本山順子の迷子のお守り〜お寺と神社、お散歩アラカルト〜 【京都】念願!〈上徳寺〉でお茶の稽古を体験|本山順子の迷子のお守り。 LEARN 2022.11.05

モデル・本山順子が訪れた神社仏閣、教会や寺院をご紹介する本連載。第94回は京都の下京区に街詣で。今回はとある方からお誘いいただき、〈上徳寺(じょうとくじ)〉へお邪魔させていただきました。それでは早速!詣でましょ〜う!

生徒さんが帰られてから、割り稽古で私たちが最初に教わったのは帛紗(ふくさ)のたたみ方。帛紗とは、点前の中で道具を清めたり、釜の蓋をとるときに使う絹の布のこと。ですが、この帛紗を畳むのだけでも一苦労。「え!?わかんない」もたもたする私たちに、わざわざ座る位置を変えて丁寧に教えてくださりました。

「それでは、お茶を点ててみましょうか」と塩竈先生。こんな初回から点ててもいいんですか!?ですが、せっかくならと見様見真似でやってみますが…さっき生徒さんが点ててくれたようにふわふわにならず。え、超むずい。先生にかわっていただくと…もう!腕のスナップ?茶筅とお椀の音が違うというか、とにかく何もかも違う。そして一口、口に含むとなんてクリーミーなの!?抹茶ってクリーミーなイメージありますか?とにかくびっくりな体験でした。塩竈先生、ありがとうございました。

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生徒さんのお稽古の終わりにかわいらしく並ぶ、茶道具たち。まるでカーテンコールで並んでいる出演者のようで、思わず拍手を送りたくなりました。この記事で今回の体験をお伝えできた部分はほんの一部、また、私たちが体験したこともほんの爪の先ほど。ですが、このわからないのが楽しい。学んだ分だけ自分の中に火が灯るようにお茶の世界が広がっていく感覚。これは…お茶の沼にはまりそうです(笑)。そして、お茶は怖い。という感覚はすっかり払拭されました。皆さんもぜひ、ふらりとお茶を体験してみてはいかがでしょうか?それでは皆様も良い参拝を〜!

★今回のお稽古に興味のある方は塩竈義晴先生まで直接お問い合わせください。
yoshiharu.shiogama@gmail.com

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