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2020.11.25

第16回 いまさら聞けない基本のお作法を、徹底解説! 「頼れる神前のガーディアン!狛犬の秘密をご紹介」/MARIKOの、神社 de デトックス!

神社といえば「狛犬」を連想する人も多いのでは?グッと鋭く睨みをきかせていたり、ぽわんと柔らかな表情だったりと、その顔立ちは実にさまざま。神社によっては、犬ですらないことさえも…!今回は身近だけど意外と知らない「狛犬」の秘密をご紹介します。

神前を守る門番。

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神社の参道や拝殿前で見かける狛犬は、魔除けの存在。神様を守る門番のように、神前を守護しています。実は狛犬は獅子と狛犬が一対になっているもの。基本的には、拝殿に向かって右側のツノがないものが獅子、左側のツノがあるものが狛犬です。

小顔ですらっとした体型の「阿」形。
小顔ですらっとした体型の「阿」形。
口を閉じた「吽」形。頭には小さなツノも!
口を閉じた「吽」形。頭には小さなツノも!
小顔ですらっとした体型の「阿」形。
口を閉じた「吽」形。頭には小さなツノも!

口を開けて「阿」の形をしている獅子と、口を閉じた「吽」の形をしている狛犬。これはサンスクリット語で宇宙の始まりから終わりを意味する「阿吽(あうん)」を表しています。そのルーツは仏教発祥の地であるインドのライオン像にあり、やがて中国、朝鮮半島を通して日本に伝わったと言われています。

もはや犬でもない?!ユニークな狛犬たちをご紹介。

狛犬ならぬ、狛猪(こましし?)。
狛犬ならぬ、狛猪(こましし?)。

神社によっては神使(しんし)が狛犬の代わりとなっていることも。足腰の守護神で有名な京都府の〈護王(ごおう)神社〉では、ご祭神の「和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)」のピンチを救った猪が「狛猪」として神社を守っています。今にも動き出しそうな躍動感溢れる姿が魅力です!

神使の狐がきりっと。
神使の狐がきりっと。

狛犬の代わりに、狐像が鎮座しているのが稲荷神社。東京都の〈馬橋稲荷神社〉では、前掛けをした狐像が見られます。足元でじゃれ合っている子狐も可愛いですよね。

こちらの狛犬は、心なしかアレに似ているような…!?
こちらの狛犬は、心なしかアレに似ているような…!?

一般的な狛犬でも神社によって大きな違いが。秋田県の〈真山神社〉は「なまはげ」にゆかりのあるお社ですが、狛犬の顔立ちはとてもユニーク。大きな目や迫力ある胸の毛は、まさに蓑(みの)を纏ったなまはげそのもの…!ピンと立った耳も一般的な狛犬とは違いますよね。

お気に入りの狛犬を見つけて楽しんで。

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このように狛犬といってもその姿は実にさまざま。参拝の際にはぜひ狛犬の顔立ちまで、じっくり観察してみてください。私も好きな狛犬のいる神社ではつい長居してしまいます。お気に入りの狛犬を見つけたら、参拝の楽しみもきっと増えますよ!

MARIKO
MARIKO

「ファッションや美容など幅広い方面で活躍するモデルでありながら、神社検定1級を持つ神社好き。神社の話題は、インスタグラム@marikozaemonでも。」

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