本山順子の迷子のお守り〜お寺と神社、お散歩アラカルト〜 レトロな町並みを楽しむ、石川県・金沢市の旅。【後編】モデル・本山順子おすすめの喫茶店&ディナー。 LEARN 2020.01.11

第39回目のお散歩は38回に引き続き石川県・金沢市をお散歩。古くからの伝統文化や新しいカルチャーが渦巻くハイセンスな街。今回はそのルーツと心もほどけるような素晴らしい喫茶店とディナーをご紹介して参ります!それでは早速行って参りましょ~う!

金沢白鳥路 ホテル山楽

一日の始まりはほっこりと気持ちが上がる朝食から。和の朝食ってなんでこんなにも心が落ち着くのでしょう!のど黒の一汐干しがまた嬉しい…!

金沢白鳥路 ホテル山楽

そして、お出汁の香りが食欲をそそる蟹鍋…。あぁ…朝から幸せな気持ち。宿泊している白鳥路 ホテル山楽は天然温泉もサウナも本当に極楽で、ホテルに帰ってから身体をゆっくり休めることも金沢のお散歩での大きな楽しみとなりました。とろみを帯びた琥珀色のお湯で身体ポカポカ!お肌すべっとふっくら♪

金沢白鳥路 ホテル山楽

お部屋の鍵も持ち歩きたくなるような可愛いさ!前回ご紹介させていただいたラウンジではピアノの演奏をされている時間もあり、旅の思い出をより一層華やかにしていただきました。

午後はのんびり〈兼六園〉と気になる喫茶店へ。

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そんなホテルから徒歩5分のところにある〈兼六園〉へ。紅葉も見頃を迎え、本当にたくさんの人で賑わっていました。中でも興味深かったのが〈兼六園〉内の成巽閣で行われていた「侯爵前田家の夫人展」。江戸から明治にかけての歴史的背景や前田家と金沢の関わり、暮らしぶりなどに理解を深めることができるとても良い展示でした。日本史って面白いんですね!

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〈兼六園〉を後にして辺りを散策していると〈禁煙室 たばこの吸える喫茶店〉…?なんだか気になる看板の喫茶店を見つけて思わず入ってみることに。

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カランコロンと懐かしい響きの扉を開けると、目に飛び込んできたのはこの素敵なステンドグラス!そのためか照明が少し落とされており、居着いてしまいそうになる昭和レトロで落ち着ける空間。近所にあったら間違いなく通っちゃうなぁ~。

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私はミルクレープと珈琲を。苦味の深い珈琲と生クリームの甘さがちょうどよくマッチしていて美味しい!以前は8店舗ほどあった〈禁煙室〉の店舗をご主人が買い取られ、先ほどのユニークな看板を設置されたのだそう。

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現在残っているのはこの店舗のみ。フレンドリーなお母さんがちょうど良い距離感でたくさんお話ししてくださって、なんだか心がゆるりとほぐれるよう…。楽しい時間を過ごさせていただきました♪ご馳走様でした!続いては~。

金沢に行くなら食べておくべき名店〈ひよこ〉へ

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金沢ディナーで絶対にここだけは食べておくべき名店〈ひよこ〉をご紹介。以前も訪れたのですが、それ以来もうずーっとここのステーキがのお味が忘れられなくて…!〈ひよこ〉を食べに金沢に訪れたいと思うほど…。念願の再訪です!魚介で有名な金沢ですが、男の中の男、高倉健さんが金沢・富山の映画ロケの際に毎日通われたのはあまりにも有名なお話。そんな伝説の名店が意外なお店構えで迎えてくれます。

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わずか8席のカウンター。メニューはヒレステーキのみ。ご主人が300グラムのお肉を豪快に鉄板の上にのせられていきます。300グラムって多くない?って思われるかもしれませんが、女性の方でもペロリといただけるくらいの極上なお肉。お肉が焼ける様子をサラダを食べながら見守ります。

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ジャーン!楽しみにしすぎて勝手に効果音が脳内で再生してしまいます。笑。口に頬張った瞬間…お肉が口の中でほどけてゆき、噛みしめるたびに幸せがあふれ出るよう。思わず隣の方と顔を見合わせて笑ってしまいます。以前訪れた際に感じた、生まれて初めての食革命をまた鮮明に思い出すことができました。感無量!ごちそうさまでした!

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ご主人から店名の由来や興味深いお話しをたくさんお聞きでき、更に濃度が増した夜を余韻に浸りながらなんとなく歩き出します。夜の西茶屋街はしっとりとしていて、時折吹く冷たい風すらとても心地よく感じられました。

夢でも見ているのではないか?そんな錯覚にすら見舞われそうになるくらい居心地の良い金沢。文字通り夢心地になれるようなホスピタリティーの高さと、どこか懐かしい景色になぜか目頭が熱くなってしまいそうな瞬間も。心に灯るような思い出がまた一つ増えました♪それでは皆様も良いお散歩を~!

■「石川県・金沢市にある〈大乗寺〉で初詣。幻想的な雰囲気と自然を感じて!」コチラから!
■『本山順子の迷子のお守り。お寺と神社、お散歩アラカルト』記事一覧ページはコチラから!

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