特別な日には、特別な味を。記念日に行きたい!東京のトラットリアはここ。
2018.04.16

ひっそり佇む名店。 特別な日には、特別な味を。記念日に行きたい!東京のトラットリアはここ。

トラットリアで食べられる料理の数々は、店主の想いがダイレクトに伝わるような、味わい深いものばかり。その美味しさを求めて足を運ぶ人も急増中。そしておしゃれで落ち着く空間が広がるので、記念日など特別な日にぴったりなんです。

編集部 / Hanako編集部

「東銀座にある編集部からお届けします!」

編集部

1.どんなに先でも待つ価値大のイタリアン〈MESEBABA〉/亀戸

8ヶ月先まで予約の取れないイタリアンは、こんなところに!? という路地の奥にある。外にテーブル席があるのだが、外を希望する人もいるとか。なにしろ、8席しかない。でも、待つ価値大。

髙山大シェフの料理にはイタリアへの愛とリスペクトが詰まっている。決して「イタリア風」ではなく、イタリアの味そのまんま。そして超シンプル。

一見、素朴だが、一口食べたら、計算され尽くした洗練の味わいに、心の底からというか、おなかの底から、「うわっ、おいしい」と思える。頭で感じてるんじゃない。体がちゃんと素直に反応するのだ。

シンプルを極めた「レモンのパスタ」1,500円。その見た目とは裏腹に、レモンの酸味とチーズがマッチして、きりなく食べられそう。

「トマトのスパゲッティ」900円。ベスビオ火山の麓で栽培されているトマトの水煮缶から作ったソース。胡椒は入れない。

「パスタは南イタリアの小さな農家が、無農薬小麦で作って、手干ししたものなんですよ」「トマトのスパゲッティは、トマト料理として食べてほしい」などなど、シェフは、ニコニコ笑いながら、丁寧に答えてくれる。

(Hanako 1123号掲載/photo:Norio Kidera, Kenya Abe(敦煌) text:Michiko Watanabe(MESEBABA, Cignale ENOTECA)edit & text:Hiroko Yabuki)

MESEBABA

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2.今の東京に欠けている伝統的で素朴なイタリア料理を〈NATIVO〉/三軒茶屋

「玉ねぎのオーブン焼き ピエモンテ風」1,300円。イタリアでプライベートシェフを務めていたときによく作ったもの。上にのっているのはセモリナ粉と牛乳のムース。ありふれた玉ねぎを、三ツ星の味に仕上げる技に誰もが驚嘆する。

玉ねぎのオーブン焼きを、こんなに食べたいと思ったことはない。シンプルにして美しく、力強い。ここには食への飽くなき探究心に動かされ、世界各地で料理を作ってきた太田哲雄さんの、料理人としての半生がギュッと詰まっている。

オープンキッチンに立つ、太田哲雄さん。元は有名な精肉店だった不思議な三角形の一軒家。料理と呼応するように、インテリアもアンティークだ。

「ミシュランの一ツ星より二ツ星、二ツ星より三ツ星と、時々の頂点は見てきたつもりです。でも、真のオリジナルを生み出しているのは、〈エル・ブジ〉や〈ノーマ〉などひと握り。似たようなものを作るぐらいなら、今まで自分がやってきた料理をもう一度見直したい。混沌とした今の東京の食に欠けているものは、まさに伝統的な素朴さなのではないかと思い、ここに辿り着きました」

パン生地をこねる太田さん。カウンターから、シェフの仕事ぶりがよく見える。

選んだのは、いちばん長く10年あまりを過ごしたイタリアの伝統料理。手法も伝統を大切にする。件の玉ねぎもピエモンテの郷土料理が原型。「過剰に手を加えて主役がわからなくなってしまったものより、例えばニンジンだけを使った料理でも三ツ星は取れると思っています」

(Hanako1146号掲載/photo : Norio Kidera text : Yuko Saito)

NATIVO

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特別な日を盛り上げる、素敵なお店ばかり!

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