ファン急増!南青山の喫茶店食堂〈喫茶 クレッセント〉の毎日食べたくなる定食ランチとは?
2018.06.11

おかずがぎゅっと詰まってる。 ファン急増!南青山の喫茶店食堂〈喫茶 クレッセント〉の毎日食べたくなる定食ランチとは?

「宇宙べんとう」や「南青山ミックス」といったメニューが目を引く南青山の〈喫茶 クレッセント〉は、連日ファンが詰めかける注目の食堂。おかずがぎゅっと詰まった、毎日食べたくなる定食とは?

編集部 / Hanako編集部

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「食べたい」リクエストが生んだ喫茶店食堂の物語

南青山、骨董通りのお昼時。洒落たカフェやブティックが居並ぶ通りに、手書きの小さな立て看板。「宇宙べんとう」「南青山ミックス」「〝名物〞ぎょうざカレー」!?一見謎めくメニューだが、知る人ぞ知る〈喫茶 クレッセント〉の定番定食を目指して、今日もファンが詰めかける。ビル脇の階段で2階に上り、その扉を開けてみれば……。

店内をゆったり仕切る木製の調度や家具が落ち着いた雰囲気を醸し、カウンターの中では店主の野木早苗さんとスタッフが料理にいそしむ。造りは確かに正統派の喫茶店。が、出てくる料理は一口ごとに元気になる優しい風味。

スコッチエッグ1,100円

メインのおかずと付け合わせの間に距離と溝を感じさせないあれこれのお惣菜が器に詰め込まれた、これは作り手の顔が見えるお弁当のおいしさだ!

野木早苗さん(右)と野菜定食のミーモさん(左)

3年前にここに店を開く以前から彼女の料理のファンは多く、広尾や青山を中心におかずたっぷりの手作り弁当を電動アシスト付き自転車で毎日配達していたという野木さん。たどれば、その起源は静岡・御殿場の郷里で料理旅館を営んでいた祖父母の時代にさかのぼる。引き継いだ父母は食堂を開き、さらに兄の時代にはレストランに。そんな家族の歴史の中で育った野木さんが「誰かのためにおいしい食事を作る」のは、ごく自然なことだったのかもしれない。

東京でアパレルの会社に勤めていた野木さんが一区切りを感じ、新しい仕事を考えていた時、週末限定の食堂をギャラリーに併設するカフェで始めないかと声がかかる。その時必然のように思い起こしたのが、「ばあば」こと祖母の作る餃子のおいしさだった。ばあばの味の記憶を元に作るオリジナル揚げ餃子に特化したその店を皮切りに、野木さんの料理のファンは急増。友人を自宅に招き食事をすれば「お弁当箱に入れて。明日も食べたい!」とリクエスト多数。こうして手作り弁当のデリバリーが始まり、さらに肩を押されて現在の〈クレッセント〉が誕生した。なんとも自然な成り行きも、ここで頬張る日替わり定食「南青山ミックス」のおいしさに納得がいく。

宇宙べんとう トマトソースのミートボール1,100円

「宇宙べんとう」は「南青山ミックス」のテイクアウトバージョン。「この仕事をしようと心に決めた時、『宇宙』という名の下に広がるイメージを与えてくれた知人のアドバイスがあって」と野木さんは笑う。物語の続きはフレッシュな日々の定食に姿を変えて、今日も新たに。

月火限定、mimo’s お野菜定食1,400円
宇宙ドーナツ200円(右)とプリン250円(左)

〈喫茶 クレッセント〉
「宇宙べんとう」のテイクアウトは当日電話で問い合わせると確実。価格は全て税込み。
■東京都港区南青山6-8-3 Rビル2F 
■03-3409-5105
■11:30~16:30(15:30LO) 土日祝休 
■25席/禁煙

(Hanako1156号掲載/photo : Sakiko Nomura text : Chiyo Sagae)

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