【前田紀至子のビューティートラベル】 日本初!完全個室のフィンランド式サウナを体験。いま話題の神楽坂〈ソロサウナtune〉へ。 LEARN 2020.12.09

日々国内外を旅している前田紀至子が楽しく美しく、時にはマニアックに旅を満喫するコツをナビゲート。今回は、12月4日(金)神楽坂にオープンしたばかりの、日本で初めてとなる完全個室の本格的なフィンランド式サウナ〈ソロサウナtune〉で快適に「ととのって」きました。実際に利用した感想とともに、施設の特徴をご紹介したいと思います。

ビギナーからプロサウナーまで「ととのい」が実感できるおしゃれ施設

前田さん連載 サウナ

ホステル〈UNPLAN Kagurazaka〉の1Fにオープンした〈ソロサウナtune〉。閑静な神楽坂に位置していて、早々に非日常な気分に浸れます。

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事前予約可能なソロサウナなので、入り口でアルコール消毒を終えたら予約の確認を。

予約確認後はマスクケースや利用の手引き、サウナハットを受け取り、自分のルームナンバーに紐づいたサウナ室へ。ミネラルウォーターも購入可能ですが、ウォーターサーバーも完備。

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基本的な流れは、まずシャワーでの洗体。そしてサウナとコールドシャワーでの冷水浴、休憩を。サウナから休憩までの流れは大体2〜3セット繰り返すのがおすすめ。

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全体的にシックなカラーリングで統一。外界からの刺激が少なく、自分自身の世界に入り込みやすいムード。

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室温は70〜80℃と、日本に多い高温のドライサウナと比べると温度は低く、湿度が高め。苦しくなく、身体の深部からじっくり温まれるので、「サウナは熱くて苦手」という人も過ごしやすいはず。

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本場フィンランドから輸入したサウナストーブに、心身をリラックスさせる白樺のアロマ水でセルフロウリュを楽しめるのもうれしい。

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シャワー室は、シャンプーやコンディショナーのみならずクレンジングもあるので、仕事や食事の帰りに手ぶらでさっと立ち寄ることも可能。

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個室サウナと言っても、ベンチの長さ2mと広々。足を伸ばしたり、横になってくつろいだりと、のびのび過ごすことによって、より一層のリラックス効果を体感。

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クールダウンは400口径のオーバーヘッドシャワーで、頭上から大量の冷水を浴びられます。チラー(冷却器)によって1年中水温が維持されているそうですが、水温は14〜15℃と理想的。細部に至るまで、サウナ監修をしている〈TTNE〉のサウナ師匠・秋山大輔さんのこだわりが感じられます。

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やわらかな風とアームチェアに身を委ねて、心地よい微風浴を堪能する恍惚の瞬間。サウナで交感神経、冷水浴で副交感神経をそれぞれ優位にしたあと、休憩することによって自律神経が「ととのう」のです。

思わず時間を忘れてしまいそうなほど魅力的な空間だからこそ、終了10分前には電話でのお知らせがあるのもありがたいポイント。個室の中にもダイソンのドライヤーがありますが、共有スペースにもドライヤーや洗面台があるので、時間ギリギリまで「ととのい」を楽しんでも大丈夫。

オープン前から噂を聞いて気になっていたものの、いざ実際に体験すると、スマートなシステムも相まって「ととのう」までの流れのスムーズさに驚きました。ベテランサウナーがちょっとリセットしたい時や、一息つきたい時。そして初心者サウナーのサウナチャレンジまで、さまざまなシチュエーションにぴったりだと思います。毎日11時に2週間後の日にちを予約可能、ぜひ一度体感してみてくださいね。

覚えておきたいチェックポイント3つ

1:アメニティがあるので手ぶらで行っても問題ないものの、お気に入りのスキンケアアイテムなどがあれば持参してもOK
2:ロウリュはかければかけるほど室温が上がるので、「ほどほど」を意識する
3:サウナは実は休憩が重要。アームチェアでゆったりと「ととのい」を感じて

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