代々木公園 nephew
2021.07.12

第31回 BARをもっと、カジュアルに。 代々木公園〈nephew〉のバーテンダー・安部 直柔さん〜児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」〜

お酒業界での広報歴12年!児島麻理子が、実力派のバーテンダーをご紹介します。第31回目の登場は、代々木公園<nephew> 安部 直柔さん。誰にでも入りやすい”ストリートバー”でお酒との出会いを作り出しています。

本日のバーテンダーは…安部 直柔さん

代々木公園 nephew

安部 直柔
■バーテンダー歴:4年
■生年月日:1992年8月27日
■星座:乙女座
■血液型:O型
■趣味:味覚の育成中。刺激を受けた飲み物や食べ物をインスタグラムに記録しています。

〈nephew〉(甥っ子)の名前を持つこのバー。池尻で人気のストリートバー〈LOBBY〉の2号店として、この4月に誕生しました。〈LOBBY〉の甥っ子という立ち位置の「nephew」には、実は店舗のキャラクターが2人設定されています。お菓子をほうばる少年の〈nephew〉くんと、タバコを口にマティーニを飲む大人の〈nephew〉さん。大人になった甥っ子って、一緒にお酒を飲むのになんとも楽しそう。そんな人がいるところかな、とお店に入る前から空想は広がります。

代々木公園 nephew

そんな大人の甥っ子を想像させるのが、親しみやすい笑顔で迎え入れてくれる本日登場のバーテンダー、安部直柔さんです。
「インテリアデザインだったり、音楽だったり、そういうところからお店に入ってきてもらえたらいいかなと。バーの間口を広げていけたらと思っています」。
そう語る安部さん、元は住宅メーカーの営業マン。その後、新たな道を模索する中で、知り合いのバーで働き始めます。

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「ワインや焼酎中心のお店だったので、当時はバーテンダーという意識で働いていなかったんです。ある日、お客様から“コスモポリタンが飲みたい”と言われたのですが、材料も道具もなく、提供ができなくて。その時のお客様の残念そうな顔が記憶に残ってしまったんですよね。その日を境にカクテルの作り方のYouTubeを観たり、バーやカクテルイベントに行ったりと、勉強し出したらいつの間にか楽しくなっていました」。
世界では日本人バーテンダーが多く活躍するバーの世界。安部さんもいつかは海外に行きたいという想いから、バーテンダーとしての覚悟を決めて邁進していきました。そして、新しいところで経験したいと探していたタイミングで巡り会えたのが、この〈nephew〉です。

代々木公園 nephew

「お店の母体はデザイン会社なのですが、飲食店としてすごく流行っているし、どんな体験が提供できるかということを掘り下げて考えていて、話していてとても共感できたんです。デザイン性やプロモーションとか、バーの見せ方を考えるようになりました」。
誰もが気軽に入れるストリートバーとしてのコンセプトは、ライトブルーのタイルなど、ポップでスタイリッシュな空間に反映されています。それでありながら、カクテルは1号店の〈LOBBY〉より一歩進み、味わいはより自由で複雑なものをラインアップ。スパイスやハーブを駆使したノンアルコールカクテルにも積極的で、誰にも新しい体験を届けてくれます。

代々木公園 nephew

「バーテンダーってほんと楽しいんです。お酒を作る楽しさもあるし、目の前のお客様が求めていることに答えてあげられるという楽しさもある。タイムリーにコミュニケーションに触れられるんです。自分としては新しい味覚や視覚の体験をお酒を通じてしてもらえたらいいなと思っています」。
大人の甥っ子、安部さんが案内してくれる新しい味覚の体験をお楽しみに。

シェイクするカクテルも多く揃う。
シェイクするカクテルも多く揃う。
青のソファがアクセントになっている2Fのラウンジ。
青のソファがアクセントになっている2Fのラウンジ。
クラフトジンやウイスキーが充実。
クラフトジンやウイスキーが充実。
シェイクするカクテルも多く揃う。
青のソファがアクセントになっている2Fのラウンジ。
クラフトジンやウイスキーが充実。

ハナコラボからの質問
Q.「バーでの会話のきっかけはどのように作ったらいいでしょうか?」

A.「お酒以外のことでいいと思うんです。周りにいる人のファッションとか、流れている音楽とかもいいきっかけになりますよね。うちは店内の選曲はスタッフみんなでしているので、音楽のこととか聞いてもらえたら嬉しいです」。

このお店のこの一杯「亞歴參堕<アレキサンダー>」

「亞歴參堕<アレキサンダー>」1,500円
「亞歴參堕<アレキサンダー>」1,500円

甘すぎないスイーツカクテルとして作られた和風カクテル。クラシックカクテルの一つであるアレキサンダーを、餡子やきな粉を使って表現。どこか馴染みある味わいの“飲める和菓子”!

お酒と楽しむ一皿「ハーブ香るソーセージのオーブン焼」

「ハーブ香るソーセージのオーブン焼」1,200円
「ハーブ香るソーセージのオーブン焼」1,200円

数種のハーブが練り込まれた食べ応えのあるソーセージ。フードはポテサラやチップス、メンチカツボールなど、お酒に合うようなおつまみ系が揃う。

安部さんのいるお店はここ。

代々木公園 nephew

代々木公園そばの一軒屋が改装された店内は、ライトブルーや白が基調になったポップな空間。1Fにはタイル貼りのカウンター席と窓際のテーブル席、2Fにはラウンジスペースが広がる。

■東京都渋谷区富ヶ谷1-7-2
■03-5738-8908
■10:00〜17:00、19:00〜翌1:00
■月、火休
 ※状況に応じて営業時間が変更になります。

【本日の一言】
代々木公園のそばの“甥っ子”のバー。

児島麻理子
児島麻理子 / ライター、PRコンサルタント

「東京在住。出版社を経て、2008年より洋酒メーカーで広報を担当。現在は独立し、飲食・ライフスタイルの分野でライター、PRコンサルタントとして活動。趣味はアートとバーを楽しむこと。これまでに世界7ヶ国以上の蒸留所やバーをめぐる。」

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