門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL
2021.01.25

第25回 BARをもっと、カジュアルに。 門前仲町〈bar&chocolateCACAOTAIL〉のバーテンダー・萩原 陽介さん〜児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」〜

お酒業界での広報歴12年!児島麻理子が、実力派のバーテンダーをご紹介します。第25回目の登場は、門前仲町〈bar&chocolateCACAOTAIL〉の萩原 陽介さん。萩原さんが提案するチョコレートとお酒の幸せなマリアージュとは?

本日のバーテンダーは…萩原 陽介さん

門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL

萩原 陽介
■バーテンダー歴:16年
■生年月日:1980年6月18日
■星座:双子座
■血液型:B型
■趣味:昨年から釣りを再開。先日は太刀魚を釣り上げました。

扉を開けた途端に漂う、甘い香り。アンティーク調の棚に飾られた美しいチョコレート。壁には、ホットチョコレートを運ぶ中世の女性が描かれた肖像画。チョコレートブティックにも思えるここは、“bar&chocolate”をコンセプトにしたバーです。

門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL

「チョコレートを食べる瞬間って幸せですよね。お酒は愚痴を言いながらもあるけど、チョコレートはハッピーなイメージしかない。働く人やお母さんなど、忙しい方にこの1枚、1杯で幸せな時間になっていただけたらいいなと思っています」。
オーナーでバーテンダーの萩原さんがチョコレートに目覚めたのは、バーテンダーを初めてほどない20代のとき。
「八重洲のバーで働いていて、割と年配のお客様が多かったのですが、男性でもバーに来たときはウイスキーとチョコレートを、と言う方が多くて。それを見て興味を持ち、自分で作ってみたり、勉強し始めたんです」。
6年前には豆からチョコレートを作る”Bean to Bar”の取り組みを始めます。ただ、それほど長い歴史がない”Bean to Bar”の世界。正解がないなか、海外からなんとか道具を取り寄せてみたり、セミナーで詳しい人を見つけては自作のものを食べてもらったりして、腕を磨きます。

門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL

「カクテル作りとチョコレート作り、どちらが好きかと言われると難しい質問で(笑)。でも、どちらもつながっているんです。酸味や甘味の取り方はカクテルの味の作り方と似ていますし、自分のバックボーンのものしか作れないと思うので、バーテンダーなりの作り方をしようと思っています」。
メニューは、エクアドルから輸入したカカオパルプを使用した、果実のような味わいの「カカオカクテル」、そして自家製造したチョコレートを使った「チョコレートカクテル」を中心に、カカオ豆を漬け込んだラムやテキーラなども揃います。
その個性が評価され、今年はチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ日本」に出店の快挙を果たします。(1月20日〜25日)
「チョコレートとお酒でのイートインの出展をします。バーという切り口が他と違うので、運がよかったですね。チョコレート好きな方に、お酒との相性という新しい提案ができたらと思っています」。

門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL

今後の目標を聞くと出てきたのは、なんと「養蜂」。
「チョコレートには蜂蜜の甘みって合うんです。今も蜂蜜を合わせて提供していますが、できたら自分のものを出したいなと。すでに巣箱は用意しました。今年の春に蜂を捕まえられたら、実家の屋上で蜂蜜作りを始めようと思っています」。
いつかはカカオの産地で畑を持ち、そこでバーができたら!とも語る萩原さん。今後の挑戦にも注目したい!

カンパリやラム、テキーラにカカオ豆を漬け込み、カクテルの材料に。
カンパリやラム、テキーラにカカオ豆を漬け込み、カクテルの材料に。
バーテンダー歴16年のバーテンディングの技術にも注目。
バーテンダー歴16年のバーテンディングの技術にも注目。
心地よく溶け込むチョコレートカクテルの味わい。
心地よく溶け込むチョコレートカクテルの味わい。
カンパリやラム、テキーラにカカオ豆を漬け込み、カクテルの材料に。
バーテンダー歴16年のバーテンディングの技術にも注目。
心地よく溶け込むチョコレートカクテルの味わい。

ハナコラボからの質問
Q.「おうちでもできるチョコレートとお酒の組み合わせはありますか?」

A.「赤ワインとチョコレートは鉄板ですが、赤ワインの中でも酸味の少ないものがおすすめです。ブドウ品種だと、ジンファンデルとか、ナパのカベルネとかはよく合いますよ」。

このお店のこの一杯「チョコレートローズ」

「チョコレートローズ」1,500円
「チョコレートローズ」1,500円

自家製のチョコレートにローズウォーターとカルバドスなどを合わせた華やかな1杯。贅沢に飾られた食用バラが気持ちを上げてくれる。

お酒と楽しむ一皿「パルミジャーノレジャーノのチョコレートサラミ」

「パルミジャーノレジャーノのチョコレートサラミ」1,000円
「パルミジャーノレジャーノのチョコレートサラミ」1,000円

スライスした断面がサラミのように見えるサラミチョコレートは、イタリアでは定番の冬のお菓子。お店特製のチョコレートサラミは、パルミジャーノレジャーノ、オリーブ、ナッツなどが練りこまれた味わい深い1品。横に添えられた胡椒、塩、蜂蜜で味変しながら楽しんで。

萩原さんのいるお店はここ。

門前仲町 bar&chocolateCACAOTAIL

どこかおとぎの国のようなアンティークな雰囲気が漂う店内。バーテンダーさんを囲むコの字のカウンターはリラックスして楽しめます。

■東京都江東区門前仲町1-14-8 下田ビル1F 
■03-6381-8495
■[月〜木・日・祝]18:00〜0:00、[金・土・祝前日]18:00〜02:00
 ※緊急事態宣言中(2月7日まで)は休業。
 ※状況に応じて営業時間が変更になります。

【本日の一言】
チョコレートとカクテルで幸せなひとときを!

児島麻理子
児島麻理子 / ライター、PRコンサルタント

「東京在住。出版社を経て、2008年より洋酒メーカーで広報を担当。現在は独立し、飲食・ライフスタイルの分野でライター、PRコンサルタントとして活動。趣味はアートとバーを楽しむこと。これまでに世界7ヶ国以上の蒸留所やバーをめぐる。」

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