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2020.12.30

第31回 連載「拝啓、〈星〉へいらっしゃいませんか?」 シンガポールにドーナツブームきたる!ローカル発の注目ドーナツ店3軒をご紹介。

結婚を機にシンガポールへ移住することになった元Hanako編集者女子による、星(=シンガポール)通信。第31回は、シンガポールでブームになりつつある、ドーナツ。外資大手のチェーン店が多かったところに、いま、ローカルショップが急増中。シンガポールらしいユニークなフレーバーもあります。

こんにちは。シンガポールのコロナ陽性はもっぱら海外からの入国者、市中感染は、ここ数か月、ほぼゼロを保っています。とはいえ、外出時のマスク未装着の罰則規定や、集まりにおける人数制限は継続中。規制のもと暮らす生活は現実なのですが、どことなく非現実の世界にいるような気も。そんなちょっとフワフワとした気持ちのまま、2020年の終わりを迎えています。今年、コロナ以外に何があったっけ…?と振り返ってみると、そうそう、いま、シンガポールでじわじわと人気が出てきているスイーツがあるのを思い出しました。ドーナツです。

と、いっても、もともとファンの多いスイーツではありました。ただ、これまではチェーン展開する「ダンキン・ドーナツ」や「クリスピー・クリーム」などの大手外資や、2018年に上陸した日本の人気店「ハリッツ・ドーナツ」など、海外のメジャーブランドばかりだったところに、ローカルブランドが急増し、注目されているんです。実店舗を持つオフライン店ばかりでなく、自宅を拠点にデリバリーを専門にするオンライン店も。パンダンリーフなどシンガポール独自フレーバーを主役にする個性派もあり、ローカル・ドーナツ事情がユニークなので、お薦めをピックアップしてみました。

1.〈City Donut〉

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まずご紹介するのは、2020年9月にオープンした〈City Donut〉。オフィス街という立地ゆえ、昼ころに訪れると、ランチ帰りのビジネスマンが列をなしています。大箱で大量購入する人を見かけることもしばしば。人気を呼んでいるポイントは、オンデ・オンデ(パンダンリーフを使った餅粉で黒糖を包み、ココナッツフレークをまぶした伝統菓子)やコピ(ロブスタ種をベースにしたシンガポールのオリジナルコーヒー)など、シンガポールらしいフレーバーをラインナップする独自性。どれも甘すぎず、生地がふんわりと軽いので、2個はペロッといけてしまう罪なドーナツです。

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〈City Donut(シティ・ドーナツ)〉
■住所:2 McCallum Street, Singapore 069043
■アクセス:MRT・Downtown Line(青)「Telok Ayer」駅より徒歩約4分

2.〈KORIO〉

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続いて2020年1月にオープンした〈KORIO〉。とろとろのグリルチーズを挟んだサンドウィッチと、ブルックリンスタイルのドーナツの二枚看板で展開するお店です。こちらのドーナツの特徴は、ブリオッシュ生地。ぜひ、上につぶつぶのライスパールが乗っているキャラメル・ビスケットやダークチョコレートを選んでみてください。バター香る重量感のある生地と、サクサクとしたパールの食感がおもしろい組み合わせとなっています。

〈KORIO〉
■住所:135 Amoy Street, Far East Square #01-03, Singapore 049964
■アクセス:MRT・Downtown Line(青)「Telok Ayer」駅より徒歩約1分

3.〈The Fat Kid Bakery〉

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紫や黄色など、かわいい色のクリームが顔をのぞかせるボンボリーニは、〈The Fat Kid Bakery〉のもの。イーストの代わりにサワドゥを用いたボンボリーニは、持つだけで潰れてしまうのではと不安になるほど、ほわんほわん。たっぷり詰まったクリームは、柑橘類やベリー系なら果実の酸味がきちんといかされているし、アールグレイなら紅茶の渋みを感じることができるなど、見た目の可愛らしさと、お味の大人さとの間に、いい意味でギャップがあります。ホームベーカーとして自宅を工房にしており、数を多く作れないため、予約は半月先までいっぱいだそう。InstagramのDMから早めに注文を。

〈The Fat Kid Bakery〉
■URL:@thefatkidbakery

実は、上記3軒以外にも、ドーナツ評価がとても高い新店があります。2020年10月にオープンしたカフェ〈Simple Cafe簡單〉のボンボリーニが素晴らしい! と、さる人から情報が。が、市内からのアクセスが良くなく、訪れるタイミングを得られぬまま、今に至ってしまいました。どうやら最近、デリバリーを始めたそうなので、近々、ドーナツをデリバリーしてみようと思います。2021年もしばらくドーナツブームは続きそう。なので、〈Simple Cafe簡單〉のレポート含め、後日、ドーナツpart2をご紹介させてください。

T. Ayako
T. Ayako / フリーランスエディター

「シンガポール在住の元Hanako編集者。デリバリー専門ドーナツ店としてスタートした〈SOURBOMBE〉が実店舗をオープン。サワードウ生地がベースとなっていて、軽い仕上がり。バジルやラベンダーを使ったクリームがたっぷり詰まった、手土産にぴったりのスイーツ」

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2021年4月1日以降更新の記事内掲載商品価格は、原則税込価格となります。ただし、引用元のHanako掲載号が1195号以前の場合は、特に表示がなければ税抜価格です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。
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