娘から父へ…おいしい日本酒おしえます! 【日本酒】「山田錦」のルーツを深掘り!酒米別に飲み比べ3本~『伊藤家の晩酌』第三十五夜〜 LEARN 2022.08.07

20歳の頃から唎酒師の資格を持つ、日本酒大好き娘・伊藤ひいなと、酒を愛する呑んべえにして数多くの雑誌、広告で活躍するカメラマンの父・伊藤徹也による、“伊藤家の晩酌”に潜入!酒好きながら日本酒経験はゼロに等しいというお父さんへ、日本酒愛にあふれる娘が選ぶおすすめ日本酒とは?第三十五夜は、もっとも有名な酒米「山田錦」のルーツをたどります!

「山田錦」のルーツとなる「山田穂」と「短稈渡船」を使った「日高見」3本!

娘・ひいな(以下、ひいな)「今回はね、誰もが知る、あの有名な酒米を深掘りしてみようかと…」
父・徹也(以下、テツヤ)「『山田錦』?」
ひいな「正解!」
テツヤ「酒米といえば、『山田錦』だよな!生産量も一番多いんだよね?」
ひいな「そう。割と育てやすくて、麹もつくりやすいって言われてる。『山田錦』のふるさとは兵庫県。でね。『山田錦』にも、お父さんとお母さんがいるわけですよ」
テツヤ「あぁ、かけ合わせた品種ってことなんだな?あ、ラベルに父、母って入ってる!」
ひいな「今日は、それぞれの酒米で飲み比べしてみたいと思います」
テツヤ「なるほど。おもしろい企画だね!」
ひいな「でしょう?今回は、宮城県石巻の『日高見』っていう純米酒で、それぞれ酒米が違う3本をご用意しました」
テツヤ「父、母、子どもが『山田錦』ってわけだな?いままで酒米をそういうふうに系統でみたことなかったな」

【日本酒】「山田錦」のルーツを深掘り!酒米別に飲み比べ3本~『伊藤家の晩酌』第三十五夜〜

ひいな「そうだよね。『山田錦』の母親が『山田穂』で、父親が『短稈渡船(たんかんわたりぶね)』っていう酒米なんだけどね。そもそも、これらのお米を使ってお酒を造ってるところが少なくて、限られた蔵にしか出回らないお米なの」
テツヤ「へぇ。そんな珍しいお米なんだ」
ひいな「同じ蔵で、酒米違いで純米酒を出してる」
テツヤ「なるほど、全部、純米酒なんだね。米の違いが純粋に楽しめるわけだ」
ひいな「今日は、『山田錦』にまつわるお酒3本を飲み比べてみたいと思います!」
テツヤ「いいね、いいね」

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