なさらしな蕎麦です。こんなお蕎麦初めて!っというくらい蕎麦とゆずの風味が口いっぱいに広がります。食感はつるんとしていて、しっかりもっちりとした弾力。もう全てがパーフェクトなんです!そしてものっすごいボリューム!!あー上手く伝えられなくてもどかしい気持ちです!笑。私の中の蕎麦の革命が起きるくらい美味しかったです!ご馳走様でした!!

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

お腹いっぱいで向かったのは〈北斎館〉。不勉強で北斎は版画の人っというイメージしかなかったのですが、肉筆画の迫力と繊細さ、絢爛豪華な祭り屋台のデザインまでも北斎が手がけており、人としての歴史やバイタリティーの高さにただただ驚かされました。画狂老人卍…。恐るべしです。

本山順子の東京さんぽ道 第22回 長野

少し遅めのおやつに立ち寄ったのは”究極のモンブラン”が食せるという〈小布施堂 えんとつ〉。〈小布施堂〉の「栗の点心 朱雀」がいただけるのは栗の収穫期である9月15日~10月中旬のみということで、えんとつで通年食せる「モンブラン朱雀」をいただくことに。運ばれ来てびっくり!とにかくおっきい!ソフトボールくらいあるんです。砂糖を一切使用していないので、栗本来の甘みや香りを堪能できます。美味しかった~!ご馳走様でした!

のんびりお散歩してますます大好きになった長野。北斎が晩年何度も小布施に足を運んでいた理由はわかっていません。ですが豊かな自然とハイセンスな文化、そして美味しい食べ物に溢れていて”もてなしの心”今もなおが根づいているのだと実感させられました。それでは皆様も良いお散歩を~♪

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