ハナコラボ パートナーに聞いた! 働く女子の愛用品「子どもが描いた絵は印刷してポストカードやお菓子袋のタグに」 LEARN 2021.05.26

仕事を頑張る上で欠かせない、持っているだけで気分を高めてくれるアイテムってありますよね。この連載では、ハナコラボ パートナーたちが愛用しているマストアイテムをご紹介。今回は、写真・動画撮影、レシピ開発など、フリーランスでマルチに活躍する永田尚子さんに話を聞きました。

今回、愛用品を紹介してくれるハナコラボ パートナーは…

愛用品 永田さん

名前:永田尚子さん(ながた・なおこ)
職業:写真・動画撮影、レシピ開発ほか
年齢:33歳

2人のお子さんを育てながら、写真・動画撮影、レシピ開発などマルチに活躍する永田さん。昨年の春に、大阪から東京へ引っ越しました。「大阪では子どもを保育園に預けられていたのでお迎えは18:30でしたが、東京では幼稚園のため13:30に。限られた時間でできることを考えた結果、当時勤めていた会社を辞め、フリーランスになることを決意しました」。

現在は、主に企業から依頼された商品をSNS用に自宅で撮影。商品は様々で、食や子ども用品が多い。「おつまみ料理を紹介する動画メディア『TSUMAMO』では、週4回、料理家の中本千尋さんが考えたレシピを撮影し、編集、更新まで担当。そのほか、コミュニティメディア『NEXTWEEKEND』では数ヶ月に1回、『子育て交換日記』というコラムも執筆するなど、色々なことに挑戦しています。元々、気に入った商品を誰かにおすすめするのが好きなので、その商品の企業の方が投稿を見つけてくださり、仕事の依頼をいただけたときはうれしいですね」。

商品の魅力を伝える仕事が多い永田さんですが、はじめた当初は悩みがあったとか。「カメラも料理も、私はプロではないので大丈夫かな…と。でも、何度か仕事をしているうちに“自宅でできる範囲で”“リアルに楽しんでいる感じで”など、あえて本格的ではないものをクライアントが求めていることがわかって。それからは“普通の感覚”を大切に、自分らしく働くようになりました」。

東京に拠点をうつしてから1年、いまの生活のリズムにもだいぶ慣れてきた。「今年から長男が小学生になり、送り迎えがなくなったのでだいぶ楽になりました。とはいえ、コロナ禍で習い事が急になくなるなど、急なスケジュール変更は多い。いまの仕事は好きでやっていることですが、つめ込みすぎると逆にストレスになってしまうため、余白の時間をもちつつ、あとは秋に出産を控えているので無理はせず続けていきたいです。趣味の読書をして、インプットの時間に費やしてみるのもいいかもしれませんね」。

子どもの遊びに欠かせない愛用品。

永田さんは、お子さんと遊ぶときに大切にしていることがある。「大人と子どもが一緒に楽しめることを提案します。子どもの遊びにこちらが合わせすぎてしまうと、どうしても付き合ってあげている気分になり、山積みの洗濯物を畳みたい気持ちに…(笑)。それならば、自分がクレープを食べたいときは『クレープを作ろう』と子どもに提案するなど、こちらからも積極的に発信をして、お互いが全力で遊べるようにしています。そのため、情報収集は必須。特に公園に行けない雨の日は、同い年くらいの子どもがいるお母さんのSNSチェックは欠かせません。そして長男が絵にはまるように、自信が持てるものが1つでも見つかったら伸ばしてあげたいなと。子育ては長く続くものなので、楽しくできたらいいですよね」。

クリップボードとA4サイズのコピー用紙で楽しくお絵かき。

クリップボードとA4サイズのコピー用紙。左下に小さく写っているのが、プラ板の完成品。
クリップボードとA4サイズのコピー用紙。左下に小さく写っているのが、プラ板の完成品。

1人目のお子さんは大のお絵かき好き。「以前はスケッチブックを使っていましたが、何冊あっても足りないので、たくさん描いても罪悪感のないA4サイズのコピー用紙にチェンジ。さらに、試し書きみたいな絵と残しておきたい絵がごっちゃになってしまうのがイヤだったので、本当に気に入ったものはスマホに保存するように。データは、インスタの専用アカウント(@meatball_minato)に公開しています」。ちなみにA4サイズなのは、年齢的にそれ以上小さな絵がうまく描けないから。いつでもどこでも描けるようクリップボードに用紙をはさみ、リュックに入れて持ち歩いているそう。「子供たちはプラ板も好きなので、気に入ったイラストはプリント用プラ板に印刷してキーホルダーやピアスに。とても喜んでくれます」。

完成した絵はコピー機で印刷して、ポストカードやお菓子袋のタグに。

おうち時間で大活躍しているのが、〈Canon〉の家庭用プリンター「PIXUS」。「購入のきっかけは、写真をたくさん印刷して、アルバムの整理がしたかったから。『PIXUS』のいいところはスクエア印刷ができるところ。刷るスピードもはやくてうれしいです。子どもの絵は縮小してポストカードにしたり、作ったお菓子のタグにして友人に配ったり。以前、“子どもが描いた絵を壁に貼ることで、自身の肯定感が上がる”という記事を読んで以来、せっかく描いた絵をしまうのはもったいないと色々工夫するようになりました」。企業やイラストレーターなどがネットで配布する印刷用のデータ「プリンタブル」も活用。「いままで本屋に行かないとなかった塗り絵や間違い探しなどが無料で印刷できるので、おうち時間では本当に助かりました。絵がまだうまく描けない次男は、イラストを印刷した紙に落ち葉やドライフラワーをのせてアートを楽しんでいます」。

お菓子作りがより楽しくなるコック帽とエプロン。

〈IKEA〉のコック帽とエプロンのセットは、1人目のお子さんが1歳のときから愛用。「以前、私がシフォンケーキにはまっていたときに、コック帽とエプロンを着せて仕上げの生クリームとトッピングをお願いしてみたんです。それ以来、お友達の誕生日会でケーキを作るときは必ず着用してトッピングをするように。やはり気分が上がるみたいで、まわりのお友達もみんな持っています」。ケーキ以外のお菓子もお手のもの!「1番好きなのはクッキーで、いつでも作れるように材料は常備しています。粘土みたいに好きな形が作れますし、15分で完成するからいいみたい(笑)。もう一つ、お菓子作りをする際に欠かせないのが、作業台として使っているカッティングボード。「和歌山のカフェで見たカッティングボードがかわいくて。知り合いの木材屋に作ってもらった焼き板に100円ショップの取手をつけて再現してみました」。

【今月の日常の一コマ】“横浜の母”と慕っているももよさん。

愛用品 永田さん

奈良から出てきたばかりの友人と一緒に、友人の母・ももよさんのお家へ。「友人がいない日でも『寄って、寄って〜』と言ってくださるなど、お茶をする親しい間柄。お花に詳しいももよさんは、私が遊びに行くといつもお花と器を用意してくれていて、小さなアレンジメントを作るミニワークショップが始まります。庭で摘ませてもらったお花やハーブを家で飾るのも楽しい時間。関西を飛び出しても母と呼べる人がそばにいてくれることがとっても心強いです」。

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