木村ミサと本日のティータイム 南青山の日本茶専門店〈伍〉へ。ゆったりとした空間で、都会の喧騒を忘れる LEARN 2022.02.22

みなさまこんにちは。木村ミサです。とっても寒〜い日々。そんな時期は熱々のお茶が飲みたくなります。朝の寒さを吹き飛ばせそうなガツンとした苦味のお茶を飲み、仕事に向かうのが冬のマイルーティン。今回は、寒い雪が印象だった日に訪れた〈伍(いつ)〉を紹介します。癒やされる空間で、心の底から温まりました。

南青山 伍

表参道駅から少し歩くと、路地の入ったところに〈伍〉はあります。元々お花屋さんだった店主が、5年前に茶道の先生にお茶を習うようになり、興味を持ったことがきっかけで古民家をリフォーム。〈伍〉が誕生しました。

南青山 伍

長いカウンター1枚のシンプルなつくりは「1人、1人とお茶を通して向き合う」という店主の想いから。この距離感はとても心地いいです。

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1杯目は…?

【本日の1杯目】「玉露 閃光(きらり31)」

「玉露 閃光(きらり31)」2,100円
「玉露 閃光(きらり31)」2,100円

玉露、萎凋茶などのラインナップの中から、まずはおすすめの「玉露 閃光(きらり31)」をチョイス。「閃光」とは「きらり31」という福岡県八女市星野村が産地の茶葉。気になっていた星野村が産地です。

南青山 伍

玉露にぴったりな片口でつくられた平たい茶器が印象的。50度でさっぱりと淹れます。きれいな緑の茶葉が草原を感じる。淹れているだけで、ふわっと九州の茶葉っぽい華やかな香りが広がります。妄想が広がりつつ、早速いただきます。

南青山 伍

口に含んだ瞬間「なに!この感じ初めて!」と衝撃。旨味がぎゅっとつまっていて、もはや出汁を飲んでいるような感覚です。さわやかで余韻も残る、しっかりとした味。それでいて九州っぽさも感じて、この味はシンプルに「大好き」の一言です。最後の一滴まで惜しまずいただきます。

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