ハナコラボCLOSE-UP 「性の悩みを抱えたカップルの役に立てるようなコンテンツを発信していきたい」/PR、ライター、動画制作・工藤まおりさん LEARN 2021.05.22

仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!

今回、紹介するハナコラボ パートナーは…

ラボクローズアップ 工藤さん

名前:工藤まおり(くどう・まおり)
年齢:29歳
職業:PR、ライター、動画制作

パートナーと共に「性」を考えるためのWebメディア『PATONATO』の運営のほか、PR、ライター、動画制作などマルチに活躍する工藤さん。「以前から性に関することには興味がありましたが、仕事にしようとは思わず、はじめは人材派遣会社〈Rグループ〉の営業に就職しました。ある日、当時の上司に“セクシャルな話をしているときは目が輝いているね”と言われ、心から好きだと思えることを仕事にしようと決意。非難されがちな性に関する話をもっとオープンに話せる社会にしたいという私の想いと同じビジョンを掲げていた〈TENGA〉に転職しました」。

〈TENGA〉では広報として4年間勤務。敬遠されがちだったセクシャルなことも、社会は徐々に受け入れてくれるように。「企業に商品の売り込みに行っても、はじめはになかなか受け入れてもらえませんでしたが、いまでは“性についてもっときちんと知ろう”と、みなさん前向きに考えてくれるようになりました」。

広報として経験をつんだのち、2019年に独立。1年目は企業の広報やPRで多忙を極めた。「せっかく自分がしたいことを一からから作り上げたくて独立したのに、このままでは会社にいた頃と変わらない。そこで、去年の9〜12月は仕事をセーブし、イラストレーターやフォトショップ、動画制作、マーケティングなどの勉強をすることにしました」。学びの甲斐もあり、動画制作はYouTubeやFacebookなどの動画広告の発注を受けられるまでに成長。また、女性をターゲットにしたWebメディア『PATONATO』を立ち上げた。「〈TENGA〉時代のビジョンはもちつつ、さらにせまい範囲にしぼり“カップル間の性の話”をテーマに。私自身、恋人とうまくいっていなかった時期があったのですが、参考になるようなサイトはほとんどなく、そういう悩んでいる方に向けて情報発信ができたらなと。私の経験軸はありつつ、性関連の学会にも所属しているので、いずれは医学的なことも踏み込んで紹介していきたいです」。

今後の目標は?「いまは知人カップルに協力してもらっていますが、SNSを見ていると、カップル間の悩みを書いている人が意外と多い。今後は直接連絡をしてみて、実際に話を聞いてみたいです。また、カップルでより性の話がしやすくなるようなコンテンツも作りたい。どんどん『PATONATO』を盛り上げて、悩みを抱えているカップルがたくさん集まる、コンテンツの窓口になれるようなサイトにしたいですね」。

【工藤さんをつくる3つのこと】1.おいしい日本酒を飲んでいるときが幸せ

大のお酒好きで、以前は毎日のように飲んでいたそう。「同棲している彼はお酒が飲めないので、基本的に自宅ではノンアルコールビール、たまのご褒美に日本酒を。たまに飲むと特別感が増して幸せな気分になりますし、適当なお酒を選ばなくなりました」。お気に入りのお店は、三軒茶屋にある〈WAKAZE三軒茶屋醸造所〉。日本酒造りの工程のなかにフルーツやハーブを取り入れた新感覚の「SAKE」を造っていて、併設の直営バー〈Whim SAKE & TAPAS〉では、作りたての「SAKE」がその場で味わえます。「知人にすすめられてお店に行って以来ファンに。通販やお店で購入することが多いですね。どぶろくの魅力はここで教えてもらったと言っても過言ではありません。毎月、様々なフレーバーが発売されるのですが、どれも素材そのものの味がしておいしい!個人的には、食後にちびちび飲むのが好きです」。
今回は八重桜とラズベリーを使用した「FONIA flower 〜sakura & berry〜」と「三軒茶屋のどぶろく 〜Raspberry〜」を購入。どちらも季節限定の商品です。「『FONIA sakura』は桜色できれい!味もほのかに桜が香って上品ですね。『Raspberry どぶろく』は甘酸っぱくてジュースみたいに飲みやすい。つぶつぶとした食感も楽しめます」。

【工藤さんをつくる3つのこと】2.ひまさえあればカメラの練習!

「今後は自分で写真や動画もできたほうがいいと思い、ミラーレス一眼を購入しました。〈SONY〉に決めた理由は、きれいな写真が撮れて、動画も録れて、軽いから。彼が『PATONATO』の写真撮影を担当するくらいカメラに詳しいので、教えてもらっています。一緒に散歩しながら花や景色、ネコカフェでネコを撮影することも。だいぶ仕組みは理解してきましたが、技術はまだまだ。レンズなど欲しいパーツはたくさんありますが、いまはとにかく撮りまくって上手になりたいです」。

【工藤さんをつくる3つのこと】3.おうち時間は「Oculus Quest 2」でVRゲーム

ラボクローズアップ 工藤さん

「Oculus Quest 2(オキュラスクエストツー)」とは、ワイヤレスのVR用ヘッドセット。「お気に入りソフトは『カタン』というボードゲームで、ほぼ毎日、1人でAIと対戦しています。あとは、月に何回か友人たちとマルチプレイヤーゲーム『アマングアス』を。コロナ禍でなかなか集まることはむずかしいですが、これなら会った気分になれるので楽しいです。Twitterのグループアカウントもあり、“公園で遊ぼう”みたいな軽いノリで集まるのがお決まり。まさに大人の遊び場です」。今度は、自宅のお風呂に浸かりながらプレイをして温泉に行った気分になりたいとか。

今回の取材場所はココ!

〈WAKAZE三軒茶屋醸造所〉
■東京都世田谷区太子堂1-15-12
■平日10:00~18:00、土日祝12:00~20:00
 ※併設のバル〈Whim SAKE & TAPAS〉は、緊急事態宣言発令のため休業中。
https://www.wakaze.jp/

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