【前田紀至子のビューティートラベル】 夏の頭皮ベタつきやニオイ対策を!おすすめ頭皮ケアアイテム5選。 LEARN 2020.06.24

日々国内外を旅している前田紀至子が楽しく美しく、時にはマニアックに旅を満喫するコツをナビゲート。近年、美しい髪のためには頭皮のケアが常識に。今回はどんな環境でも健やかな頭皮をキープするための頭皮用トリートメントや美容液をご紹介します。

今こそ取り入れたい頭皮ケア

梅雨から夏にかけて、「頭皮のベタつきやにおいが気になる」という悩みは少なくない上に、今年はコロナのストレスで抜け毛や髪のトラブルに見舞われているという声もよく耳にします。実はそれらの対策のためにも頭皮のケアは有用。良いシャンプーやコンディショナーを使っているにもかかわらず、頭皮のトラブルが改善しないという人こそ、充分な「予洗い」と頭皮ケアアイテムに着目を。

1.〈アヴェダ〉の「プラマサナ スカルプ プロテクト コンセントレイト」

前田さん連載 第36回

外的刺激から地肌を守るタイプの頭皮用トリートメント。皮脂のバランスをとって、クリーンな頭皮環境をキープしてくれるから、頭皮のベタつきが気になる時期におすすめ。瑞々しい潤いのヴェールで地肌を外的刺激から保護できるだけではなく、グレープフルーツ、ネロリ、サイプレスといったピュアな花々と植物エッセンスによるクリーンでフレッシュな香りも魅力。アヴェダらしいアロマブレンドを楽しんで。

2.〈キメア〉の「スカルプリバイタライジングセラム」

前田さん連載 第36回

〈P&G〉が25年の歳月をかけてスキンケア部門と共同開発した〈キメア〉は、「地肌とは、ヘアケアとスキンケアが重なり合う特別な場所」という信念と、地肌のターンオーバーに着目した独自成分の「セラーゲン」によるターンオーバーへのアプローチがポイント。中でもスターアイテムある「スカルプリバイタライジングセラム」は、1日おきに使う洗い流さない地肌用美容液。バスルームでリラックスしながら地肌をもみほぐせば、自分の髪と地肌を愛でながら血行促進も期待でき、続けることで印象美人に近づけるはず。

3.〈シスレー〉の「ヘア リチュアル フォーティファイング セラムフォー ザ スカルプ」

前田さん連載 第36回

ビューティー業界でもファンが多い、〈シスレー〉のヘアケアブランドである〈ヘア リチュアル〉は近年当たり前になりつつある「ヘアケアはスキンケアである」という発想のもと作られるヘアケアアイテムのパイオニア的存在。特に頭皮用美容液の「ヘア リチュアル フォーティファイング セラムフォー ザ スカルプ」は、〈シスレー〉らしい植物成分に加え、ビタミンやミネラルを高濃度に配合。美しい髪を育む頭皮環境を整える濃密なセラムだからこそ、髪のボリュームに悩んでいる人はチェックを。

4.〈アストニッシュ〉の「スカルプ ナノミスト」

前田さん連載 第36回

抜け毛や髪のコシ、パサつきや、頭皮の痒みといった深刻な悩みに対してアプローチする〈松倉クリニック&メディカルスパ〉から発売されているドクターズコスメ、「スカルプ ナノミスト」。スプレータイプで頭皮の気になる部分に10〜15プッシュして、優しくマッサージすればOKという手軽さも人気の秘訣。クラリセージやレモン精油が含まれているので、使ったあとのすっきり感もこれからの季節にぴったり。

5.〈ルハク〉の「月桃ナイトリペアオイル」

前田さん連載 第36回

こちらは頭皮専用のアイテムではないものの、シャンプー前のブラッシングに使えば地肌の汚れ落としに最適。肌の再生に欠かせない必須脂肪酸を豊富に含むとともに、「ビタミンの爆弾」と呼ばれるローズヒップを低温で圧搾したオイルに、ザクロ種子油なども植物オイルもブレンド。なめらかなテクスチャーは一日のしめくくりとリラックスにおあつらえ向きな上、もちろんスキンケアにも兼用できるから初めてのヘアケアにも使いやすいかも。

なかなか人と共有し辛い頭皮の悩みだからこそ、おしゃれな実力派アイテムをさりげなく取り入れて、健やかな髪を目指したいものですね。

覚えておきたいチェックポイント3つ

1:近年、頭皮用のアイテムもバラエティ豊かに。悩みに合わせた製品選びが吉
2:予洗いやブラッシングも同じくらい重要。もちろん半乾きで寝るのは絶対NG!
3:頭皮のターンオーバーも約28日。少なくとも1ヶ月使い続ける根気良さが大切

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