Hanakoアシスタントエディターが見つけた!今月の気になるニューオープン。 本格的なカレーが食べられるバー!?スパイスの香り漂う、芝大門〈BAR 新海〉へ。
ガラス張りの外観が特徴的な、和モダンなバーを発見。
「スパイスカレーがおいしいバーがある」と聞いてやって来たのは、芝大門にある〈BAR 新海〉。麻布十番店と虎ノ門店に次いで、7月にオープンした新店舗です。バーには珍しいガラス張りの開放的な外観は、店内の雰囲気を覗くことができるので、初めての人でも気軽に扉を開くことができます。
店内は、他店舗と同じく「和モダン」で統一。書道家・田中逸齋氏の書「迎」や和柄のアート、家紋のようなロゴマークをあしらった暖簾などで、日本の伝統的な美しさを表現しています。カウンターだけでなく、4人で座れるテーブル席も充実しているので、複数人での来店ができるのも魅力のひとつです。
カレー好きが高じて、スパイスカレーの昼営業を始めたくなったと話すのは、バーテンダーで店主の新海博之さん。今回は、初めての人にぜひ飲んでもらいたいという人気のカクテルと、看板メニューのスパイスカレーを中心としたボリュームたっぷりのバーフードをご用意いただきました。
デザート感覚で楽しめる、濃厚なフルーツカクテル。
まず出てきたのは、見た目も美しい「季節のフルーツカクテル」。シーズン毎に5種類のレシピが展開される、女性に人気のカクテルシリーズです。ショートグラス一杯に果実1個を使用する「キウイ」と、果肉を皮ごとハンドミキサーにかける「巨峰」は、どちらも素材本来の味を引き出した、秋らしい一杯でした。
カクテルに詳しくない人は、バーテンダーへの「お任せ」を。好みを伝えて、自分にぴったりの一杯を作ってもらうのは、バーならではでの醍醐味です。〈BAR 新海〉ではカクテルの他にも、厳選されたウィスキーやワインはもちろん、国産のクラフトビールやクラフトジン、さらには日本酒にいたるまで、幅広いラインナップを提供しています。
バラエティ豊かな、和テイストのバーフード。
バーフードは人気の「2種のあいがけスパイスカレー」の他に、「しらすと大葉のピザ」や「からすみ風蕎麦」など、食べ応えあるメニューがずらり。カクテルやワインだけでなく、日本酒にも合いそうなメニューが充実しているのがこのお店らしさ。
お目当てのスパイスカレーは、「チキンスープカレー」と「ポークキーマカレー」のあいがけをオーダー。17種類以上のスパイスが入っているとだけあって、食べている最中から身体の奥が温かくなる、沁みわたるようなおいしさが特徴でした。ランチ時にはカレー専門店として営業しているというのも納得の一品です。
取材してみての感想…「いいバーは、最高の食事処にもなる」
今回訪れた〈BAR 新海〉は、バーとして食後に一杯立ち寄ることはもちろん、お腹を空かせて一軒目から訪れることもできる、ハイブリットなお店でした。ウッド調で統一されたくつろぎの空間と、必要以上に背伸びをさせない雰囲気、そしておいしい香りが漂う店内で、ちょっぴり大人なひと時を楽しんでみてはいかがでしょう。
〈芝大門 BAR 新海〉
昼はカレー屋さん、夜はバーとして営業しています。
■東京都港区芝大門2−3−16 東洋ビル1F
■0364529373
■11:00~15:00、17:00~26:00(土は17:00~26:00) 日・祝休
■19席/喫煙(ランチタイムのみ禁煙)
(photo : Hiromi Kurokawa text : Yuya Uemura model : Sayoko Miyazaki)
【お知らせ】メニューや価格(すべて税抜き)は取材当時のものです。Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。