【SPECIALIST CLOSE-UP】 ナチュラルビューティハンター・シナダユイさんに密着!「SDGsを学べば学ぶほど、ポジティブなマインドに。」 LEARN 2021.12.17

仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回ご紹介するのは、いち早くオーガニックコスメに注目し、発信を続けてきたシナダさん。SDGsの取材を続け、変化したことを聞きました。

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もうずいぶん前ですが、環境問題をテーマにした音楽フェス「ap bank Fes」に行った時、驚いたんです。ドリンクカップはすべて再生可能なもので、芝生の上にはゴミ一つ落ちていない。こんなに気持ちのいいフェスがあるんだって。その後、ご縁があり、このフェスを主催する会社に入社。環境に配慮した視点や行動について深く知るようになりました。

昨年、ハナコラボSDGsレポーターとして活動を始めたことをきっかけに、以前から関わりが深かったビューティだけでなく、幅広いジャンルの人々を取材するようになりました。それまでは環境問題について本気で取り組めば取り組むほど苦しくなりそうだなってちょっとネガティブに捉えていたんです。都市生活は矛盾だらけだし、シビアな数字を見れば悲観的な未来しか思い描けない。でも、取材をするとワクワクすることが多くて、この人たちと一緒に頑張れば大丈夫!確かなビジョンと行動力があれば、未来は明るく変えられる!と手応えを感じられるように。

SDGsに取り組み始めて変わったことはほかにもたくさんあります。物を大切にすることや“もったいない”と思うことは恥ずかしいことじゃないと気づいたり。また、若い頃は海外に関心が向いていたのですが日本の文化や食についてもっと知りたいと思うように。興味が広がることもうれしい変化の一つです。

シナダユイさんをつくる3つのこと

1.サステナビリティをテーマにした靴たち。

オールバーズやオッフェンなど環境意識の高いブランドのシューズを愛用中。「どちらも履きやすさ抜群です。ステラ・マッカートニーの靴は自分でお直ししながら履いています」

2.調味料にこだわり始め、自家発酵にも挑戦中。

「お酒を飲まなくなった代わりに、調味料にこだわるようになりました」。自宅では発酵食品作りにもトライ。「奥が深くて驚かされることが多い。ペットのように接しています」

3.毎日の楽しみの一つ。ナチュラルコスメ。

「自分の顔をパレットだと思って、予定がない日でもいろんなメイクを楽しんでいます」。最近のヒットはマスク生活でも楽しめて、バリエーション豊富なカラーマスカラ。

Profile…シナダユイ

7年ほど前から、オーガニックコスメや持続可能なものづくりの情報を発信する「ナチュラルビューティハンター」として活躍。現在はハナコラボSDGsレポーターとしてビューティに限らず幅広い分野を取材した記事をHanako.tokyoで公開。

(Hanako1203号掲載/photo : Miyu Yasuda text : Mariko Uramoto)

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