ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! チョコと黒豆のチーズなホットサンド。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~ LEARN 2021.03.12

ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第23回は、食パンとチーズを使ったホットサンドを紹介します。

今回のテーマ:「チョコと黒豆のチーズなホットサンド。」

パンとチーズのタッグで見せます!
パンとチーズのタッグで見せます!

B面女子必見、オーブンいらずのスイーツを初公開です。むずかしいケーキを作る自信はないけれど、パンなら親近感!朝食の延長線上のような気分で行きましょう。

■材料(1人分)
8枚切り食パン…2枚
クリームチーズ…25g
スライスチェダーチーズ…1枚
板チョコレート…50g
黒豆煮…60g
バター…10g

チーズでスイーツなら、余っても使いまわせる。

【1】食パンの1枚にクリームチーズを塗る。ムラがないように隅々まで!バターナイフは常に一方通行で、パンを回転させるのがポイントです。もう1枚の食パンには、スライスチェダーチーズをのせて。

余白を意識して。

【2】クリームチーズの上に板チョコレートをのせる。板チョコは食パンに対してひとまわり小さいサイズがベスト(料理も私も余白が大事なんて…ね)。結着の意味も込めて、黒豆煮はスライスチェダーチーズの上に。

あとは焼くだけ、フライパンでね。

【3】フライパンにバターを入れて溶かしたら、食パンをサンドした状態でのせて焼く。フライパンは小さめをチョイス。そして、なんといっても火加減は極々弱火!

押さえて焼くこと。もう1度言います、押さえて焼くこと!

【4】押さえるのがとても大事だということが、見出しからもおわかりいただけただろうか。しっかりとした焼き色、しっかりとサンドされた仕上がりを目指して。フライ返しもいいですが、慣れている方は手で押さえる方が力が入っていいかも。くれぐれも火傷に注意を。さらに、フライパンより小さいフタで軽く押さえながら焼きます。

黄金色が目の前に。

【5】食パンをひっくり返します。フタを上手に利用して、フライパンを180度回転!カリッカリに焼けていることを指先で確認して。裏面も同様にカリッと焼きましょう。

集中してテンポよく!

【6】もちろん、フライ返しでそのまま移動させてもいいのですが、B面の私はフライ返しを持っていないので、再びフタを利用。フライパンを返してフタにパンを移動させたら、まな板を上にのせ、そのまま反転させます(詳しくは写真で)。

上手な切り方教えます!

【7】ここまで出来て、切るときに中身がはみ出てしまうのは悲しい。なるべく食パンに圧力をかけないように切ります。まずは中心に刃先をそーっとさして、切り口から角に向かって切り込みを入れて。まな板を180度回転させ、再び中心から切り込み線がつながるように反対側の角まで切り込みを。写真の包丁の角度に注目して!

細川さん連載23

とろけたチーズとゴロゴロの黒豆煮。濃厚チョコレートをしっかり時間をかけて焼いたおかげで、カリカリ&とろとろを手に入れました。

細川さん連載23

仕上げにもクリームチーズ(分量外)をのせれば、甘じょっぱいアクセントに。とろとろの間に食べるのはもちろん、少し冷めてもまた違ったおいしさの体験があるかも…!?デコレーションケーキとはまた違った、B面らしい、ワイルドで甘い時間でした。

今回のB面撮影裏側日記。

細川さん連載23

小豆チョコレートに黒豆…いや、バナナいれる?みたいなことを悩みました。でも、この日はよりジャンキーな組み合わせに。この日は?いや、この日もか…。

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

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